能率技師のメモ帳

マネジメント理論を世のため人のために役立てるために・・・
中小企業診断士・特定社会保険労務士のソーシャル備忘録

エルピーダ会社更生法申請の衝撃・・・がんばれ!ニッポンのものづくり!

2012年02月27日 | 社会・経済

日経ニュースでエルピーダメモリの会社更生法申請を知り大きな衝撃を受けました。

負債額4480億円。

製造業としては過去最大との報道です。


エルピーダと言えば、唯一残された「日の丸半導体」の最後の砦。


ここ数カ月厳しい情報は流れていましたが、まさかこうなるとは・・・。

日本の電機メーカーなどがスポンサーとして登場するものと思っていました。

しかしながら、パナソニックもシャープも本年度は赤字計上の大苦戦。

とてもエルピーダを救える余裕さえなかったのでしょう。


となると、台湾や韓国の企業に渡るという可能性もあると思います。

東京本社や主力の広島工場にも中国語やハングル語の表示が掲げられる日も遠くないかもしれません。


多少緩和されつつある円高とは言え、まだまだ厳しい環境が続きます。

台湾や韓国の半導体、DRAMメーカーも強力な競争力をつけています。

エルピーダからどのような更生計画が出てくるのか気になるところです。

また、更生管財人や刷新される経営陣がどのような陣容になるのかも気がかりです。


がんばれ!ニッポンのものづくり!・・・思わず叫んでしまった夕刻でした。


金の社員・銀の社員・銅の社員 自分をマネジメントする方法 金メダル社員になるための方法論

2012年02月25日 | 本と雑誌

金の社員・銀の社員・銅の社員-自分をマネジメントする方法-

秋元征紘・田所邦雄著

文春新書 750円+税


最近、ビジネスパースンの修飾語に使われる「残念な・・・」「もったいない・・・」といった形容詞。

本書もオリンピックのメダルの色でビジネスマンや会社を分類という試みを提示しています。

めざせ、金メダル社員!が著者の主張だと思います。


自分自身、とても優秀なビジネスパースンとは言えず(笑)、最近では、組織に対するボヤキも口にしてヒンシャクをかっているところです。

組織人としてウン十年も暮らしていると、組織の良いところも悪いところもよく見えてきます。

組織は、経営学の教科書に載っているような美しいモデルではなく、むしろサファリパークのような野生の王国に近いものだと思います。

ライオンもいれば、キリンもいて、サルやヘビもいる・・・そこに個々人の好き嫌いや政治力や声の大きさ等によってバランスをとるようにドタバタする・・・動物園の猿山のようなものだと考えています。


機能に基づきロジカルに組織構築をしたとしても、そこで繰り返されるのは、猿山のサルたち・・・。

客観的に見ていると、とてもコミカルで面白い。

人間というのは、本当に興味深い研究対象だと思います。


さて、本書では、金メダル社員になるための方法論、金メダル社員を育てる上司になるための方法論を具体的に紹介しています。

著者は、外資系企業に長年勤められた方で、日本株式会社のジャパニーズビジネスマンとは多少異なる角度からの切り込みを行います。

ワントゥワンミーティングやオフサイトミーティングなど少し手垢のついた手法も再度紹介しながら、現場の泥臭さ感も加味しているところが好感が持てます。


同書によると、金メダル社員になるための方法論はたったの3つ。


1.現在の仕事との適合性・・・自分の人生と会社の方針をリンクさせる努力をする。


2.コミュニケーション・・・ホウレンソウとコミュニケーションの徹底。


3.仕事に対する前向きな姿勢・・・受け身にならないこと、挑戦し、よく考え、さらには批判精神を持つこと。


そのとおりだと思います。

基本の基本というか、原理原則というか、ポジィティブに会社生活を送るためには、目的と手段をしっかりとリンクさせながら前向きにやるということに尽きると思います。

サラリーパースンであれば、一度、手に取っていただきたい一冊です。


天野篤順天堂大学教授に感動!天皇陛下の手術成功に一安心 本当によかったです

2012年02月20日 | 日記・エッセイ・コラム

心臓の手術というだけでドキドキ。

しかも患者さんが天皇陛下というだけで、ものすごいプレッシャーだと思います。


その執刀を行ったのが、天野篤順天堂大学教授。

「ゴットハンド」と呼ばれる現代のブラックジャックです。

世界的にも有名な心臓手術の権威とのこと。

スーパーエリートの東大医学部の先生方が全てを託した天野教授。

本当に敬服します。


天野教授は、三年間の浪人に末、日本大学医学部に入学。

お父様の心臓病に接し、入学当時から心臓医をめざし、さまざまな病院で武者修行したという経歴。

スコミからは、雑草と呼ばれているようです。


でも、本当にそうでしょうか?

