最近、カタカナやアルファベットの社名が増えています。
IT企業やスタートアップ企業が増加していることがあると思います。
社名を聞いただけでは、どのような業種業態が分かりません(笑)。
今週の日経ビジネス誌2025.4.14号の特集記事は「急膨張SHIFTの革命 人的資本経営を極めよ」。
躍進しているSHIFT社を取り上げています。
SHIFT社は新進のIT企業。
多重下請けのIT業界に新風を吹き込んでいます。
Contents
Part1 人的資本経営の超可視化 下流からのIT革命
Part2 部下の給料をあげない上司はいらない
Part3 面接1回、当日に判断 目指すは5000人採用
Part4 社員の悩みに積極的に介入 合理的なら何でもやる
Part5 革命は終わらせない 皆が幸せに働く世界を創る
SHIFT社は、わずか12年で年商1300億円、営業利益135億円を叩き出しています。
そのエンジンは、人的資源経営。
社員はコストではなく資源であるというコンセプトで進める経営方法です。
人事制度、人事考課、昇進昇格、社内検定、教育制度などを有機的に組み合わせ、社員ファーストの経営を進めています。
同社の最高人事責任者(CHRO)は言います。
「人事は科学、人事施策はマーケティング」
なるほどです。
丹下大社長は言います。
「革命は終わらせない 皆が幸せに働く世界を創る」
創業者は、広島県の山奥にある神石高原町の出身。
京大大学院、IT企業等を経て、SHIFT社を創業しました。
現在、医師のいない人口7800人のこの町に病後児保育所の開業に協力。
4億円を寄付して運営されているそうです。
すごい社長です。
実にクリエイティブ・・・CSV、CSRの最先端を走っていると思います。
地味で真面目なSHIFT社・・・注目していこうと思います。