野山と田園の画文通信・漫画家【とよだ時】の山中徘徊記
山のふみあと日記
箱根・明星ヶ岳と道了尊「山のふみあと日記」
みなさんこんにちは。山のゆ-もぁ画(漫画)のとよた 時です。下
記からリンクをどうぞ。
▼きょうの話題(173)
某月某日(日曜日 天気:晴れ)
「箱根・明星ヶ岳と道了尊」
箱根の明星ヶ岳、明神ヶ岳の北側登山口にある大雄山最乗寺は曹洞
宗の名刹。このお寺には仁王さまのかわりに大天狗、小天狗の像が
建っており、赤い天狗のげたがたくさん並んでいます。
室町時代前期、応永元年(1394)、了庵という僧によって建てられ
たものだそうです。その建設に協力した弟子に怪力の持ち主、道了
という者がいました。
寺完成後、応永18年に師の了庵が亡くなると道了は、お寺を永久に
守護するため、天狗の姿になって空中に舞い上がり明星ヶ岳に飛び
立ったという。
なるほど、境内には仁王のかわりに大天狗・小天狗が建ち、赤い天
狗のげたがたくさんならんでいます。バス停名はこの天狗の名。地
元の人は、道了尊(サン)と呼び、大雄山駅構内にも「道了薩埵」
の石碑を建てて親しんでいます……。
※山のCD-R本(山の絵はがき【ひとり画展】から)
▼詳しい本文とゆ-もぁ画像、データ・地形図記載事項などは下記
に掲示してあります。
http://toki.cool.ne.jp/merumaga/illust/goo-blog/goo-blog.html
▼山のCD-R本
http://toki.cool.ne.jp/baiten/cd-books/cd-books.html
…………………
このほかの【とよた 時】の「メールマガジン」
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クルマを使わない山行を実践中。
発行者のホームページ「峠と花と地蔵さんと…」
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北ア・白馬岳は黒馬岳?「山のふみあと日記」
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▼きょうの話題(172)
某月某日(木曜日 天気:晴れ)
「北ア・白馬岳は黒馬岳?」
昔の人は、初夏の山にできる雪形を見て農作業をはじめました。白
馬岳の雪形もその一つ。村人はこの山に馬の雪形のでる頃を水田の
なわ代かき開始の目安としたという。
そこで、この山をなわ代かき馬・代(しろ)馬岳と呼んでいました。
ところが明治時代、陸軍参謀本部陸地測量部というすごい名前のと
ころが地図をつくる時、ろくに村人の意見も聞かずに白馬(しろう
ま)とあて字してしまいました。
その後、山ろくの村々が合併、お役所がつくった地図通りの山の名
前を取り白馬村と命名、つづいて駅も白馬駅と改名しました。どち
らもハクバと音読みさせました。
しかし、あられるのは山の地肌が出た黒馬です。「ハクバだ」「シロ
ウマだ」という、ちまたの山名論争をよそにわが「黒馬岳」は悠然
として天空にそびえているのであります……。
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▼きょうの話題(172)
某月某日(木曜日 天気:晴れ)
「北ア・白馬岳は黒馬岳?」
昔の人は、初夏の山にできる雪形を見て農作業をはじめました。白
馬岳の雪形もその一つ。村人はこの山に馬の雪形のでる頃を水田の
なわ代かき開始の目安としたという。
そこで、この山をなわ代かき馬・代(しろ)馬岳と呼んでいました。
ところが明治時代、陸軍参謀本部陸地測量部というすごい名前のと
ころが地図をつくる時、ろくに村人の意見も聞かずに白馬(しろう
ま)とあて字してしまいました。
その後、山ろくの村々が合併、お役所がつくった地図通りの山の名
前を取り白馬村と命名、つづいて駅も白馬駅と改名しました。どち
らもハクバと音読みさせました。
しかし、あられるのは山の地肌が出た黒馬です。「ハクバだ」「シロ
ウマだ」という、ちまたの山名論争をよそにわが「黒馬岳」は悠然
として天空にそびえているのであります……。
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南ア・光岳寸又川左岸林道のカモシカ「山のふみあと日記」
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▼きょうの話題(170)
某月某日(日曜日 天気:晴れ)
「南ア・光岳寸又川左岸林道のカモシカ」
南アルプス南部の寸又川は大井川支流の中でも最大の川。この川の
両岸に走る寸又川林道は工事関係者以外の一般車は通行禁止になっ
ています。
寸又峡温泉はこの寸又川の川下の旧河床の平坦地にあります。光岳
から寸又峡へ下るには、この林道まで降りてきて、さらに37キロも
の道のりがあります。
ある年の夏、光岳小屋前テント場を張りました。朝は2時起き、夕
べの雨はどこへやら満天の星を仰ぎながら朝食?をとりました。林
