癒しの庭Ⅲ

集おう癒しの庭へ

雪の下にはあられこぼし・・・

2012年12月16日 | ガーデニング

 

 https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/3a/c18b8000221a2c2e70bcaedda998b58d.jpg

 

ウッドデッキを寄せたら

久しぶりに姿を表したこの延べ段

「あられこぼし」です

ゆきやこんこん、あられやこんこん・・・

そう、そう、その霰をこぼしたように

石を敷いた延べ段です。

その「あられこぼし」

またまた、雪の下になって隠れてしまいました。


 


居間から小さな滝の方へと向かうあられこぼしの先は

春にはリューキンカの黄色い花で輝くばかりです

このあられこぼしは

仙台の庭師さんが作ってくれたもので

今から15年も前のことです。

えっもうそんなに過ぎたの~と

我ながらびっくりするくらい・・・

時の経つのがなんとまあ早いこと・・・

これが年齢時速というものなのでしょうか・・・?

私の人生、ただ今

時速60キロを越すスピードで進んでいる・・・

うふぁ~・・・

ま、ちょっとおまけですけど(笑)

 

あれっ、ハンドルを切りそこねてはいけませんね。

延べ段の話にもどりましょう。

 

 

本で見つけたこの「あられこぼし」の延べ段

癒しの庭の二人は大変気に入ってしまい

裏庭を改修するときに

これをヒントに「あられこぼし」を作ってもらいました。

 

 


この「あられこぼし」は

アメリカ、ポートランド市の日本庭園にあります。

どんな方が創ったのでしょう。

あまりのセンスの良さに感動です


癒しの庭の「あられこぼし」の延べ段は

自然石の京御影石でできています。

京御影三色は

京都の御影石の赤と白、灰色の石のことで

癒しの庭のあられこぼしには

これらの石が混ぜて使われています。

ところが

夏はウッドデッキの下に

冬は雪の下になって

あまり見ることができなくなってしまいました。

ちょっとあられこぼしがかわいそう・・・

 

癒しの庭は

このあられこぼしから

園路の延べ段作りへと発展(笑)していきます・・・

 

 

 


あられこぼしの延べ段に

からん、ころんと下駄の音が鳴り響き

キショウブやアヤメ、エビネにサクラソウなどの花が

咲き誇る季節は、まだまだ先のこと・・・

 

いや、いや

私の年齢速度からすると

人生あっという間に過ぎていくかも・・・

ゆっくりと楽しみながら待つことにしましょう


 


 


みなさまも、ゆっくりとおやすみください。

楽しい夢を・・・

 

← ブログランキングに参加しています

                ポチッと押してくださると嬉しいです 

 


カーネーションもガザニアも咲いて~イカの話はいかが・・・

2012年12月15日 | ガーデニング

 

 

 

母の日のプレゼントにいただいた

カーネーションが

寒い中でも、ほら、こんなに元気に咲いています 

 

ところで

今朝のNHKテレビあさイチで、函館のイカが紹介されていましたね

イカが大好きなんです。私

イカにちなんで

今日は、私のとっておきのお話におつきあいください

これは、何かご存じでしょうか?

何に使うかおわかりかな・・・? 

 

  

 

電球にしてはちょっと大きすぎるでしょ

実は、これ、電球は電球でも

この道具と一緒に使われるものなんです。

 

 

もう、みなさんおわかりですよね。

上は、集魚灯

そして、下がイカを吊りあげる針なんですよ。

実はこれらの道具は、癒しの庭の小屋の中に

大事に大事にしまっているのです。

私がイカが大好きだからって、漁に出るわけではないんですよ

 

今から22年前

仕事のために八戸漁港の調査に行ったときに

確か、魚市場に行ったり、漁業組合に行ったりして

イカの水揚げ日本一を誇る八戸の漁業について

教えていただき、帰ってきたら

なんと数日後に

八戸市から宅配でこの集魚灯とイカ吊り針が送られてきたのです。

きっと、私が欲しがっているように見えたのでしょうね・・・

 