失敗すれば、日本中、いや世界中から非難をあびる天皇陛下の手術。

東大の先生でも腰が引けている中、東大医学部からの要請で執刀、そして、成功。

術後のインタビューでも、かなり慎重な答弁。

本当にすごい人だと思いました。


明確な目標、仕事に対する志、ひたむきな修行、絶対的な自信・・・。

天野先生のクールな姿勢、態度。

天野先生、感動をいただき、本当にありがとうございました。

勇気づけられました。


120年の歴史と信用が一瞬に崩壊「東洋経済」 東洋経済新報社編集長の愚行・・・がっくりです

2012年02月19日 | 本と雑誌

報道によると、週刊東洋経済の三上編集長(46歳)がJR京浜東北線電車内で痴漢として現行犯逮捕。

二人の女性のお尻をさわったとのこと。

記事によると「酒を飲んでいたので覚えていない・・・」。

週刊東洋経済2月25日号の特集は「鉄道再起動」・・・シャレになりません!


100年以上の歴史を持ち、日経ビジネスやエコノミストとともに三大経済誌ともいえる東洋経済。

その伝統と信用が一瞬の間に崩れ去ったように思います。

個人的には、三大誌の中で最もニュートラルで飾りがなく真面目な経済誌として毎週読んでいたのですが、次週号からはストップしようと思っています。

これまで、さんざん企業の社会的責任、CSR、コンプライアンス、リスクマネジメント・・・さらには昨年11月には「教養は力なり」と主張。

真面目な取材記者たちが一所懸命集めたリソースによる誌面構成には好感が持てました。


が、編集長の愚行。


当分の間、同誌で企業倫理だとか、政府の経済政策への批判だとか、不祥事件への追及だとかは語ってほしくないと思います。

大王製紙事件の時の記事を思い出してください。

上場企業の不祥事と今回の事件は同じレベル、つまり経済ジャーナリズムの信用を崩したということです。

今後、東洋経済という題字を見るたびに、痴漢という愚行とオーバーラップすることになるでしょう。

これは、読者にとっても苦しみです。


日本を代表する歴史ある経済誌の編集長であれば、一般人以上の高貴な役割・責任があるはずです。

同じマスコミでも、文屋さん(新聞社)やテレビ局等とは異なりマスコミ人乗りのバンカラや蛮行は許されず、日本株式会社を代表する出来るビジネスパースン、ニッポンの有能な組織人という位置づけが「東洋経済」編集長に求められていたと思います。

