能率技師のメモ帳

マネジメント理論を世のため人のために役立てるために・・・
中小企業診断士・特定社会保険労務士のソーシャル備忘録

山崎亮とゆく コミュニティデザインの現場 ソーシャルな人々に必読の一冊です

2013年11月30日 | 本と雑誌

「山崎亮とゆく コミュニティデザインの現場」

渡辺直子著 繊研新聞社刊 1800円+税


なかなか分かりにくいココミュニティデザイン、ソーシャルデザインを全ページカラーでビジュアルにレポートした一冊。

おろしろく読みました。


コミュニティデザイナーという言葉を作り上げた山崎さんの活動や基本的な考え方、現場重視の姿勢が随所に盛り込まれています。

山崎さんを中心に運営されているスタジオL。

隠岐の島、延岡、鹿児島、瀬戸内の島などでさまざまなプロジェクトを展開されています。


つくらないデザイン」「目に見えるものをつくらない」「人の輪、コミュニティをつくる」といった独自の視点に基づくコンセプトが少子高齢化の真っただ中にある、この国を救うのではないかと思った次第です。


この「コミュニティデザイナー」という言葉も、あるプロジェクトでランドスケープデザイナーが2人おり、どちらも山崎さんという名前。

これを区別するためにコミュニティデザイナーという言葉を使ったそうです。


ソーシャルデザインを進めていく上で大切な視点、

行動が11にまとめられていたので紹介させていただきます。


1.他人事を自分事に近づける。参加者を運動者に。

2.小さく生んで、やさしく育てる。

3.一万人1階り100人100回

4.発明でまちを変える

5.金儲けではなく人儲けをする。

6.毎日、新しい答えを見つける

7.楽しいことをベースに、関係性を耕す

8.選択肢を示して、結論は住民が出す

9.生活を軸にしたデザインをする

10.去るという前提を共有する 最長でも5年とのことです

11.一石二鳥以上を狙う

同書の中で一番引っかかったキーワードが、「同一化と効率化の中で行き詰った日本社会」という言葉

高度成長期、バブル期までは、先進諸国に追いつけ追い越せで良かったのかもしれませんがその後も同じ路線をひちすら走り続けてしまった・・・その弊害が縮んでいる日本の社会に大きな社会的課題を生んでいる・・・。


それを解決する方法論の一つがコミュニティデザインやソーシャルデザイン。

ぜひとも読んでいただきたい一

コスパも高い同書です。


東京都現代美術館 下町に輝く美的空間に感動!六本木の新国立美術館よりも、こちらの方が好みいです

2013年11月28日 | 美術館・アート

東京都現代美術館。

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なぜ下町にある?という疑問もあったのですが、この美術館のアーキテクチャは一見の価値ありです。

この美術館の原点は、1926年にあるそうで、今のカタチになったのが1995年・・・。

ちょうどwindows95がこの世に出た時期です。

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広々した土地に余裕をもって立つ美術館。

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東京メトロの清澄白河駅から少し歩きますが、

その通りの名称は「美術館通り」。

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企画展として開催されていたのは、「クリスタライズby吉岡徳仁」。

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個人的には、六本木の新国立美術館よりも、こちらの方が好み・・・。

定期的に訪れてみたい魅惑の建築物です。

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東京深川 清澄庭園 水に親しめる一押しの都立庭園です・・・都心の名園

2013年11月25日 | まち歩き

東京・深川にある清澄庭園。

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紀伊国屋文左衛門の別荘、その後三菱グループを築いた岩崎家三代が完成させた庭園と言われています。

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この庭園は、池を中心とした、いわば水に親しむための庭園。

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それから、

様々な石で構成された「名石の庭園」ということが出来ます。

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個人的には、都立の庭園で最も好きな庭園です。

六義園や新宿御苑も素晴らしい大名庭園ですが、ここ清澄庭園は、コンパクトガーデンとしての魅力を持っています。

清澄庭園は、東京湾にも近いため、鴨に交じって、カモメがエサ争奪戦に参加しています。

都心の名園です。

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東京・下町 B級グルメ散歩 元祖カレーパンを食しました 下町のお店・・・恐るべし!