開けてびっくり、玉手箱

八戸の方々の優しさと思いやりがびっしりと詰まっていて

とっても感動したことを今でも思い出すのです

この集魚灯とイカ吊り針

大変に役立ちましたよ


針は痛そうですけど、ほっこり心が温まるイカ吊り道具です。

 

八戸の方々はとても親切です

たくさんの方々にお世話になりました~

八戸のみなさんの温かい心は私の宝物のひとつです

 


昨年の3月、八戸に行ったときの大震災の爪痕が

今も目に焼き付いて胸が痛みます。

蕪島の美しい光景は跡形もなく・・・

 

 

 集魚灯をたくさんつけたイカ釣り船も悲惨なありさまで

あふれ出る涙がどうしようもなく・・・


                                2011.3.27 撮影

 

今は、八戸漁港に活気がもどってきていることを信じて

遠くからエールをおくっています。


今夜は、八戸産のスルメイカにしましょうか。

函館のイカもいいですけど

 イカは、やっぱり八戸でしょ・・・


 

                       

    

雪が降る前に室内に取り入れておいたガザニアも

まだ楽しめそうです

外はすっかり寂しくなった癒しの庭ですが

 お花を見るとやっぱり心が和みますね・・・


                           またね・・・

 

← ブログランキングに参加しています

ポチッと押してくださると嬉しいです 

     


街にはイルミネーション、我が家には赤いコーン

2012年12月14日 | ガーデニング

 

師走の街にはイルミネーションが飾られ

淡いブルーの世界が

道行く人たちを楽しませてくれています。

 

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/ce/1f30d61d5db6e24bc033e1690f692dc4.jpg


こちらは、癒しの庭のブルーの世界

2008年版のイルミネーションです。

なつかしいなあ・・・


悲しいことに・・・癒しの庭では

昨年も今年も喪中なので

イルミネーションもお正月飾りもお休みです・・・

 

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/c6/165e721e40c1a3e921345cb838f5fece.jpg

 

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/9c/64e827d5c393a1a80368ccd7e1b9902a.jpg 


5年くらい前

癒しの庭の古いハシゴを利用して作った

このイルミネーション

楽しい雰囲気でお気に入りの作品に仕上がったことを

懐かしく思い出しています

 

今、シルバー人生まっただ中の癒しの庭の二人

来年は飾り付け大丈夫かしら・・・?

心細くなってはいけませんね。

ガーデニングお休みの時季なんだから

楽しまなくっちゃ・・・ね

 

 


庭師が生け垣の下に赤いコーンを置きました。

除雪した雪をここから流してやる場所ですが

歩行者の安全のための目印に

雪国では欠かすことのできないものなのですよ

 

 

 

道路の向い側に赤いポールが立っているのを発見しました~

今は空き地になっていますが、

ポールが立ったのは初めて見る光景です。

除雪車の目印になるこの赤いポールが立つと

雪国に本格的な冬到来が告げられます 

 


先日の鶯宿温泉から、お気に入りをひとつ・・・

どこまでお出かけかな・・・


2008.12.30のBLOG 「イルミネーションに11人のお客様が」
2008.12.11のBLOG 「イルミネーション考」

 

← ブログランキングに参加しています

ポチッと押してくださると嬉しいです 


ミセバヤの花にお別れを!

2012年12月13日 | ガーデニング

 

 

長い間楽しませてもらったミセバヤの花と

今日は、お別れをしました・・・

 

 

ミセバヤの新しい芽が見え始めたので

思い切って花を摘み取りました。

現れたのは

緑色の元気そうなかわいい芽です

 

 

ミセバヤの紅葉もなかなか素敵でしたが・・・

引き際が肝心・・・

 

 

ピンクの華やかなミセバヤは

悲しみにうちひしがれていたときに

私たちにたくさんの元気をくれました



 来年を約束するかのように

次世代へしっかりとバトンが渡されて

元気いっぱいの新しい芽がついたミセバヤです

キラッキラッ


新しい芽を見ていると

お母さんにおんぶされたり、だっこしてもらったりしているみたい・・・

来夏は、素敵なドラマで

明るいメロデーを奏でてほしいなあ~

 

 

 

 

 おっとっと~

あぶない、あぶない・・・

玄関の雪が落ちそうです

大丈夫

我が家の庭師が全部落としてくれました

 

