獏の食欲ⅩⅢ~境地~
一分という時間を
三十分という時を
しみじみと味わう間合いがある
まったく無垢のsplitの
一期一会の経験
だから!
如何した?
成果を求めて生き残ってゆく合間の
それは
細やかな
過不足ない培養土
損得の無い培養液
いつか
そこから
何かの胎動が始まる!
かも知れぬ?
境地
獏の食欲ⅩⅣ~極意~
時間を止めれば
誰に急かされることなく
kotoba造りができる
何時でも
万端の受け手であれば
四方よもからlanguageは湧く
欲しさえすれば
言語の尻尾は
容易く見える
何にしろ
平凡と非凡の分岐点は
鯔の詰まりの
複雑怪奇に存在する
そうして
作ったもの達が
創造物か否かは
往往にして
第三者のあやふやが決めるものだ
けれど
そう云う困った因果の渾沌に
慣れ親しめれば
あるいは
何でも御座れの作家に成れるかも・・