週末の金曜日、朝から雨が降り続いています。
山や川の多い広島県では過去何度も豪雨災害に襲われました。
梅雨の大雨による災害が起こらないよう祈るばかりです。
週末の金曜日、朝から雨が降り続いています。
大学生の時に影響を受けたサルトル。
今や哲学の世界では古臭くなっている実存主義ですが、今でもサルトルやキルケゴール、ハイデカーの主張した実存主義のコンセプトは大好きです。
ジャンポール・サルトル(1905~1980)の最も大切にしたのは、自由。
「存在と無」「実存主義とは何か?」という著作はとても難解。
哲学の教授や入門書なしでは、なかなか理解できない代物です。
しかしながら、彼の主張である行動主義、社会参加(アンガーシュマン)は、当時閉塞感のあった欧州の若者たち、世界の若者たちに大きな影響を与えました。
アンガージュマンとは、英語で言うとengagement・・・社会に関わっていこうというスローガンです。
彼の著作の中でエピソードとして取り上げられているフランスの若者の話。
フランス解放のために自由フランス軍に参画してアフリカに行くか?それとも母親の介護をするか?
自由であるがゆえの難問です。
「人間は自由の刑に処せられている」と彼は言いました。
実存主義を一言でとらえた彼の言葉・・・「実存は本質に先立つ」。
今を生きるということでしょうか?
サルトルはノーベル文学賞の授与を拒否したり、妻ボーヴォワールとの契約結婚、別居生活、自由恋愛など、いかにもフランス人らしい生き方を通しました。
自由であるがゆえの不自由・・・人生はなかなか不条理なものです。
そんな中、サルトルの打ち出したコンセプトは、今でも勇気を与えてくれます。
最近、クルマの運転に慎重になっています。
広島の太田川のリバーサイドで暮らす片目の保護ネコ。
地域の人たちが一所懸命、世話をしている猫ちゃんです。
心配していました・・・。
久々の再開。
片目の保護ネコ・・・ゆったり、まったり幸せそうに昼寝をしていました。
よかった!
健康そうで何よりです。
梅雨を乗り越え、暑い夏を乗り越えて行こうね!
ランチに行こうとすると、突然のカミナリ!
日経新聞の6月25日の朝刊一面を見て、ちょっとビックリ。
司法試験が、2026年からパソコンによる受験に切り替えると法務省が発表したとのこと。
日本最難関の国家試験にもデジタル化の波が押し寄せたんですね。
試験会場に用意したコンピュータ端末を操作して受験するCBT方式を想定しているようです。
すでに米国ニューヨーク州の弁護士試験では、この方式を採用しているとのこと。
司法試験は4日間の日程で、マークシートを使った短答式と筆記で行う論文式から構成されています。
論文式ではA4サイズの紙で64ページ、約4万字で解答します。
4万字といえば大学院修士課程の修士論文くらいのボリュームです。
友人の弁護士は旧司法試験を受験したのですが、「論文式は全て万年筆で書いたので腱鞘炎になったよ」と言っていました。
これからの法曹界は、ブラインドタッチでスピードタイピングするスキルが求められることになりますね。
ChatGPTに代表される生成AIがもっと進化すれば、相談業務や契約書チェックなどの弁護士業務と競合するかもしれません。
デジタル、AI、法律家・・・これからどうなっていくんでしょうか?
注視していきたいと思います。
JRの駅のコンコースに掲げられた大きなポスター。
転職エージェントの出した広告です。
通勤する若い人たちが、この広告を見て転職行動することを期待しているのでしょう。
少子高齢化で人手不足社会となったこの国。
特に、20歳代の優秀な若手ビジネスパースンは引く手あまた。
高校時代、大学時代からキャリア教育を受け、自分の強み、弱み、適性、資格などを分析するとともに、「ガクチカ(学生時代にチカラを入れたこと)」のアピール力に長けた彼彼女たちです。
昔の自分自身のことを考えてみると、彼彼女たちは、格段に優秀で問題意識も高いです。
マネジメント学者のピーター・F・ドラッカー博士の遺した言葉があります。
「最初の就職は、ギャンブルだ」
若さゆえに社会経験、人生経験、現場経験のない若者たちにとって最初の就職先を選択することは難易度が高いのです。
リアリティショックで入社して1週間で辞める新入社員、退職代行業者から退職の電話連絡を入れる新入社員・・・さまざまな課題も出てきています。
若手社員から転職やキャリアチェンジの相談を受けた時は、「プラック企業でなければ、最低3~5年の仕事経験をしてから再度考えたらいいよ」と答えていました。
自分自身のキャリア、仕事経験を積む、キャリアの空白をなくすというのが主な理由でした。
が、今は、違います。
「自分は自分の人生の主役。若いうちは、本当に好きな事、やりたいことを徹底的に探究して、仕事を選んだほうがいいよ」と助言するようにしています。
無限の可能性のある彼彼女たちは、目を輝かせながら聴いてくれます。
転職が天職となるよう、祈るばかりです。
がんばれ!
昨晩から降り続く雨。
3万人収容のサッカー専用スタジアムの建設が広島市中心部で進んでいます。
J1のサンフレッチェ広島のホームスタジアムになります。
リバーサイドに完成する7階建てのサッカースタジアム。
全容を現わしてきました。
このサッカー専用スタジアムは、「EDION PEACE WING HIROSHIMA(エディオン ピースウイング広島)」という名称に決定しました。
「平和の羽根」
広島らしい、なかなか良いネーミングだと思います。
地元の家電販売店の冠を付けて、今後10年間ネーミングライツです。
あと10か月で完成。
楽しみですね。
大規模工事・・・事故がないよう祈るばかりです。
ご安全に!
日曜日の日本経済新聞の朝刊は株価欄もなくページ数も少なく、カラー面が多いので気楽に読めます。
今日の日経は、変わり者の文士・内田百閒が取り上げられており、楽しく読むことが出来ました。
そんな中、「全面広告」ではあるのですが、ロックンロールのページが掲載されていました。
「ビジネスパーソンのためのロック情報ページ」
なかなか粋な企画です。
6月号にはソニー元会長の平井一夫さんが登場、TOTOを熱く語っています。
平井さんが大学卒業時に自動車会社か音楽業界に入ろうか迷われていた時、銀行員の父から「ソフトアウェアには無限の可能性がある」と助言を受け、CBSソニーに入社されたとのこと。
最初に配属されたのが海外渉外担当。
ここで、TOTOと出会い、スティーブ・ルカサーさんとともにTOTOをメジャーに押し上げていきます。
平井さんがいなければ、TOTOの日本デビューもなかったのかもしれません。
「99」「アフリカ」「ロザーナ」・・・今でもクルマのBGMとしてよく聴いています。
7月にはTOTOジャパンツアーが広島市も含め全国8か所で行われます。
行ってみようかなあ。