Phoenicurus auroreus male and female.JPG

ジョウビタキのオス(左)とメス(右)


癒しの庭に、今朝からかわいい小鳥が来ています。

ジョウビタキみたいです

寒さ厳しい冬は小鳥たちも大変でしょうね・・・

橙色のかわいいおなかのジョウビタキ

どうやら癒しの庭に温かいところを見つけたようです。

大きなキャラの木の中が小鳥のお休み処です・・・

ゆっくりと温まっておいき~ 


では、また明日・・・

 

← ブログランキングに参加しています

ポチッと押してくださると嬉しいです   


冬囲いの補強をしました

2012年12月12日 | ガーデニング

 

  


師走になって本格的な冬到来

すっかりセピア色の癒しの庭です。

 

 

 

雪の綿帽子も随分高くなりました・・・

 

 

今年の冬囲いは大丈夫と思っていたのに

早くも倒れてしまい

早速、シルバーの方に来てもらって

補強をしていただきました。

今度は、雪吊りにしっかりと棒で支えをしてくださいました。

 

 

こちらのキャラの木は

中から縄で枝を引っ張ってくれました。

これならもう大丈夫でしょう・・・

 

前庭のブラックベリーがご覧の通り・・・

 


こちらは、我が家の庭師がすぐに直してくれましたよ。

ホッ

 

 

これで来年もブラックベリーを楽しめるでしょう

 

 

あらら・・・

真っ白い雪が赤く染まっているのを見つけました。

種が散らばっていますよ

小鳥のプレゼントかしら・・・

ここから小さな命が育まれていくのでしょうね

 

  

 池の水際では・・・

水芭蕉が緑の顔をちょこんと出していました

白い水芭蕉を見られるのは

まだまだ遠い先のこと・・・

楽しみに待つことにしましょう

 

 

← ブログランキングに参加しています

ポチッと押してくださると嬉しいです        


ツバキとサワフタギ

2012年12月11日 | Weblog

 

 

                          2011.5.8撮影

このツバキは西王母です。

藪椿ではありません。

この西王母の花の色が、実に美しいです

 

 

                          2011.5.20撮影

 

こちらのツバキは、コチョウワビスケ

あまり、きれいに写っていませんけど、

これも、なかなかいい花をつけるツバキなんですよ。

今は、すっぽりと雪の綿帽子をかぶっているけどね・・・

庭に咲くツバキの花もいいのですが

ツバキの木灰は草木染の媒染剤によく使われます。

 

 

 

 こちらは、サワフタギ

西根町の沢口ハルさんの家のサワフタギで

この灰汁も草木染の媒染として使われます。

美しい花では負けないツバキも

紫根染となるとサワフタギには勝てないみたいです。

サワフタギの成分を調べてみたら

ツバキよりもサワフタギの方がいいんですって・・・

今朝も電話で話しておられた沢口ハルさん

元気な声で嬉しくなりました

雪が降ると、ムラサキがネズミにやられてしまうからと

心配してくれてのお電話でした。

優しいお気遣いに胸が熱くなってしまいました~

 

 

昨日は、研修会の仲間で栽培1年根で紫根染をしてきました。

 


左が染色3回、右が染色6回の紫根染です。

結構、栽培紫根でも色が出ました。

 

 

 

こちらは、ハルさんのところで紫根染をしたときの写真です。

染めが終わった時にしたたり落ちる染液が

透明に近かったのが強く印象に残っていて

私たちの紫根染とは明らかな違いです。

やはり、ハルさんはサワフタギで先媒染をしているので

紫根の色素がしっかりと布に吸収されたようです。

私たちの紫根染は、

最後の染液にまだ色素が残っていました。

ツバキを媒染に使ったからかな・・・?

ツバキよりは、やはりサワフタギの方がいいのでしょうか・・・?

ハルさん、曰く

この年までやってきたおばあちゃんと

染めを始めた一年生とは違いますよ・・・って

電話の向こうで、ふふふっ・・・と笑うかわいい顔が見えそうでした。

 

 

草木染には明礬もよく使われます。

ツバキと明礬の媒染剤では

染めの仕上がりがどう違うかを比べてみようと

若い方々がチャレンジしていました

左の2つの作品は明礬を使ったみどりちゃんの紫根染、

右はツバキ灰を使って媒染したたぼちゃんの紫根染です。

果たして、どちらに軍配・・・?