道にでたころはジリジリの暑さ。炎天下をひたすら歩きます。
と、カモシカが林道にいます。頭を下げ、こちらの様子をうかがっ
ています。3m位に近づいたとき、突然フシュッと鼻を鳴らして身
をひるがえしました。谷底深く、川へ落ちるあの急な崖を慣れた足
どりで下っていく姿に、ただただ呆気にとられるのでありました……。
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某月某日(日曜日 天気:晴れ)
「南ア・光岳寸又川左岸林道のカモシカ」
南アルプス南部の寸又川は大井川支流の中でも最大の川。この川の
両岸に走る寸又川林道は工事関係者以外の一般車は通行禁止になっ
ています。
寸又峡温泉はこの寸又川の川下の旧河床の平坦地にあります。光岳
から寸又峡へ下るには、この林道まで降りてきて、さらに37キロも
の道のりがあります。
ある年の夏、光岳小屋前テント場を張りました。朝は2時起き、夕
べの雨はどこへやら満天の星を仰ぎながら朝食?をとりました。林
道にでたころはジリジリの暑さ。炎天下をひたすら歩きます。
と、カモシカが林道にいます。頭を下げ、こちらの様子をうかがっ
ています。3m位に近づいたとき、突然フシュッと鼻を鳴らして身
をひるがえしました。谷底深く、川へ落ちるあの急な崖を慣れた足
どりで下っていく姿に、ただただ呆気にとられるのでありました……。
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奥多摩・御岳山の桜坊天狗「山のふみあと日記」
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▼きょうの話題(169)
某月某日(金曜日 天気:くもりのち晴れ)
「奥多摩・御岳山の桜坊天狗」
奥多摩御岳山は奈良時代の天平19年(741)、行基菩薩が奈良県吉野
の金峰山にならって蔵王権現をまつりました。そのため、この山を
「御岳」といったのだといいます。その上ごていねいに岳の下に山
をつけて御岳山になりました。
奈良の吉野金峰山は修験道のメッカ。小桜坊という天狗がいること
になっています。そこを模したこの山にも当然天狗がすんでいるこ
とになっています。その名を桜坊というそうです。
御岳山の天狗の腰かけ杉のわきから右へあがり、男具那社(おぐな
しゃ)の祠の裏を登ると奥の院に出ます。この20坪ばかりの平地
に建っている祠に大天狗、小天狗、桜坊の三座がまつられていると
いう。さすがに古い祠で、崩れそうで、近よりがたい威厳?を持っ
ていました。なお岩石園入り口にも天狗岩があり大天狗、小天狗像
が建っています……
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某月某日(金曜日 天気:くもりのち晴れ)
「奥多摩・御岳山の桜坊天狗」
奥多摩御岳山は奈良時代の天平19年(741)、行基菩薩が奈良県吉野
の金峰山にならって蔵王権現をまつりました。そのため、この山を
「御岳」といったのだといいます。その上ごていねいに岳の下に山
をつけて御岳山になりました。
奈良の吉野金峰山は修験道のメッカ。小桜坊という天狗がいること
になっています。そこを模したこの山にも当然天狗がすんでいるこ
とになっています。その名を桜坊というそうです。
御岳山の天狗の腰かけ杉のわきから右へあがり、男具那社(おぐな
しゃ)の祠の裏を登ると奥の院に出ます。この20坪ばかりの平地
に建っている祠に大天狗、小天狗、桜坊の三座がまつられていると
いう。さすがに古い祠で、崩れそうで、近よりがたい威厳?を持っ
ていました。なお岩石園入り口にも天狗岩があり大天狗、小天狗像
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富士山・富士山の誕生伝説「山のふみあと日記」
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某月某日(水曜日 天気:晴れ)
「富士山・富士山の誕生伝説」
紀元前301年6月のこと。大音響と共に地面から富士山が盛り上が
り、まわりの村々は大騒ぎです。大きな目を見はって腰を抜かす村。
山鳴りに「大嵐が来た」と慌てる村。「怪しい沼の沢鳴りか」とち
ぢみあがる村。
「ヒャー、これはどうしたことだ」と仰天する村。隣村の騒ぎをよ
そに「外に出て見るのは明日にしよう」とする村などさまざまでし
た。それ以来、この村々は順に目を見張る大目村、山鳴りの大嵐村、
沢鳴りの鳴沢村、どうしたことだといった道志村、見るのは明日だ
といった明日見村など、その通りの村名になったということです。
とくに明日見村の人が次の日、外に出た時には地勢が変わっていて
もうどこからも富士山が見られないようになってしまっていまし
た。これは『古縁起』という古書にあるお話です。いやあ、まいり
ました……
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