2013年11月24日 | 食・レシピ

今日は、両国へ。

午後から、中小企業診断士の更新研修があるため、午前中を活用して東京都現代美術館、清澄庭園をお散歩。

その間、さまざまな下町のB級グルメを堪能することが出来ました。

まずは、テイクアウト。


日本最初のカレーパンで有名な「カトレア」。

森下にある昭和のパン屋さん。

明治10年創業の老舗。

昭和2年(1927年)に「洋食パン」として元祖カレーパンを販売。

実用新案を取得したとのことです。

1個200円。

休みの日を除いて、毎日、7時、9時、11時、15時に揚げたてが楽しめるそうです。

揚げたててで温かく、多少ピリカラのカレーパンは絶品でした。

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以前、よく通っていた馬肉で有名な「桜なべ・みの家」。

まだまだ健在で営業されていました。

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1954年に建てられた下町風情漂う木造店舗は、今も健在。

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昼からビールは飲めないので、

また、

ビール抜きの桜鍋は考えられないので、みの家さんは断念。深川丼へ・・・。


その途中、池上正太郎さんのゆかりの地。

「鬼平犯科帳」の鬼平がよく通っていた軍鶏鍋屋「五鉄」(なんともいい店名ですね・・・)がこのあたりにあったそうです。

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軍鶏鍋のカンバンを発見し、なんだか愉快な気持ちになった次第です。


東京五輪点火!日本の企業や個人は本気で動き始めたのか?東京五輪点火、駆け出した企業と個人

2013年11月23日 | 本と雑誌

日経ビジネス誌2013.11.25号の特集は、「東京五輪点火 駆け出した企業と個人」。

 

2020年の東京オリンピックの招致が決まって2か月。

その喜びが多少トーンダウンしているようにも思います。

 

各企業では五輪チャンスを最大限に活用する施策を練っていると思うのですが、

まだまだ本気度は低いようにも思います。

 

今回の日経ビジネス誌の同特集からキーワードを拾ってみました。

 

「新・日本流で競い合え」

・インフラ(暑さ対策にもマト)

・おもてなし(あなたの自宅が即席ホテルに)

・食(内弁慶な和食を変える)

・イノベーション(ドーピングに科学の目が光る)

・スキル(一億総参加 個人狙う企業)」

「今に息づく50年前の革新」

「開催国の覚悟と責任」

「TOKYO 未来への跳躍」


日経ビジネス誌らしく、もう少し突っ込んだ提言があってもよかったかなとは思うのですが、

同特集は、次の言葉で締めくくられています。

 

「この7年間をどう過ごすかで、その先の日本のカタチが決まる。東京、そして、日本は、五輪とパラリンピックを通じて、再び世界に存在感を示せるのか。

跳躍へのまたとないチャンスが、56年ぶりに巡ってきた。」


本当にそのとおりだと思います。

少子高齢化の進む中、

世界に新しい経済モデル、都市モデル、生活モデルを発信できる最後のチャンスなのではないかと考えています。


ラクロスをはじめて観ました オシャレどころか、かなりハードなスポーツ!!!

2013年11月20日 | スポーツ

駒沢オリンピック公園で、生のラクロスを観る機会がありました。

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ラクロスというと、オシャレな女子大生がファッションでやるものという先入観が完全に覆され、むしろ当たりの激しいアイスホッケーに近いのではと感じた次第です。