そうでなければ、読者である経営者やビジネスパースンに伝わらないからです。

今回の事件、本当に残念です。


企業内診断士の可能性 企業診断ニュース2月号 NEC診断士会 アサヒビール診断士会

2012年02月19日 | マネジメント

企業内診断士とは、中小企業診断士資格を持って企業や団体に勤めているサラリーマンのことです。

中小企業診断士の多くが、この企業内診断士。

いっぽう独立している中小企業診断士を「プロコン」と呼んでいます。


中小企業診断協会が会員向けに発行している月刊「企業診断ニュース」2月号に、NECグループ診断士会が取り上げられています。

アサヒビールとともに中小企業診断士の社内のオフィシャルな組織として有名です。


記事によると、NECグループ診断士会の概要は、次のようなものです。


設立・・・2010年

活動目的・・・中小企業診断士として挑戦、進化し続けることにより、社会・会社・メンバーへ貢献する。

活動概要・・・2~3カ月に一度の定例会と個別プロジェクト

会員数・・・93名


もともと問題意識、キャリア開発意識の高い方々が多いため、こうした活動は組織に横串を刺すことにもつながり何らかのシナジー効果が発揮されるものと思います。

また、偏差値で障壁を作る「学閥」とは異なり、同じ釜の飯を食った仲間意識という一体感は、組織にとっても悪影響の少ないものと思います。

苦労して一次試験、二次試験を突破、三次の実習で悩みぬいたという土台は、議論しても、ブレストしても並み以上の成果を出すと思います。


最近では、プロボノとかソーシャルビジネスが脚光を浴びていますが、こうした大手企業の診断士会から新しい診断士の活躍モデルが出てくるのではないでしょうか。


自分自身が学んだこと、経験したこと・・・それを社会に還元して、お役立ちする・・・。

それこそが最大の自己実現であると思います。


放送大学でリベラルアーツを学ぶ 5つのお得・放送大学のすすめ 日本で最もコスパが高い大学です

2012年02月19日 | 受験・学校

来年度の放送大学選科履修生に申し込みました。

放送大学フリーク、まさに放送大学オタクです。

新年度は、西洋哲学と人文地理学にチャレンジしようかなと考えています。


昨年、放送大学大学院文化科学研究科社会経営科学プログラムを修了。

修士(学術)の学位をいただきました。

その後も教養学部の選科履修生として、「グローバル化と日本のものづくり」「技術経営の考え方」を履修。

学生を続けています(笑)。


昨年まで所属していたゼミナールのメーリングリストから毎日のように来るメール。

後輩方も頑張っているんだなあ、と微笑ましい気持ちになります。


放送大学の良さは、次の5点にあると考えています。


1.社会人でありながら、学生でいられること

科目履修生でも選科履修生でも、ちゃんと学生証も発行されますし、ケータイやソフトウェアでアカデミックディスカウントが受けられる場合もあるそうです。

わたしは、映画館や美術館で放送大学の学生証を提示すると全て大学生料金で入場することができます。


2.学習センターが使えること

各都道府県に設置されている学習センターが無料で使用できます。

場合によっては駐車場も無料。大

学図書館も使用できるところもあり、各種勉強や調べものをするには最適の環境です。

冷暖房完備、学食つき、土日に活用できます(ただし、祝日は休館)。


3.やる気をもらえること

放送大学は、さまざまな学生がいます。

老若男女、80歳のおばあさんから高卒の19歳の男の子までさまざま・・・。

学校の先生やサラリーマン、車椅子のハンディキャップを乗り越えて通学される障害者の方・・・。

特に単位修得試験では、このような多様な方々が単位取得のために必死で勉強している光景を見ることが出来ます。

ラインマーカーで色づいた印刷教材、しっかり書き込まれたノート類・・・。

自分などまだまだ甘いな~と感じさせる場面に遭遇することが度々あります。

そう、放送大学では、人からのやる気、エネルギーをいただき、自分の空タンクを満たすことができるのです。


4.優れた印刷教材

放送大学の印刷教材(いわゆるテキストです)は、どの科目をとっても秀逸です。

印刷教材を読めば、放送を見なくとも理解できるように記述されているため、本当によくまとまっています。

大きな書店で販売していますので、ぜひともご覧ください。


5.リベラルアーツを学べること

放送大学には、教養学部という一学部しかありません。

教養とは、個人的には人文科学、良識(コモンセンス)という理解をしています。

人生や社会の土台となっている哲学、文学、歴史・・・。

これらを学ぶことによって、より豊かな、より充実した生き方ができるように思います。


2012年度の学生募集の締め切りまで、あとわずか。

各都道府県にある最寄りの放送大学学習センターに見学に行かれることをお勧めします。


キュレーションの時代 情報をいかに取捨選択するか?情報の海に溺れないように ・・・

2012年02月18日 | 社会・経済

最近、書店の店頭に「キュレーション」と題した書籍が目立つようになってきました。


この言葉、どのように情報を収集、整理するか?という意味だそうです。


美術館や博物館の学芸員のことを「キュレータ」と呼ぶらしく、その美術館や博物館にある所蔵品・美術品を体系的、構造化して説明できるスキルや専門知識を持っているということです。

「なんとか展」や「××博覧会」などには、このキュレータが大活躍、企画やオプションまでを手掛けるということです。


これが転じて、ビジネスの世界でもキュレーションやキュレータという言葉が出てきました。

氾濫する情報やデータをどう処理するか?

ある事象や出来事をどうとらえるか?

