早春の庭に咲き出したクリスマスローズ
一気に真冬になったかのような寒さです
そんな癒しの庭へようこそ・・・
玄関前で迎えてくれる早春のクリスマスローズです。
こんな寒い中で
どうしているかしら・・・
気になって雪をどけてみました
大丈夫、大丈夫
新芽がしっかりとついていました。
ひと安心です
早春の庭に楚々として
奥ゆかしく咲くクリスマスローズの
優しくふんわりとした雰囲気が、私は大好きです
この玄関前の白いクリスマスローズには
ひときわ思い入れがあるんですよ・・・
玄関の敷石の間に植えているヤツデの下に
クリスマスローズを植えたのはいいのですが・・・
厳寒になると
道路のU字構(堰)が雪寄せの雪で詰まって水があふれ出て
クリスマスローズはその水の下になってしまうのです。
玄関前の敷石は、気温が低いときには
一面に氷が張られたようになってしまいます
そんな過酷な環境にあるクリスマスローズなので
心配でたまらない可愛い子なんですよ
雪解けとともに
氷のかけらからでもはい出してきたかのように
力強く咲き出す
クリスマスローズを見るときには
もう感激で胸がいっぱいになるのです。
愛おしいクリスマスローズに
来春も元気に会えるように
たくさんのエールを・・・
北国の雪との戦いは
生易しいものではありません。
癒しの庭の玄関は北向きなのでなおさらのこと・・・
玄関はロードヒーティングにしていますが
震災後からできるだけ使わないようにしているのです。
朝の雪寄せは庭師が頑張ってくれていますから・・・
ここで、ちょっとだけ玄関前の敷石のお話を・・・
玄関前の敷石は、癒しの庭の二人が
考えに考えたあげく
気にあう石が見つかるまで長いこと時間をかけて・・・
ようやく弘前の石のむろじさんに作ってもらった
こだわりの敷石です。
この敷石は中国の琥珀石を使っています
「建仁寺・方丈・東陽坊茶席」の
露地の敷石をモデルにして
庭師がデザインして作ってもらいました。
建仁寺の路地の敷石は
千利休の高弟であった「東陽坊長盛」が作った露地で
この露地の説明には
千利休の「渡り六分に景四分」の考えで作られたとあります。
我が家の玄関は
おばあちゃんも歩きやすいように
高さを同じにして作ってもらいました。
高低差が感じられるように
石の隙間のモルタルには黒い塗料を混ぜました。
デザイン的には建仁寺の気分を楽しめると思っています。
この敷石も当分は雪の下で眠ることになるでしょうね
街はクリスマスカラーで
いっそう華やかさを増してきました。
このぶんだと
今年もホワイトクリスマスになることでしょう
トナカイさん、準備はいいでしょうか・・・
先日の旅行で見つけたお気に入り
では、また・・・
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