このスポーツは、おそらく米国生まれ。ベースボールなどと同じ起源をもつもののようにも思えました。

スティックボールから進化していったもの、そこに欧州のポロやホッケーの要素を取り入れたのではないかと感じた次第です。

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早稲田大学vs.明治大学の一戦


ヘルメットとプロテクタを付けて戦うのは、アメリカンフットボールと同様。

ラクロスの、あのボールが顔面を直撃したら、マジでたいへんなことになると思います。

わたし自身、大学時代にアメフトをやっていたのですが、ヘルメットにマウスピース、ショルダにシンパッド、サイパッド・・・それにエルボーまで付けてやっていました。

それでもケガをするスポーツ。へとへとに疲れて帰宅・・・>


シャワーを浴びて、食事もとれないほど疲れ果てて就寝。朝起きてみると、どうも脇腹が痛い・・・医者に行ってみるとあばら骨にヒビ・・・そんなことがよくありました。

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Webでラクロスを検索すると、

男子と女子で人数が異なる・・・そんな情報も手にすることが出来ました。

日本には、なかなか馴染まないスポーツのようにも思えますが、

一度はまると奥行きの深いスポーツのようにも思えました。


ファッション&ラグジュアリー企業のマネジメント ブランド経営をデザインする ブランドマネジメント

2013年11月19日 | 本と雑誌

「ファッション&ラグジュアリー企業のマネジメント ブランド経営をデザインする」

エリカ・コルベリーニ+ステファニア・サヴィオロ著 長沢伸也+森本美紀監訳

東洋経済新報社刊 3500円+税


著者は、ボッコリーニ大学大学院の2人。

翻訳は、早稲田大学大学院の長沢教授。

早稲田大学ラグジュアリーブランディング研究所長です。

早稲田らしからぬブランド研究。

が、同書は、世界中の有名ブランドを追っかけるには最適な一冊です。


目次

第1部 ファッション&ラグジュアリー企業の定義づけ

第2部 国別モデル

第3部 産業セグメント、ビジネスモデルおよび消費の推進力

第4部 ブランドマネジメント


「古代からファッション&ラグジュアリーは、われわれの文化に、我我の自己認識と差異化に、それゆえ我々の社会的なアイデンティティに関連した、これらの2つの現象としての人間共通の経験の一部であった。」

と同書は始まります。


この本には、写真掲載が一切ありません。

しかしながら、読み進めるにしたがって、ブランドのロゴマークが脳裏に浮かぶ・・・そんな一冊です。


ファド・・・ファッション・・・ベーシック商品・・・といった製品のライフサイクルがありますが、

同書では教科書的な分析だけではなく、感性、センスといった主観的な視点からも、しっかりと分析されています。


成功しているブランドには、涙ぐましい様々な裏の努力があるのです。

ファッション、小売、アバレル、サービスに携わる方には、ぜひとも読んでいただきたい一冊です。


350ページの同書には、「結論」というコーナーがあります。

ここだけでも一読いただけると明日からのサービス水準が変わってくると思います。

久々に芯のある本を読むことが出来ました。


ホープ軒 東京・千駄ヶ谷の魅惑のラーメン 学生時代を思い出す、やみつきになる味

2013年11月18日 | グルメ

学生時代によく食べていたホープ軒のラーメン・・・。

テレビ東京の番組で見て、ずっと食べてみたいと思っていました。

東京ラーメンショーで思い出したのが、やはりホープ軒。

たまたま千駄ヶ谷に行く機会があり、念願のホープ軒に行くことが出来ました。

ヤッタ!

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あのカウンターで立ち食いする濃厚な味。

トッピングのネギ(無料)をたっぷり入れ、食す一杯。至福の瞬間です。

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少し太麺、濃厚な味のホープ軒・・・命の洗濯が出来た一杯でした・・・。

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ブランドカラーの黄色・・・それを見ただけで学生時代にワープでした楽しい週末でした。

ホープ軒、サイコーです!!


東京ラーメンショー2013 駒沢五輪公園がラーメンファンの聖地に!函館塩ラーメン海&蒙古タンメン中本

2013年11月17日 | グルメ

東京ラーメンショーに行ってきました。

2009年に始まったこのラーメンイベント。

今年で5回目となります。

ラーメン好きにとってはタマラナイ恒例のイベントです。


ラーメン二杯を食すため、朝食をスキップ。

2杯で通常のラーメン店の大盛の量となるため、お腹を空かすため、徒歩で会場まで行くことにしました。

会場の駒沢オリンピック公園まで約25分・・・少し早足で・・・。

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今年の方針は、北海道のラーメンと九州のラーメンを食べること。

さらに、一杯目はあっさり系、2杯目はこってり系という展開で臨むことにしました。

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まずは、チケットを2枚購入。

入口で公式ガイドブック(無料)をいただき熟読。

今回も日本ラーメン協会共催。東京都、農水省、世田谷区、目黒区、読売新聞社等が後援しています。

ガイドブックの広告は、日清食品のグータ、ラ王など・・・。

ラーメン好きにとっては、なかなか面白く読むことのできる一冊です。

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一杯800円というのは少し高い感じがするのですが、これはテーマパークで遊ぶのと同じ・・・価格弾力性は低いのです。