若いって本当に素晴らしいですね

どちらの紫根染も優しい風合いがあって素敵に見えました


ハルさんが語っていた「明礬はね~布地に良くないんですよ~」

という声が妙に耳に残っています。

明礬を使った草木染を見せてくれましたが、

布地は大分傷んでいました。

大地と自然の恵には、人間の力も及ばないようです。

 

 

 

帰り際に、なるちゃんが

紫芋の手作りお菓子をくださいました。

ムラサキに染まった優しい手から渡された紫芋のお菓子は

ふんわりやわらかな感触がたまりませんでした。

ムラサキの神様

きっとにっこり笑って見ていたかも・・・・ 

美味しくいただきました

ごちそうさま・・・

 

 

残念なことに

サワフタギは、今ではあまり見られなくなってしまいました。

 

← ブログランキングに参加しています

        緑の所をクリックして頂けると嬉しいです。

 


バラと遊ぶ

2012年12月10日 | ガーデニング

  

                          プロスペリティ

 

かわいい、かわいい癒しの庭のバラたち

今、静かに雪の中で眠っています。

そんなかわいいバラの花たちに

今宵は思いをよせています・・・

 

 

 

研修会でお世話になっているふるちゃんが

バラ好きの私のために

こんな素敵な本を持ってきてくださいました

お仕事で度々上京しているふるちゃん

三越本館屋上のチェルシーガーデンの

あの超有名なローズアドバイザーから頂いたらしいですよ。

 

「New Roses」秋号には

ブランドごとに異なる品種の性質や

その性質にあった栽培法について

その品種を最もよく知るプロの育種家や

生産者やアドバイザーに聞く特集が載っていました

 

バラは大好きなんだけど

まだまだわからないことだらけの私・・・

少し勉強しなくてはね・・・

 

 

                        ピエール・ド・ロンサール

              

 

「バラづくりの巨匠」と呼ばれる鈴木満男さんも

もちろん登場していました。

北国のバラ栽培の講話を聞いたときには

とても勉強になったので

じっくり読んでみたくなりました。

 

 

                           ノスタルジー

 

                        グラミス・キャッスル

 

                            パット・オースチン

 

 

                スカーレット・クイーンとアンジェラ

 

                         メアリーローズ

 

                  レッチフィール・ド・エンジェル

 

                       ダブルデライト 

 

            ジャストジョイ

                            

                        ニュードーン 

 

 

                       ラ・フランス

 

 

                              フィリスバイド

 

  華麗に咲き誇り

甘く香り立つバラの花たち~

癒しの庭のバラたちの姿を思い描きながら

静かにページをめくっています。

 

                           ヘリテージ

ふるちゃんにたくさんのありがとうを・・・

 

 

← ブログランキングに参加しています

        緑の所をクリックして頂けると嬉しいです。

皆様の応援がエネルギーになっています

  ご訪問ありがとうございました

 


紅葉から白銀の世界へ!

2012年12月09日 | ガーデニング

 

 

 

 

燃ゆるような紅葉を楽しんだのが

ついこの前のような気がしています。

 

 

 

 

  

今年は、紅葉巡りができなかったけど・・・

庭の木々の散りゆく様はいさぎよく

うつりゆく景色を堪能できましたよ~

 

 

 

そんな気持ちを一気に吹き飛ばしてしまうように

癒しの庭は早くも雪の世界・・・


そう言えば、昨日は“大雪”

大雪って、激しく雪が降る頃でしたよね・・・

神様は、忘れずにちゃんと

自然の贈り物を届けてくださるんですね

たくさんの雪と吹雪のプレゼントは

あんまり嬉しくないんですけどね

 

でも、“大雪”がやってくると、

ハタハタ漁ももうすぐ、鰤も美味しい季節に・・・

 

 

 

雪寄せって大変なんですけど~

でもね、雪景色は風情があっていいでしょ

葉を落とした木々も力強くて・・・

 

 

 

雪の中のウメモドキの実がいっそう赤く見えます。

小鳥の餌になるのもじきでしょうが・・・

 

 

← ブログランキングに参加しています

        緑の所をクリックして頂けると嬉しいです。

皆様の応援がエネルギーになっています

 


ホテル森の風で宮沢賢治の童話の世界を楽しんで!