そういったスキルが求められるようになったということなのでしょう。


今では、インターネットのみならず、ツイッターやフェイスブックといったソーシャルメディア、そしてテレビ番組表ではBSのみならずCSやビデオデマンドまで、情報の氾濫どころか、それを見ているだけで一日が終わる、いやそれでも見切れないという現状だと思います。


最近では、「情報による自己表現」ということでブログやツイッターが花盛り・・・。

さらにこれらのメディアを通じて同じ価値観を持った人たちがグループを形成し始めました。

わたし自身も同じ分野の関心を持つ知人、友人と新しいメディアを通じて交流、新しい気づきを日々いただいているところです。


最近の「キュレーション」という言葉の舞台は、やはりネット上。

もっと具体的にいうとネット上の情報を収集し、いかにまとめるかということだと考えています。


イメージ的には、2チャンネルの「まとめ」のような存在だと思います。

日々ますます増大する情報・・・。

溺れないように気を付けたいところです。


超訳「哲学用語」事典 小川仁志著・・・哲学は面白い!文庫本で哲学できる一冊です

2012年02月12日 | 本と雑誌

超訳「哲学用語」事典 

小川仁志著 

PHP文庫 648円


法学部に入学した時、「よし遊ぶぞ!」という若気の至りにブレーキをかけていただいた哲学の教授。

ギリシャ哲学からカントやウィトゲンシュタインまで、身近な事例を用いながら、かつ高尚な講義内容は、「知」の世界の扉を開きました。

まで知らなかった世界に踏み込む冒険心、リベラルアーツの面白さのツボを刺激し、学問することを基礎づけていただいたように思います。

八幡教授、ありがとうございました。


当時、アプリオリな概念、アガペー、レゾンデートル、アウフヘーベン・・・といった難解な哲学用語を理解するのに大変苦労したことを覚えています。

図書館で哲学用語辞典を調べるものの、その解説が理解できない・・・。

教授に質問しても、この本を読んだら・・・という指示があるのみ。

哲学という学問は、まずは、部屋にこもって徹底的に読書することしかないのかも知れません。


その風潮に新しい流れが生じ始めたのは、フジテレビの「お厚いのがお好き?」。

小山薫堂氏企画の見るだけでわかる哲学の簡易解説。

この番組で、哲学ファンになさった人も多いと思います。


そして、今回の一冊は、今までの哲学業界に新風を吹かせる一冊。


日本の頑固でアタマガチガチの哲学学者の先生方は、思いっきり無視するか、バカ呼ばわりするかのどちらかだと思います。


著者の小川仁志氏は、奥付によると高専の准教授。

1970年生まれ。

京大卒業後、伊藤忠商事、4年間のフリーター、名古屋市役所へて現職。博士(人間科学・名古屋市立大学)。

なかなか哲学者的な風情がありそうな魅力ある人物像です。


この超訳本は、一言でいうと難解な哲学用語を、意訳してワンフレーズで言い切ってしまおうという試み。

全体的に、とてもバランスが取れた意訳ぶりに膝を叩きました。


たとえば、


「ルサンチマン」・・・負け惜しみ


「アガペー」・・・無償の愛


「イデア」・・・理想像


「アンガージュマン」・・・積極的なかかわり


「定言命法」・・・無条件の義務


「アンチノミー」・・・どっちも成り立つこと


「正義」・・・社会における平等のこと


といった具合です。


小川准教授は、PHP新書から「人生をやり直すための哲学」も出しています。

高尚な西洋哲学をベースに身の上相談しようという試みも新規性があり、思わず買ってしまいました。

夫婦仲が悪い場合ソクラテスならどう答えるか、仕事の成果が上がらないときヘーゲルならどう回答するか・・・という身の上相談が20テーマ掲載されています。

小川氏は、哲学カフェも主催されているようで、まさに西洋哲学の民主化の旗手と呼べると思います。

文庫本で哲学できる一冊。

お勧めです。


サラリーマンがやってはいけない 90のリスト サラリーマン、管理職としてのサバイバルの方法

2012年02月11日 | 本と雑誌

「サラリーマンがやってはいけない 90のリスト」 

福田秀人著 

ぱる出版 1470円


キャッチコピーが「大リストラ時代に生き残る!」「君は、やってはいけないことを一生懸命、やっていないか?」と少々過激。


著者の福田氏は、ランチェスター戦略学会副会長。

立教大学教授や会社経営に携わってこられた方。

学者特有の理屈だけ理論だけの主張ではなく、経営の現場、マネジメントの現場に即したリアル感が本書の随所に織り込まれています。


著者は、「部下の存在をサラリーマン最大の脅威」と主張。

管理職や経営に従事された方は、思わずニヤリとされると思います。

エージェンシー理論、情報の非対称性、労基法等の存在・・・いわゆるヒラ社員は、楽!です。

有事の際に、直撃弾を受けて抹殺されるのは、部下ではなく、上司。

また、下からの突き上げ、上からの指示命令・・・本当にリスクに取り囲まれているといえます。


「若いときにトップを走った人間は、いつのまにか会社からいなくなり、消息も途絶える」というジンクスを取り上げ、サラリーマンサバイバルのため、5つの条件を提示しています。


