降って来るもの

写真と散文とぽえむ

夢中列車

2020-01-24 04:40:22 | 詩19

    夢中列車

 

計らずも

途中下車してしまうと

さあ、これが、又、大変!!

その駅の名は?時刻は?日付は?

此処は何処?

再び乗車するためのヒントが

次々に掻き消えて

時々、僕は迷子になる

 

だから、計らずも

夢中列車から弾き出されると

先刻の夢に戻ろうと

僕は大わらわで

夢の欠片を拾い集め

手懸りを懐に抱えて

次の列車をひたすら待つ

 

けれど、思惑通り

やって来るとは限らない

ほんとうは

走ってないかもしれない”999”号

だけど信じて、僕は

行先未定の個人ツアーの

ミステリーtravelの乗客になる

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2 コメント

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Unknown (ミルク)
2020-01-24 12:00:00
たまに迷子になって、冒険もありかな?
違うものが見えるかも~
私は年齢的に、もう敷かれたレールのその先は
決まっているのだから・・・
こんにちは!! (まんぼ)
2020-01-24 12:58:57
温かい曇り空です。

老若男女問わず、終着駅は同じですから
ちょっと脱線して見たり、一時停車したり
それから
乗り換えたりすると
もしかしたら
幾つかの
別物の旅の愉しみに出会えるかもですよ
車両を移動してみたら
ミルクさんと知り合えたように・・

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