2012年12月08日 | Weblog

 

 

 

昨日から岩手県の鶯宿温泉に出かけ

帰ってきたら、なんとまあ

癒しの庭はすっぽりと雪の中・・・


びっくり続きで

三陸沖M7.3地震

怖かったね!

ひんやりしてしまいました

楽しかった出来事が吹っ飛びそうなくらい・・・


大きな被害がなくて

今は、ほっと胸をなでおろしています。

 


昨夜の楽しいイベントから一夜明けて

ホテルの部屋の窓から見る光景は

一面白銀の世界に包まれていました。


 

 

ホテル森の風の館内には

けんじギャラリーがありましたよ。

宮沢賢治の童話の世界を楽しむことができました


 

 

ギャラリーの中に入ると

 今にも語りかけて来そうな人形たちが

光りの中に浮かび上がって

独特な雰囲気です。



女優で芸術家として活躍している結城美栄子さんの

陶器による宮沢賢治の童話の世界でした。

 

 

 

 

注文の多い料理店の作品は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

個性豊かな表情の猫たちは・・・

 

 

 

セロ弾きのゴーシュは・・・

 

 

 

雪の中のホテル森の風は

幻想的な世界に包まれて・・・


 

 

 

 

宮沢賢治の世界に魅せられました

 

 


そう、そう

ホテルのエレベーターの扉に描かれた絵

目が引きつけられてしまいましたよ。

 

 


大きなカーネーションの花が豪華に生けられて・・・

やはり、華やかなお花には心が癒されますね


ホテル森の風鶯宿


 

 根雪にならなければ良いがと思いながら、昨日ホテル森の風(雫石)へ出かけたのですが、今日家に帰ったら完全な根雪になっていました。ホテル森の風は素晴らしい(超)ホテルで、会も楽しく終えることができました。その様子は明日8日のおかあさんのBLOGをご覧下さい。

 

帰ってきた癒しの庭は

夜になって

しんしんと雪が降り続いています

 

← ブログランキングに参加しています

        緑の所をクリックして頂けると嬉しいです。

皆様の応援がエネルギーになっています

  ご訪問ありがとうございました

 


雪に包まれたホテル森の風鶯宿

2012年12月07日 | ガーデニング

銀嶺の岩手山を背に

冬木立の間を北風たちが

我がもの顔で吹き抜けていきます。


みちのくの森と風に包まれたホテル森の風は

 わたしたちを温かく迎えてくれました



心のこもったおもてなし

ゆったりとしたぬくもりの空間

お祝いの宴・・・と

至福の時間を過ごしてきました~


 


オペラ座の怪人をちょっと思い出したりして・・・

 

 

ホテルの館内はクリスマス一色

心もうきうき・・・

 


高級感が漂う吹き抜けと浮き舞台

一本桜

小川のせせらぎには錦鯉~

優雅な時間が流れていく感じです。

   

夜は、お祭り広場で歌と三味線

迫力ある太鼓も満喫しました~

 

 


餅つきも体験~

つきたてのあんこ餅美味しかったですよ

楽しいひとときに幸せいっぱい・・・


 

 

 

ホテル館内は宮沢賢治の世界が・・・

大きな絵があったり、小さな人形たちの空間があったり

あんどんのように光る小さなケースに

セロ弾きのゴーシュがいたり

風の又三郎が飛んでいたり

銀河鉄道の汽車が走っていたり・・・

幻想的な世界です

 

   

ホテルの素敵なお花に癒されました~

 癒しの庭にはお花がすっかりなくなりましたからね。

 

 

 

凍てつく夜空に

 ひときわ煌めくオリオン座・・・

源泉かけ流しの露天風呂は最高

ぽかぽかあったまってぐっすり休めましたよ。

 

 雪のちらつく朝の露天で

こんな歌の碑を見つけました

  

みんなで一緒に空を見ろ

大空いっぱい君が居る

右の手高く福招き

左手上げて医者いらず

天童よしみの歌らしいです

 

 

鶯宿の宿は一夜のうちに大雪に・・・

ほっこり温まって、無事に癒しの庭に帰ってきました

   

← ブログランキングに参加しています

         緑の所をクリックして頂けると嬉しいです。

 皆様の応援がエネルギーになっています

   ご訪問ありがとうございました


南天もお祝いしています!

