けふもけふとて与太ばなし。「奥多摩川苔山直下・舟井戸での野宿訓練」



「奥多摩川苔山直下・舟井戸での野宿訓練」
【概略】
 川苔山は、この山の西を流れる谷でカワノリがとれたのが名前の由来と
いう。さらに川乗谷の支流横ヶ谷のツメにあるため、横ヶ谷の頭などと呼
ぶ説もあります。しかし、いまは川苔山といえば1363.2mの三角点のある
この山をいっています。

 その昔、陸地測量部が地図をつくる際、どういうわけか、川苔の「ノリ」を
「乗」の字に当て字してしまいました。いまでも、川苔が採れた谷は「川乗
谷」、バスの停留所は「川乗橋」、林道も「川乗林道」と地図に書かれてい
ます。

 直下の舟井戸の水は、昔はいまのように氷川村側の「逆川」に注いでい
たのではなく、棚沢地区を流れる「入川谷」へ流れていました。それを氷
川村の山師が、舟井戸周辺を氷川村のものになるよう、尾根を掘りぬい
て逆川へ注ようにしました。

 1868年(明治元)、改めて地租改正地図編製を行った時、棚沢村が奪
い返したという話もあります。かつて直下の舟井戸で野宿の訓練をしたこ
ともありました。
・東京都西多摩郡奥多摩町。

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