ほとんどの人は「宝物」と聞けば、金銀財宝を思い浮かべるだろうが、人生と人間社会にとって、何が一番価値が高いものか? という視点で考えたことがあるだろうか。
私は、若い頃から、人間社会にとって一番大切なものは「未来」であると考え、人間と社会の未来を作り出すものこそ「本当の宝物」だと思ってきた。
もう10年以上も前から、街で女子高生や若い女性を見かけると、心の中で、「君たちこそ、人類にとって本当の宝物なんだよ」と囁きかけている。
理由は、彼女たちが未来を作り出す主役だからだ。
つまり新しい人類を生み出すことができる人たちだからだ。
これに対し、男の若者の価値は、やや下がる。養鶏場で、雌雄比は30対1くらいだ。男は女性30人いれば一人か二人で十分なのだ。
だから、原始社会では、平塚らいてうが喝破したとおり、「原始、女性は太陽だった」のだ。
戦争が起きて勝敗が決すると、部族の男たちは皆殺しにされたが、女性たちは生かされた。子供を産めるからで、つまり、未来を保証する最大の資産を生産できるからだ。
原始社会では、必ず母系氏族社会になることを紹介してきた。いまや、封建制の好きな男尊女卑主義者を除けば、科学的民俗学の常識といっていっていい。
人間の本質を理解できる者なら誰にでも直観的に理解できることだ。
それは、生まれ落ちた赤ちゃんが最初に見つめ、最初に食を与えられ、命をすべて依存するのが母親だからだ。
だから子供は、最初から母親に依存し、敬愛するので、部族の長も母親になるのである。
残念ながら男は、性転換しても女装しても、子を産み落として母親になることはできない。トランスジェンダーがどれだけ増えても母の地位を奪うことはできない。
だから、女性は、人類ある限り、永遠に母であり続け、すなわち、人々の心の支配者=真実の王であり続ける。
女性は、人間社会にとって真実の宝物なのだ。どんな巨額のカネも、宝石も金銀も女性の存在価値にとってはゴミでしかない。
女性がいなくなれば人間の未来がなくなるのだから、戦争の勝者は女性を活かし続けた。
しかし、部族社会において、自然が与える食料が飽和して、そのテリトリーにおける食料が不足すると、部族間の争いが始まり、やがて戦争へと発展してゆく。
こうなると力に恵まれた男の出番で、部族における男性の地位が上がってゆき、やがて長が男性に取って代わられる。
部族の主導権を握った男性は、やがて、自分の権力と財産を大きくすることに快感を覚えるようになる。
すると、自分の地位と財産を、「自分の子」に受け継がせたくなり、自分の子を特定するため、女性の性行動を拘束し、ハーレムに押し込めるようになる。
これが男系封建社会の成立である。
古代の封建社会では、必ず一夫多妻制のハーレム社会が成立し、女性がそれまでの部族長の地位を追われて、性奴隷の地位に貶められるようになる。
人類社会では、ほぼ4000年ほど前に、こうした男系封建氏族社会が成立したと考えられている。
このとき、封建社会を正当化する教書として登場したのが旧約聖書である。
旧約聖書では、女性が父の承諾を得ずに他の男性と交際したり、妻が浮気したりすると、たちまち投石で殺害されることになる。まるで殺人と処刑の教科書のようだ。
女性の地位が性奴隷であることが、はっきりと分かるが、これを戒律として受け伝えてきたのが、イスラム・モスリムである。
イスラムだけでなく、ユダヤ教やキリスト教福音派(クリスチャンシオニズム)でも、旧約聖書の封建的戒律を守ろうとすることで、現代アメリカでも、同じように女性の地位が封建的に制約されようとしている。
だが、社会の真の宝物が「子を生む女性」であることが、社会全体に共有されるときがきたなら、女性が社会の主役であることを人々が理念として共有する社会がやってくるだろう。
人類の未来は「人口」のなかにだけある。それは科学技術でもなければ律法でもない。人が増えてゆく世界のなかにだけ未来が存在するのだ。
ユダヤ教徒たちは、「増え過ぎたら過密になって未来が存在できなくなる」と強迫観念に苛まれ、あたかもサイレントグリーンの世界を予想している。
https://www.youtube.com/watch?v=LozJSTjrvek&ab_channel=Danios12345
この映画は1973年に公開されたが、この年、米国務長官キッシンジャーは、地球人口を5億人に抑制する必要があるとの展望を世界に問いかけた。
