出版社/著者からの内容紹介
誰もがそのタイトルは知っているけれど、ほとんどの人が読んだことがない世界の名著。しかし、ニーチェもプルーストもキルケゴールも読まずに人生を終えるなんてもったいない! そんな世界で最も難しい本を、世界で最も易しく読み解いたフジテレビ系番組『お厚いのがお好き?』の待望の単行本化です。ラーメンで読み解く「君主論」からホテイチで読み解く羅貫中の「三国志演義」まで、20冊を収録。世界の名著が2時間でわかってしまう本です。
まず、目につく赤い表紙…。村上春樹のノルウェーの森?いや、タイトルがこれは、興味関心、好奇心丸出しの私の心をぐっと捕らえました。
テレビ番組は残念ながら見ていませんが…。
この本は、すごい!!
私が、間違っても手を出したりしないような厚い有名な哲学書等を、現代の生活文化に照らし合わせて、非常にユニークにわかりやすく解説してくれるので、雑学としての知識と人生のなんたるや…結局の所、あまり役に立たない本ではあるが、…。
映画、漫画、ゲーム、世の中の娯楽の中にさまざまと潜んでいる思想と世界の名言の語源を知るには、この本は、バイブルと言っていいだろう。
しかも…続編がある。装丁はやはり緑一色でタイトルが「なおかつ、お厚いのがお好き?」ああ、全く、何処までも期待を裏切らない、素敵な本である。