2012年12月06日 | Weblog

 

 


庭の南天の実が真っ赤に色づきました。

南天の木は、「難を転じる」と言われ

縁起の良い木とされています。

庭師が、“鬼門に植えるのは南天”と言って

大分前に植えた木です。

 

南天は、冬の寒いときにも可憐な真っ赤な実をつけるので

慶事の飾りにも使われ

お祝い事や気分一新には最適のようです。

今日は、これからお出かけなんです

兄のお祝いの会で

鶯宿温泉まで行ってきま~す

 

 

 

外は寒いけど

気分はルンルン・・・



プリンセス・ヒサコ

花言葉は「神秘」「成功」 

 

 

 ノスタルジー (郷愁)

赤いバラの花言葉は「情熱」「模範」「あなたを愛します」


 おめでとうの心をこめて

癒しの庭のバラを

皆様にもたくさんの幸せを・・・

                         

← ブログランキングに参加しています

        緑の所をクリックして頂けると嬉しいです。

       


コハゼの実を見直す!

2012年12月05日 | Weblog

 

 

                                       10月29日撮影

 

庭の木々の肌がやけに寒く感じるのは

気のせいでしょうか。

コハゼの実が木漏れ日の中で輝いて見えたのも

なんだか妙に懐かしく思えてきました。

癒しの庭にあるコハゼの木の実は

すっかり小鳥の餌になって

今はもう一つも残っていません。

 

ところで、これは何かご存じでしょうか?

私は初めてお目にかかりました。

 

 

先日、草木染の仲間の方のお宅で

ごちそうになったものなんですよ。

 

 

実は、これ、スエーデン製の乾パンなんです。

脇にあるのは手作りのコハゼのジャム。

乾パンは、さくさくとした食感でそんなに固くもなく、

甘さも少しあっておやつにちょうどいい美味しさでした。

コハゼのジャムが、これまた美味しくて

酸っぱさと甘さが絶妙な混ざり具合で

とても気に入ってしまいました。

 

 

我が家のコハゼは小鳥のおやつになっているお話をしたら

なんともったいないと言うことになって・・・

私はコハゼを見直してしまいましたよ。

 

 

コハゼの木の紅葉は美しく

隣のシャラの木とのコラボは

散策の時の楽しみな場所の一つです。

今まで、この実をごちそうになどと考えてもいませんでした。 

 

 

そう言えば、実家の母がまだ元気だった頃に

よくこのコハゼは美味しいんだよと言っていたっけ・・・

母はコハゼの寿司ご飯が好きらしく、

こうしておくなんてもったいないねえと

コハゼの木を眺めては話していたのを思い出します。

今ではごちそうしてやりたくてもかなわなくなりました・・・

 

 

鮮やかな紫、ブドウのような甘酸っぱい香り

きっとお菓子のない時代には

このコハゼの実が

子どもたちのおやつだったのかもしれませんね。

郷愁を誘うコハゼの実です。

 

 

癒しの庭の木々を観賞用にしておくだけでは

やはりもったいないですね。

小鳥さんから少し分けてもらいましょう。

来年は、コハゼのジャム作りも、コハゼご飯も・・・

冬籠りになったら、レシピでも考えてみようかな。

 

 

先日お邪魔した柊さんのキッチンからの眺めに

心が安らぎました。

おそばの花が咲く時季には

一面に白いお花で素晴らしい風景でしょうね。

柊さんはこの窓から眺める夕茜の色に感動して

草木染を始められたそうです。

いつもながら温もりを感じる素敵な柊さんの草木染です。

 

 

                             またね 

 

← ブログランキングに参加しています

        緑の所をクリックして頂けると嬉しいです。

 


かわいそうな鼻水顔のピエール・ド・ロンサール!

