けふもけふとて与太ばなし。「奥多摩川苔山直下・舟井戸での野宿訓練」



「奥多摩川苔山直下・舟井戸での野宿訓練」
【概略】
 川苔山は、この山の西を流れる谷でカワノリがとれたのが名前の由来と
いう。さらに川乗谷の支流横ヶ谷のツメにあるため、横ヶ谷の頭などと呼
ぶ説もあります。しかし、いまは川苔山といえば1363.2mの三角点のある
この山をいっています。

 その昔、陸地測量部が地図をつくる際、どういうわけか、川苔の「ノリ」を
「乗」の字に当て字してしまいました。いまでも、川苔が採れた谷は「川乗
谷」、バスの停留所は「川乗橋」、林道も「川乗林道」と地図に書かれてい
ます。

 直下の舟井戸の水は、昔はいまのように氷川村側の「逆川」に注いでい
たのではなく、棚沢地区を流れる「入川谷」へ流れていました。それを氷
川村の山師が、舟井戸周辺を氷川村のものになるよう、尾根を掘りぬい
て逆川へ注ようにしました。

 1868年(明治元)、改めて地租改正地図編製を行った時、棚沢村が奪
い返したという話もあります。かつて直下の舟井戸で野宿の訓練をしたこ
ともありました。
・東京都西多摩郡奥多摩町。

……よかったら【本文・出典】は筆者のページで↓
https://toki.sakura.ne.jp/merumaga/octama/oct-07.html

…………………………………


-【広告】-
…………………………………
▼毎月、山の画文通信【ひとり画展】を郵送します。詳しくは下記の私の
HPへどうぞ。
https://toki.sakura.ne.jp/haga-kai/
…………………
▼【書店で発売中】-山の民俗神とその伝承伝説集-
★『日本百霊山』(山と渓谷社)968円
書店にないときは店員の方に注文してください。
・アマゾン、楽天ブックスだと確実に入手できます。
…………………
・【Tシャツ、マイカップなどグッズあります】
https://suzuri.jp/toki-umoart
…………………
▼下記のCDブック(山と里の民俗・伝承集)お譲りします。
詳しくは下記の私のHPへどうぞ。
https://toki.sakura.ne.jp/baiten/cd-books/cd-books.html
・『山の神々いらすと紀行』(東京新聞):(改訂版)
・『新・ふるさとの神々何でも事典』(冨民協会):(改訂版)
・『野の本・山の本』(春・夏・秋・冬編)全4巻(誠文堂新光社)
・『ふるさとの行事(祭事記)』(冨民協会):(改訂版)
・『健康(クスリになる)野菜と果物』(主婦と生活):(改訂版)
…………………
★Facebook、twitter、mixi
…………………
【とよだ 時】 山と里の伝説伝承探査・駄文駄画師(漫画家)

★おわり
………………………………………………………………………………
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )