本を読もう!!VIVA読書!

【絵本から専門書まで】 塾講師が、生徒やご父母におすすめする書籍のご紹介です。

『菅野の日本史B講義録 1~4(立体パネル講義版)』菅野祐孝 代々木 ライブラリー【参考書】

2006年11月03日 | 大学受験【国語・社会】情報・参考書
 

『菅野の日本史B 講義録 1~4(立体パネル講義版)』.jpg


日本史の参考書を、という要望にお応えして、とりあえず、日本史受験生の定番、菅野先生の参考書を取り上げましょう。

今回は genio先生にお願いしました。 genio先生は、今、うちの塾の講師の中で、一番人気じゃないかな~。

以下が genio先生の解説です。


■■■■■

あらためまして…、時々、VIVA先生にリンクを貼っていただいている、genioです。よろしくお願いします。

かつての日本史受験のバイブル 「菅野の日本史実況中継」。あの名著が改訂版となり、書名も変えて代々木ライブラリーから出版されたのが本書です。

この講義録は「立体パネル」(菅野先生が授業で板書したものがそのまま参考書になっているもの)と合わせて使うと、効果的です。

さて、実況中継シリーズの頃からそうだったのですが、菅野先生の講義録はかなり細かい事項まで網羅しており、どんな志望校にも対応できるようになっています。もちろん初学者にはなかなか厳しい内容と言えますが、浪人生やMARCHレベルの大学を狙う受験生は、用語集片手にどんどん読んでいくべきだと思います。

菅野先生の講義録は、歴史のメインストーリーを押さえるための工夫が随所に見られます。例えば、各項目の最初に人物や政権のフローチャートが書かれていて大変整理しやすいですし、その覚え方も独特で面白いです。

特に奈良時代の政争を扱った部分については私自身も、受験生の時、かなり助けられました。(「酷い長屋に四人の子ども~」というやつです)。たとえ細かな事項を一度で覚えることが出来なくとも、何度も読んでいくうちに細部にも注意が向くようになり、どんどん勉強の密度が上がっていくこと請け合いです。

こちらで、世界史も含めると、講義形式の参考書をこれで3種類紹介したことになりますが、歴史の受験勉強で大事なのは、参考書を読みっぱなしにしないこと。

一単元読んだら易しいものでも構わないので、必ず問題集を解くようにする。それによって、同じ事項でも、異なった角度から理解する手助けになるはずです。

なお、その際に、用語問題集ですが、これはあくまで補助的に使う(電車の中で勉強するときなど)ものと割り切って、それ以外に問題集を一種類用意した方が良いでしょう。

用語問題集だと「問われ方」がワンパターンで、それに慣れきってしまうと入試問題に対応できなくなる危険性があるからです。

●時事問題を中心に、社会のことに関して、ブログをやっておりますので、よろしければ、お帰りの際にお立ち寄り下さい(笑)。 

■■■■■


どうもありがとうございました。どうぞ、寄ってやってください。 genio先生のブログ

→ 『試験に出る!時事ネタ日記!』 がんばれ!受験生!!


 
http://tokkun.net/jump.htm 

 


『菅野の日本史B講義録 1~4(立体パネル講義版)』
代々木ライブラリー :279P:1155円(1)


■■
 ランキング ■■

最後までお読みいただき、ありがとうございました。ぜひ応援のクリックをいただけるとうれしいです。

  
 や~っと、1位の半分が見えていて、届かない、う~ <(_ _)>  
    ↓               ↓   
人気blogランキングへ  にほんブログ村 本ブログ  ←できればこちらも m(__)m

菅野の日本史B講義録―大学入試合格ナビ (1)

代々木ライブラリー

詳細を見る

 



最新の画像もっと見る