1.総合評価でBクラス(まあまあできる)をキープする。

 

2.間抜けな失敗をしないように足元を固める。


3.大きな成果を狙わず、小さな成果を積み重ねる。


4.想定外の問題には、完全な解決にこだわらず素早く対応する。


5.リストラ対象者の選考にかかわる面々に嫌悪感をもたれない。


なるほど!という感じです。


さらに、ゲーム理論やハイリスクハイリターンの罠などで、この条件を理論面で説明。

本書は、この展開で90の「やってはいけない」リストを解説していきます。


特に力点が置かれているのが、最大の脅威である部下・後輩の章。


「部下をなめるな」

「部下に迎合するな」

「部下にだまされるな」

「部下の言い分だけを聞くな」

「部下の提案にホイホイのるな」・・・。

結構ラジカルな言説が続きます。

さらに、提案制度や目標管理制度は機能せず、命令、上司としての決定が重要であることを指摘。

マメジメントの現場を知っている人には当たり前の常識なのですが、あえて書にまとめられると、強い共感を感ぜずにはいられません。


最終章では、成果主義につぶされないためにやってはいけないことで締めくくります。

成果主義、業績主義人事のピークは超え、今では「やっぱり日本では成果主義人事は合わなかったよな」という考え方が主流になっているような感じがします。


成果主義につぶされないために


77.頑張ればつぶされる


78.優等生にも劣等生にもなるな


80.誇りを捨てるしかない


82.部下指導どころではない・・・


著者の指摘は、ごもっとも。

しかしながら、このスタンスで日々のやっていたら毎日がつまらないだろうなあというのが正直な感想。

しかしながら、いたるところに地雷が埋まっているサラリーマン社会。

リスクを想定し、基本的な姿勢をキープすることは大切だと思いました。

まだまだ、サラリーパースンとしてサバイバルしていきたい方。

必読の一冊だと思います。


年金の未来・・・老後は大変な状況が待っている?1960年以降の生れの人は大損をする???

2012年02月07日 | 社会・経済

2月6日の日経新聞朝刊に、年金の将来給付についての内閣府の調査が載っていました。


小職の職場にいる35歳の部下が激怒。

払う保険料が給付される年金額を大きく上回っていると・・・。

しかも1000万円超。

記事によると、

50歳代の半ば以下の年齢層で支払う保険料の方が超過するとのこと、

27歳では712万円の保険料超過

になるとのことでした。


ざっと試算したところ、49歳~50歳ぐらいが、支払う保険料=年金給付額になるように思えます。


現在は、「騎馬戦型」つまり3人で一人の老人を支えているとのことですが、少子高齢化の波は近い将来「肩車型」つまり一人で一人を支える時代に入るとのことです。

こうなると若い世代から支出した保険料を老人に再配分する「賦課型」の年金は、どう考えても成り立ちません。

一人ひとりの年金を自ら積み立てる「積み立て型」への移行は必須だと思います。

しかしながら、その移行措置には膨大な財源が必要となります。


現実論で考えた場合、基本的には現行の年金受給者の方々の年金減額しか道はないように思えます。

現行制度を維持するため消費税を年々あげていくという対応策は、決定的に日本経済の息の根を止めるようにも思えます。


年金支給年齢も、現政権では68歳~70歳という案もあるようです。

現在40歳代の方々は、まさにこの世代です。

海外であれば、暴動がおこり、車をひっくり返して火がつけられる事態ですが、幸い日本では、そのようなことは起こりません。

我慢強い国民、なにも知らない住民が、人ごととして傍観しているようにも思えます。


この問題、個人的には「保険料」ではなく「保険税」という位置づけにするしかないと考えています。

厚生年金保険税、共済年金保険税・・・「税」であれば、国民の義務であり、どんなことがあっても納めるしかないからです。


1960年以降に生まれた日本人・・・。

年金受給年齢は、確実に65歳。

場合によっては、68歳~70歳になる可能性もあります。

あと1年あと1年の頑張るうちに年金支給年齢も年々上がっていく・・・という状況になると思います。

現在、50歳以下の方々は、相当に多難な老後が待ち受けていると思われます。

働き続けるか、清貧の生活を送るか、生活保護を受けるか・・・。

いずれにせよ、無理せず、細く長く生きていくことがベースになると思います。