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コオロギを食え! お前は爬虫類かよ…

2023年04月05日 | インポート
 

 岸田政権が、にわかに昆虫食の推進を加速させている。農水省がコオロギ養殖に補助金を出しているのに加え、たくさんのメディアが昆虫食の推進に立った報道が行われている。



 もともとは、国連農業食料機関(FAO)が、2013年ころから、世界の食料機器の救世主として、昆虫食の推進を宣伝しはじめ、呼応して無印良品が「コオロギせんべい」を発売することで注目されるようになった。

 以下に、昆虫食推進側の説明を転載する。



 https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/7950/

 以下引用



  2013年5月13日、国連食糧農業機関(FAO)が昆虫食を推奨する報告書を発表した。地球上には食べられる昆虫が1900種以上存在し、既に数百種がさまざまな国の食卓に上っているという。 昆虫を常食としている地域はアフリカ36カ国、南北アメリカ23カ国、アジア29カ国、ヨーロッパ11カ国に広がり、延べ人口はおよそ20億人に達する。



 身の回りの昆虫は、追い払ったり、たたき殺したり、時には殺虫剤で戦ったりするような不快な存在だ。しかし優れた栄養食品でもあり、ほかの食材に引けを取らない量のタンパク質、繊維質、良質の脂肪、必須ミネラルを含んでいる。



 さらに飼育の観点からも利点がある。必要な土地は、ウシやブタ、ヒツジなどを育てるよりもはるかに狭くて済むし、食べたエサを家畜より効率的にタンパク質に変換するので、少ない投資で多くの成果を得ることができる。また、ゲップが地球温暖化の原因ともなるウシなどとは異なり、排出される温室効果ガスも少ない。



 また昆虫食は、殺虫剤に依存しないで害虫を減らす、安全で健康的な方法だ。さらに、新たな産業が雇用の創出につながり、“食用昆虫”がたくさん生息する熱帯の開発途上国では特に好都合である。



 今回は、これから訪れるかもしれない昆虫食ブームを先取りして、「世界の食用昆虫、人気ベスト8」を紹介しよう。



 甲虫類

 カミキリムシやコガネムシ、フンコロガシ、カブトムシといった甲虫類は、アマゾン盆地やアフリカの一部など、熱帯や温帯の深い森林に覆われた地域で食用となっている。樹皮や倒木、森の地面で、さまざまな種を簡単に見つけることができるし、樹木のセルロース成分を人間が消化可能な脂肪に効率的に変換してくれる。また、含まれるタンパク質の量も昆虫界ではトップクラスだ。



 チョウ、ガ

 チョウやガの幼虫、さなぎは、非常に“ジューシー”で、タンパク質や鉄分を多く含む。特にアフリカ諸国で人気があり、栄養が不足がちな子どもや妊婦にとって、優れた“サプリメント(栄養補助食品)”となっている。

 中央アメリカや南アメリカでは、リュウゼツランの葉の間に生息するガの幼虫が人気の食材で、「メスカル」というメキシコ特産の蒸留酒に入れて飲むことで有名である。



 ハチ

 ハチミツは世界で愛されているが、ハチも立派な食材だ。アジアやアフリカ、オーストラリア、南アメリカ、メキシコでは、卵や幼虫、さなぎを巣から取り出して食べる。ハリナシミツバチが断トツの人気で、大型のハチがそれに続くがランキングでは大きく離されている。



 アリ

 1匹1匹は小さいが、例えばアカアリを100グラム集めると、14グラムのタンパク質が採取できる。鶏卵よりも多い優秀な食品だ。ほかにも、カルシウムが48グラム含まれ、鉄分なども多い。その一方、熱量は100カロリー未満で、炭水化物も少ない。



  バッタ類

  イナゴやコオロギを含むバッタ類は、量的に世界で最も食用にされている昆虫といえる。どこにでも生息し捕獲も簡単だ。さまざまな種類があり、いずれも優れたタンパク質源となる。無味ではあるが、逆にどのような味付けにも適していると言えるだろう。大量発生するトビバッタなどは、既に飢饉に陥っている地域で作物を荒らし回るやっかい者で、食用の習慣が生まれたのは当然かもしれない。



  ハエ、カ

  ほかの種ほど一般的ではないが、ハエやカ、シロアリ、シラミなども食用になる場合がある。チーズをエサに育ったハエはチーズ味、水場で育った種はカモや魚に似た味になるという。