2012年12月04日 | Weblog

 

 

凍てつくような寒さとは、まさにこんな感じでしょうね

今朝のピエールド・ロンサールです。

かわいそうに・・・

 

 

あまりの寒さに

ピエールちゃんが鼻水顔になっているみたいですね。

まあ、鼻水顔なんて失礼なことを・・・

お詫びに

かわいいピエールちゃんを紹介しましょう~

 

 

春のピエールド・ロンサールです。 素敵でしょ

  

 

来年のお楽しみですね

  

 

 

クリスマスローズの古葉切りが

やっとのことで間に合いました。

セーフ

 

 

 

 

 雪の中から小さい芽がちょこんと顔を出していました

 

 

 

 

 

午後から用事で出かけて帰ってきたら

残っていたバラの冬囲いを

庭師が全部仕上げてくれていました。

嬉しくて、嬉しくて~

 

これで、来春の準備はOK

癒しの庭に、また、きらきら輝くバラたちで

笑顔があふれるでしょう。

素敵なバラたち

来春はどんな出会いを作ってくれるでしょうね。

楽しみに待つことにしましょう。

 

 

 

 

 

 冬支度が終わった庭に

庭師が引いた砂紋がありました。

花車がなくなり、砂紋を思いっきり引いたようです。

 

 

 きりりと力強い砂紋です。

さあ、雪よ、向かって来い

  

← ブログランキングに参加しています

        緑の所をクリックして頂けると嬉しいです。

皆様の応援がエネルギーになっています

  ご訪問ありがとうございました

 


寒空の畑に響きわたる歓声・・・紫根堀り!

2012年12月03日 | Weblog

                           紫根染のお札入れとふくさ

平安朝から伝えられてきた伝統の文化

崇高優美な憧れの色と称えられる紫根染です

この紫根染は、ムラサキの根で染められる草木染です。

いよいよ年の瀬もせまってきて・・・

 

 

急きょムラサキの畑の紫根堀りをすることになりました。

師走の風が身にしみる12月1日

気温は0℃か1℃くらい、ぶるぶるっ

 

 

畑のムラサキの苗はすっかり雪に埋もれていました。

このムラサキは

八幡平市からポット苗で求め7月24日に植栽したものです。

当日は曇り空とはいえ、28℃の暑い中

400本を4人で植栽するのは大変だったみたいです

 


このムラサキは、2011.6.11の苗ですが

今年はこれよりも生長した10~30センチ位の苗を植栽しています

 

 

 


今日の作業は総勢7人、私は撮影担当で

ありがたいことに掘りあげ作業は若い方たちが頑張ってくれました。


 


思ったより黒土がやわらかく

掘り起こしやすかったからか

みんなの顔には収穫の喜びがあふれて・・・


 


わあ~い、掘れた、掘れた~

これは太い、立派な紫根だ~

いい色だねえ~

寒空の畑に歓声が響きわたりました。

まるで、子どもたちのサツマイモ堀りみたい・・・

はしゃぐ気持ちがわかりましたよ~

 

 

 

 


掘りました。掘りました。

こんな山が3つも・・・

 

 

掘りあげたムラサキを置いたところの雪が

紫色に染まっていました。

凄い、凄い。いい色が出そうだ

また、また期待が高まって

寒さも吹き飛んで笑顔に・・・

 


掘りあげた後にはムラサキの種がこぼれていました。

 

 

 

両端の畝が今回掘り上げた所

こぼれ種から来春芽が出るように期待してしまいますね

 真ん中の畝は来年2年根を掘りあげます。

 

 

 

 

 

なんと、この箱11個も掘りあげました

 

 

冷たい水で手がかじかんで大変な作業なのに

みんな本当によく頑張りました

高貴な紫の色を早く見たくてね・・・

 

 

凍りついた苗に、しっかりと種がついていました。

この種から、また来春新しい命が輝きます・・・

 

                        ムラサキの花

 

 


この栽培1年根のムラサキから

素晴らしい紫根染ができましたよ~

ご報告はまた後でね。

 

← ブログランキングに参加しています

        緑の所をクリックして頂けると嬉しいです。

皆様の応援がエネルギーになっています

  ご訪問ありがとうございました

 


三浦眞理子さんの2回目の講話 「絞りあれこれ」

2012年12月02日 | Weblog

 

三浦眞理子さんの第2回目の講話がありました。

今回の題は「絞りあれこれ」です。

会場にあらわれた三浦眞理子さんの今日の装いは・・・

 

 

 

秋田黄八丈、うねおりの着物姿でした!

