テレビは、ニュース程度しか見ない人ですが、自分の部屋用に小型テレビを買いました。
購入したのは、経営危機に瀕しているシャープの液晶テレビ。
たまたま訪れた家電量販店で、何となく気になり見ていると店員さんが寄ってきて説明を受けることになりました。
あまりに安かったため、買うことに・・・。
シャープの製品が、ここまで落ちていることに、結構ショックを受けた次第です。
前面の左下に「世界の亀山モデル」というシールが、なぜかもの悲しさを感じさせます。
数年前まで、超優良企業と称されていたシャープ・・・いまやサムソンやホンファイの傘下に入りつつあります。
あの時、堺工場を建てていなかったら・・・あの時、亀山工場の縮小をしていたら・・・などなど結果論としては、いくらでも語れますが、ギャンブルさながらの投資が雌雄を決するこの業界・・・。
ひょっとして、勝ち組に入っていたかもしれません。
一時期は、シャープのトップマネジメントや幹部社員の傲慢な態度がマスコミにも叩かれました。
取引企業への上から目線、海外企業への蔑視・・・などです。
勝てば官軍・・・逆に大きな自信とプライド、誇りがないとこの業界では戦っていけないとは思うのですが・・・。
LC-20F5という品番の製品は、液晶画面も美しく、ワイヤレスのため部屋中どこでも持ち運ぶことができます。
折り畳み式の取っ手も付いており、とても便利です。
わたしの友人に、家電はとにかく安いもの、機能さえ最低条件を満たせばよいという人間がいます。
聞いてみると、テレビはサムソン、白物家電はLGや中国製とのこと。
ちなみに価格はメイドインジャパンの2分の1だそうです。
毎日接する家電ということもあり、自分自身、やはり日本製にこだわります。
パナソニック、ソニー、日立、東芝、そしてシャープ・・・。
今回は、シャープの復活に一票入れました。