もっとも長蛇の列だったのが、「札幌濃厚味噌ラーメン」。

すでに100名以上の方が行儀よく並んでいます。様々な名店で行列慣れしているラーメンファン・・・さすがです。

最初の狙いは、「函館塩ラーメン 海」。

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最初の一杯目は、文字通りあっさり系。

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なんとホタテが1個まるごと入っています。

さらに、イカ、チャーシュー、煮玉子、ワカメ、ネギ。なかなかゴージャスな一杯。

函館にある「えん楽」「次郎長」などがコラボしたこのラーメン。

北海道の香りで幸せ感をしっかり味わうことが出来ました。

食券をさばくオジサンも本当に親切・・・気持ちよくいただくことが出来ました。

ありがとうございました。


そして、2杯目はコッテリ系。

蒙古タンメン中本×博多新風の「味噌とんチャーシュー麺」。

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セブンイレブンの7プレミアム「蒙古タンメン中本」でも有名。

なかなか期待大です。

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味噌とんこつ、細麺がマッチした美味しいラーメンでした。

スタッフの方はみな若く、元気な声掛けがあり、こちらも気持ちよく食すことができました。


お腹いっぱいになり、帰路につくことに・・・。


紅葉、秋の風に包まれて、平和で充実した1日を過ごすことが出来ました。

11月20日からの第2幕も期待しています!

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図解 一目でわかる!世界経済地図 これから三年後、伸びる国、沈む国 VISTA MENA VIP

2013年11月16日 | 本と雑誌

「図解 一目でわかる!世界経済地図 これから三年後、伸びる国、沈む国」

ワールドエコノミー研究会編

PHP研究所刊 1000円+税


複雑に絡み合う国際経済情勢・・・それを新書版サイズで全般、全容を解説する、なかなか贅沢な一冊です。

特段の新しさはないのですが、アタマの整理には最適な一冊です。


目次

序章 世界経済の今を知る

第1章 北中米経済

第2章 アジア経済 ミャンマーやカンボジアも取り上げられています

第3章 ヨーロッパ経済 デンマークやスイスの経済解説も

第4章 中東・アフリカ経済 ボツワナ、アンゴラ、ケニア、ルアンダ、ザンビアなど

第5章 南米・オセアニア経済


各国ごとに、面積、人口、通貨、経済成長率、GDP、失業率、ビッグマック指数がデータとして掲載されており、各国の比較が可能でとても便利。

また、国ごとの見出しがキャッチコピー的に表現されており興味深く読むことが出来ます。


たとえば、

「中国 問題山積み!奇跡の経済成長も終焉間近?」

 

「韓国 グローバル戦略で成功したが、経済構造はあまりに危険!」

 

「フィリピン BOPビジネスに成功し、アジアの病人から脱出」

 

「スペイン 若年層の失業率50%以上 バブルに踊りすぎた情熱の国」

 

「カタール 税金なし、教育も医療のタダ 至れりつくせりの世界で最も裕福な国」

といった感じです。


BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国)の急速な経済成長にも多少曇りが見えてきている昨今ですが、

それに続く新興国には、VISTA、MENA、VIPというグループがあるとのことです。

欧州の経済問題国ポルトガル、アイルランド、ギリシャ、スペインをPIGS(ピッグス)と呼んでいるようですが、

VISTA、MENA、VIP、ネキスト11はこれからの世界経済をけん引するであろう希望の国々です。


VISTA(ビスタ)・・・ベトナム、インドネシア、南アフリカ、トルコ、アルゼンチン


MENA(ミーナ)・・・中東、北アフリカ→UAE、イスラエル、エジプト、オマーン、カタール、クウェート、サウジアラビア、トルコ、バーレーン、モロッコ、ヨルダン


VIP・・・ベトナム、インドネシア、フィリピン


国境を越えてマネーが行きかうグローバル経済・・・。

政治、ミリタリー、外交なども含めて多様な動きがさらに加速していきそうな感じがします。