ハリウッド映画界は、実はユダヤ人のテリトリーである。映画こそ、未来を定める教科書だと彼らは考えているようだ。キシンジャー教書も、ハリウッドに連携しているのだ。
https://finders.me/articles.php?id=316
人口抑制/削減計画の源流・1974年キッシンジャーレポート
https://www.chibamai.com/post/%E4%BA%BA%E5%8F%A3%E6%8A%91%E5%88%B6-%E5%89%8A%E6%B8%9B%E8%A8%88%E7%94%BB%E3%81%AE%E6%BA%90%E6%B5%81%E3%83%BB1974%E5%B9%B4%E3%82%AD%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88
http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5828313.html
おそらく、このとき、現在起きている新型コロナワクチンによる人類大量殺戮や、ロシアとの第三次世界大戦が準備されたのだろうと、私は考えている。ちょうど911テロを計画実行するようにだ。
つまり50年かけて、着実に準備された壮大な人口削減計画なのだ。普通の人には想像もできないかもしれないが、旧約聖書の世界では、長い時間をかけた陰謀殺戮がいくつも例示されている。
https://www.wordproject.org/bibles/jp/01/34.htm
ユダヤ人たちは、幼い頃から、これを暗誦して記憶する義務を背負っている。
ユダヤ教徒(長老派)カルトは、「神に選ばれた民」であるとの優越感と奢りから、自分たちが神に成り代わって、地球人類の未来を調整できると信じ込んでいるのだが、人類を5億人にコントロールするという計画は、ワクチンや核戦争によって実現可能であるとしても、その後のmRNA遺伝子改変や放射能汚染で、人類が根こそぎ絶滅してしまうことまで考えていない。
人類は、自然の成り行きに任せておけば、必ず自然摂理のなかで調整が行われるので、無理やり人口削減を行う必要などない。
なぜユダヤ人たちが、無理な人口削減計画を実現したがるのかといえば、それは自分たちの優越性を世界に示したい、傲慢な自己肥大によるものだ。
自分たちの高級な知能をひけらかすことで、世界の支配者である自己満足に浸りたいだけのことだ。
ユダヤ人たちが、なぜそうなったのかというと、たぶん2600年前に起きた、バビロン捕囚事件によってだろう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%93%E3%83%AD%E3%83%B3%E6%8D%95%E5%9B%9A
このときネブカドルネザル王がピラミッドを作り上げたほどのユダヤ人の石造技術を利用するため、バビロンに連れ去って半世紀幽閉したのだが、半世紀の間に混血も進み、ユダヤ人としてのアイデンティティが失われていったことに危惧した長老たちが、「ユダヤ人は神に選ばれた(契約した)民である」特別な存在なのだと若者に教え、ユダヤのアイデンティティを守るために「バビロニアタルムード」を生み出した。
このタルムードが、その後のユダヤ人たちの思想的な根幹をなす聖典となった。これは、ダビデ王による「パレスチナタルムード」とは違う内容なのだが、ユダヤ人の秘密として、その後、現代に至るまで秘密とされ受け継がれた。
http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/5828398.html
つまり、バビロニアタルムードを戴くカルト宗教では、必ず、自分たちが世界の王として全人類に君臨する自己満足に浸らなければならない。
この思想によって、新型コロナを始めとするワクチンが開発され、第三次世界大戦が準備されていると私は考えている。
だが、冒頭に書いたように、人類の真の宝物は、「子を生む若い女性たち」である。
生まれてくる子供達だけが未来を作り出すことができる。
現在、世界最大の人口はインド人なので、これからインドの主導する社会がやってくる。
アメリカや日欧が、どれほど科学技術が発達しようと、武力を持とうと、そんな虚構よりも、人間がいることの方がはるかに強い。
未来は武力や宗教から生まれるわけではない。人のなかからしか生まれないのだ。
人を大切にする社会だけが生き残ることができる。
この意味で、人を大切にしない、ユダヤ教徒主導の社会には崩壊滅亡の運命しか残されていない。