降って来るもの

写真と散文とぽえむ

気魄

2020-05-27 21:57:17 | 詩21

     気魄

 

気を放ちながら道行くと

いつか、そのうち

カチッと歯車の噛み合う音がして

頭の内部を

kotobaの川が流れ始める

 

ときに洪水のように

ときに大河の凪のように

ときに蛇行し急峻になりfallになり

とどのつまりまで流れる

 

ときとして川は

其処彼処を源流に幾筋も生まれ

それぞれの海を目指して

合流し分流し

ときに途絶え枯渇し

それでも

inochiの証のように

流れは頭骨内を循環するのだ

 

気を放ちながら思索していると

途次の彼方此方で稲妻が走り

そのhikariの痕跡の後を追うように

コトバ達の歓声が続く

叫び、嗚咽し、身悶え、歓喜し

一行の詩詞へと

先陣を競い合うのだ

 

詰まりは

激甚なる気魄こそが

胸の鬼火を燃やす火種になるのだ

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奔放流

2020-05-27 20:47:09 | 詩21

     奔放流

 

我が書き物は「自我奔放流」だから

万人に受け入れられる

品質のものじゃない

けれど

限定的な幾人かの

同心で同居する

至福の一刻を得るとしたら・・

 

その豊饒なる夢想の故に

我が執筆は続く

これから以後も、まだ先へと

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生と死

2020-05-27 13:40:20 | 詩21

 

 

生と死

 

生と死は

日常的に或いは恒常的に

其処に有るmono

さすれば

一喜一憂の有無は

拡散され希釈され

それを

一つの現象として

捉えられよう・・

 

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蝶々

2020-05-27 11:17:51 | 詩21

   蝶々

 

Tokiの大海原を

白い蝶々が一匹

yurayurayurari

亘ってゆく

 

次元の際を

紅い蝶々が一匹

fuwafuwafuwari

亘ってゆく

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群生~iroiro.samazama~

2020-05-27 06:01:02 | 自然

    ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪

 今にも降り出しそうなグレーの濃淡の空。何時もの山並みも霧に閉ざされて見えませんが、予報では降り出すじゃなくて、降り止んだ後で、この後お天気は回復して昼からはになると。

 まあ、今日は工場に籠って洗いやiron仕上げの予定日なので、お天気の動向には余り左右されないのですが、それでもやっぱり五月の青空が背景の方が仕事も捗るような気はします

 さて、昨日の詰草に特化した”群れ”の続き。今朝はその他目に付いた風景を

この時期を象徴する紫

山躑躅

枯れ芒

茅花の群生

カナメの新葉

柿の葉たち

早苗の行列

水田の漣

撫子の群生

anataもbokuもいい一日に!!     05/27 06:00 まんぼ 

 

 

 

 

 

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「100」の秘め事

2020-05-26 14:07:00 | 日記

      「100」の秘め事

 

僕の”降って来るもの”を

フォローしてくれる人が

99人のまま

二週間が過ぎようとしている

他愛ないことだが

次の番号が

誰の手によって刻まれるのか

50を過ぎて

100を目指した頃からの

wakuwakuの秘め事!!

 

       追伸-上限-

 

恙なく

糸を絲として結び合えるのは

”百”が上限に成るかもしれない

それでも

片側通行や一方通行の関係が生じたりして

そのことが偶に

息苦しさになるのだ

      2020 05/26 2:06pm まんぼ

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群生~詰草~

2020-05-26 06:03:06 | 風景

     ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪

 の夜明けです。それでもこの部屋の温度は25.8℃ですから、少しの間PCの前に座っているにはちょうどいい塩梅。

散歩中に見つけた「群生」するmono達の風景を。今朝は🍀.clover.詰草を

     

当に群生

     

     

       

             05/26 06:03:06 まんぼ

 

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2020-05-25 21:41:21 | 詩21

      蜜

 

椅子に深々と腰掛けて

僕は

儀式のように

脳内に溜まった蜜を取り出す

 

彼方此方で収集した微物が

絡み,睦み,交じり,解け,融け

反応し,濾過し,沈殿し,精製され

脳内に蜜を貯め込むのだ

 

僕はときおり

それを取り出しては

自分の滋養強壮に使用する

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泡のように

2020-05-25 13:50:20 | 詩21

      泡のように

 

「聴心記」も「満干のUta」も「有無の伝言も」

何時ものように

猪の一番に届けて

隅から隅まで目を通してもらい

それから

何時ものように

一週間ほどで還ってくる

几帳面な角張った文字が

裏一面から所狭しと

宛名以外の表のあらゆる余白を埋め尽くした

アナタからの葉書を待ちたかった・・

 

心底からそう希っても

遠くて、遥かで、

そんな夢が叶えられる術もない

アナタの居場所は

背伸びし、手を伸ばしても

到底届きはしない天上に有って

僕に届けるための何の方策もないのだ

 

如何なる方便も見つけられない

深い諦めの坩堝から

泡のように

ただ絶え間なく切なさが湧き出る

 

突然の葉書一枚で

アナタを喪ったことを知ってから

三度目の春が巡っているというのに

折に触れて

その冷徹な事実をかき消すように

次から次へと

淋しい泡が浮き上がってくる現実・・

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五月の休日~寸描❷~

2020-05-25 05:55:10 | 自然

    ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

 今朝は、楽しみにしてくれている人にも、そうでないヒトにも、昨日の休日の続きのburabura歩きで出会ったもの達の続きを

空木の蕾

    

山躑躅

野アザミ

杉の新芽

檜の新芽

 

南天の赤子

野イチゴ

楓の新葉

             05/25 06:10 まんぼ

 

 

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