吾妻連峰・一切経山「山のふみあと日記」


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▼きょうの話題(183)
某月某日(日曜日 天気:晴れ)
「吾妻連峰・一切経山」

「実の名は一切経山なれど、総称して吾妻山という」と古書にある
一切経山。昔はここが連峰の主峰と思われていたようです。山名は、
空海がこの山頂が狭く霊場を建立できず一切経を埋めたのがはじま
りという。

また『信達一統志』という江戸時代の郷土誌には「大笹生邨蓮光寺
開山勇猛法師法華経を一字一石に書き写し、蜂上に埋め塚を築きし
なり」とあります。

この勇猛法師こそ前9年の役の時衣川関で八幡太郎義家に一時見逃
され、のち仏門に入り一切経の経本千巻を山頂に埋めたという安倍
貞任のことでしょうか?いまも山頂には石を積んだ塚と木柱や祠が
建っています。

ある秋、一切経山頂で写真を撮り、沼のわきでテントを張りました。
太陽が西に沈み、かわって白っぽい月が湖面を照らしはじめました。
黒い影になった一切経山と、湖面に写る月に、がらにもなくアルコ
ールがすすみました。
・福島県福島市と猪苗代町との境(本文は下記)

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秩父・秩父御岳山と普寛行者「山のふみあと日記」

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▼きょうの話題(182)
某月某日(日曜日 天気:雨)
「秩父・秩父御岳山と普寛行者」

秩父御岳山は山ろく大滝村落合の修験者普寛行者によって開かれた
といいます。そのため、山頂に行者をまつる普寛神社奥の院があり
ます。

普寛行者は江戸中期の修験者で、三峰山で天台密教を修行ののち、
全国の霊山を巡歴。

三峰山の奥の院をはじめ武甲山、上州武尊山、越後八海山、木曽の
御岳山王滝口、三笠山、筑波山、羽黒山、戸隠、立山、白山、阿蘇
山、国見岳、桜島にまで足をのばしたという。

なかでも、寛政4(1782)年6月には木曽御岳山の未開拓なの
を聞き、御岳山大滝口を開きました。大滝口とはもちろん生地の大
滝村にちなんでつけた名。

52歳の時、伝燈大阿闍梨になりました。秩父御岳登山口・落合に
は普寛神社里宮があって、登山者は必ずおまいりする所。時どき山
頂奥宮の鐘の大きな音が聞かれます。(本文は下記)

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富士山・聖徳太子と黒駒の伝説の碑「山のふみあと日記」

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▼きょうの話題(181)
某月某日(木曜日 天気:快晴)
「富士山・聖徳太子と黒駒の伝説の碑」

富士山五合目、佐藤小屋上の経ヶ岳には八角堂があり、わきに聖徳
太子と黒駒の碑がならんでいます。太子25歳の推古天皇6年(598)
9月、甲斐の国から献上された黒駒にまたがり、天空を飛び富士山
頂に降り、3日のち都に帰ってきたという。

また別の本にはには、太子20歳のおん時とした上で「甲斐の黒駒に
乗り、3日3夜日本国を見廻るため、虚空を飛び富士山に到り給う。
…馬の足には触りけれ。…黒駒雲に乗りて飛行しけり」とあります。

この記述にちなんだのが、八角堂わきの聖徳太子の石碑。推古天皇
六戌午年、秋九月…の文字が彫られ、ならんで黒駒の碑も建てられ
ています。

夜はライトがつけられ、にぎわう登山道にくらべ、ここ八角堂はま
るで別天地のよう。静かな中に花が供えられてありました。(本文は下記)

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北丹沢・焼山のホコラ「山のふみあと日記」


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▼きょうの話題(180)
某月某日(日曜日 天気:快晴)
「北丹沢・焼山のホコラ」

丹沢主脈の末端にある焼山の山頂には3つの祠が建っています。こ
こは以前は鳥屋、青野原、青根の旧3村の境界で、境界争いによる
出火からたびたび山火事を起こし焼山と呼ばれるしまつ。

そこで村々が集まり境界にそれぞれ石祠を建てたと伝えます。この
祠は3つとも焼山権現をまつり、青根社は青根方面を、鳥屋社は鳥
屋方面を、また青野原社は青野原方面を向いて建っています。これ
が建ってからは山火事もなくなったということです。

9月の蒸し暑い日に蛭ヶ岳から姫次を経由して祠をスケッチに行き
ました。疲れた体には同じようなものを3つも描くのは、ちとうん
ざりです。

祠は建て直されたものもあるのか、青根社には昭和22年の文字が、
鳥屋社には明治32年の銘があり、わきにハートを逆さにしたような
紋が彫ってありました。(本文は下記)

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北ア・後立山連峰の八峰キレット「山のふみあと日記」


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▼きょうの話題(179)
某月某日(日曜日 天気:快晴)
「北ア・後立山連峰の八峰キレット」

後立山連峰の八峰キレットは、剱岳の八峰(やつみね)岩峰と区別
してハチミネと呼んでいます。かつては大変な難所で、登山者はこ
の切れこみを黒部川側へ大きく下り、また登り返すルートをとって
いたという。

ここを初めて通ったのは、名前の通り八という猟師だとされていま
す。登山者としては、明治44年7月通過した中村孝二郎一行。ちな
みに積雪期の通過は、昭和6年春の京大パーティーだとか。

ところで江戸時代初めまでは、黒部川から立山あたりまでが信州の
ものと考えられていたそうです。しかし、加賀藩前田家は信州松本
藩の攻撃を恐れ、勝手に立入禁止にしてしまいました。

松本藩が抗議しますが、七万石と百万石の力の差はどうにもなりま
せん。天保年間にいまの境界に押し切られてしまったといいます。

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