これまで30数年間染織をなさってこられたという

三浦眞理子さん

今回は、有松絞りを勉強に行ったときに出会った

榊原あさ子先生のお話をしてくださいました。

榊原あさ子先生は、

日本の絞りの伝統的な技を

50年余りにわたって研究してきた第一人者で

有松・鳴海絞りの伝統的技法、約50種を用具による技法別に収録した

「日本伝統絞りの技」の著者です。

その先生、当時はなんと76歳で、これから大学に入学して

勉強しようとしているところだったそうです。

 

 

素晴らしい人との大きな出会いが

人の生き方にどのくらい大きな影響を与えるかを

熱っぽく語ってくださいました。

榊原先生のように

76歳になっても、何歳になっても、

人間はやりたいことができる!

やりたいことがふつふつと吹き出てくる!

そう語る三浦眞理子さんの言葉がとても印象的でした。

 

 

絞りの糸を切るときにははさみは使わない。

ぷちんと引っ張って切る!

軽くなめると針の穴に通しやすい!

そうなんですって・・・よ

 

 

この指ぬきは絞りに欠かすことができないとのこと、

中には何が入っていると思いますか?

10円玉と厚紙が入っているんですって・・・

今回は、有松・鳴海絞りの素晴らしさをたくさん伝えてくださいました。

 

 

                           日の出絞り 

 

 

 

                             すじ絞り

 

                           かのこ絞り

絞りの世界もなかなか奥深いですね。

縮めたストローの袋のようにしたり、綿を入れて糸で絞ったり、

たくさんの技法にびっくり・・・

こんな絞りも見せてくださいました。


 

日本を知るには、世界の流れを知ることが大切と語る三浦先生

この絞りはいったいどこの国の絞りでしょう?

と、問いかけられました。

 

 

 

 この絞りは中国の絞りだそうです。

絞りの最大の特徴は、布に凹凸ができることです。

イッセイミヤケのPLEATS PLEASEのシリーズは、

実はこの凹凸の美しさを応用して作られたもののようです。

 


 

初めて見るイッセイミヤケの作品です。

若い方々は、モデルになってルンルンと・・・

イッセイミヤケをはじめ

数々の最新ファッションに絞りの技術が応用されているんですね。

薄い生地のプリーツが絞りなんて、

目からうろこの私です


絞りは

染料に漬ける前、生地に糸を巻きつけて

染料の着色を防ぎ、絵柄を出す染色技法です。

気が遠くなりそうな、緻密な作業で行われているのでしょうね。

 

 

 

当市の伝統のふくさ絞りこそ

素晴らしい文化遺産であると褒めてくださる三浦先生

他の産地のものを追いかけるのではなく

地元の良さを生かして絞りや染めを継承していく

このことが大切ですとエールをおくってくださいました

 

 

 最後に、お茶のふくさのデザインを考えてみること・・・

かわいいイチゴのデザインを描いた方に

イチゴの実と萼をしっかり描いた絞りにして、

葉っぱはない方がよいとアドバイスされました。

 

 

 三浦先生のおじいちゃんの羽織の裏地の絞りだそうです。

古きものに、モダンな感じがする素敵な作品が多いですね~


 


そう言えば、癒しの庭にこの秋、不思議なバラがありましたよ

プリンセス・ヒサコのバラに白い絞りを発見しました

三浦先生、バラまで絞り模様ですかね~(笑)

 

 

            

                         またね・・・

 

← ブログランキングに参加しています

        緑の所をクリックして頂けると嬉しいです。

        皆様の応援がエネルギーになっています

  ご訪問ありがとうございました