  水生昆虫

  ミズムシやマツモムシなど水生昆虫は世界各地に生息し、飼育も容易だ。水生植物の茎に卵を産み、淡水・海水、水たまりでも繁殖する。



  カメムシ

 悪臭を放つカメムシ類は、ソースに混ぜるとリンゴ味になるという。ヨウ素の貴重な供給源でもあり、麻酔・鎮痛成分が含まれている昆虫としても知られている。

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 コオロギに熱い視線 環境配慮の次世代たんぱく源 昆虫食、1000億円市場へ【けいざい百景】2023年02月22日

 https://www.jiji.com/jc/v8?id=202302keizaihyaku093



 牛や豚に比べ低い環境負荷で生産できる次世代のたんぱく源として、コオロギに注目が集まっている。3年後には昆虫食の市場規模が世界で約1000億円に達するとの試算もあり、参入企業が増加。コオロギを使用した商品の多様化も進んでいる。(時事通信経済部 河合剛希)

ベンチャーが挑戦

 コオロギを生産し、チョコや豆菓子などの食品に加工して販売するエコロギー(東京)の葦苅晟矢代表は2015年、コオロギの飼育を始めた。大学在学中に世界的なたんぱく質不足の問題を知り、自宅の押し入れでコオロギの生産に挑戦。食べ残しや農家から出た規格外野菜を餌に飼育を始めると、半年で1000匹まで増加した。

 生産の手軽さにたんぱく源としての可能性を感じ、大学院でコオロギの研究をしながら17年に創業。高温で乾燥した地域がコオロギの飼育に適しており、19年には生産が一年中可能なカンボジアに移住し、大量生産を開始した。



 エコロギーは現地の農家を指導し生産を委託。コオロギを買い取り、工場で製品化して、日本で販売している。生産委託先は小規模な田んぼや畑を営む零細農家が大半。農作物の収穫は年に2回程度と少ない上、干ばつや洪水など災害リスクにさらされ、安定的な収入確保が難しい。



 一方、コオロギは軒先で簡単に飼育でき、成長して出荷するまで45日程度で年に8回の生産が可能だ。エコロギーは全量を現金で買い取るため、「コオロギ生産は安定した現金収入を得られる副業として、現地農家に歓迎されている」(葦苅氏)という。現在約60軒の農家と契約しており、26年までに2400軒まで拡大させる方針だ。



 コオロギは雑食性が強く、餌にフードロスを利用できる。エコロギーは農業の生産、加工過程で出た残渣(ざんさ)や、カンボジアの食品工場から出るフードロスを回収・加工して餌にしている。葦苅氏は「アジアのフードロス問題を解消しつつ、自然と健康に配慮したおいしい食品として、コオロギを日常的な食の選択肢の一つにしていきたい」と意気込む。



 日本で昆虫食人気の火付け役となったのが、20年に良品計画の「無印良品」が発売した「コオロギせんべい」だ。塩味が利いたエビせんべいのような味わいで、ネット通販や店頭で売り切れが続出した。使われているのはグリラス(徳島県鳴門市)が販売する「コオロギパウダー」。徳島大学発のベンチャーで、30年超の研究を基に食用コオロギの生産、加工から商品開発、販売までを担う。



 19年創業の同社は、コオロギ成分を使用したプロテインバーやカレーも販売するほか、飛行機の機内食や学校給食の選択式メニューとしてコオロギ食品を体験する機会を提供し普及を試みる。生産効率化にも取り組み、採卵から粉末化までを自動化するシステムの開発を目指す。



 コオロギはエビやカニなどの甲殻類と似た成分を含み、アレルギー症状を引き起こす恐れがある。グリラスではゲノム編集技術を使い、アレルゲン性の低いコオロギも開発中だ。

 1月にはNTT東日本が、グリラスと情報通信技術(ICT)を活用したコオロギ飼育の自動化に関する実証実験の開始を発表するなど、「企業からの協業の問い合わせが増えている」(グリラス広報)という。



 国連食糧農業機関(FAO)は、13年に世界の食料危機と昆虫食に関する報告書を発表。コオロギは、牛や豚などの家畜と比べ少ない水と飼料で育ち、栄養価が高く、温室効果ガス排出量が少ないことが示され、コオロギ食品開発の追い風となった。家畜の体重を1キロ増やすために必要な飼料は鶏で2.5キロ、豚で5キロ、牛で10キロだが、コオロギはわずか1.7キロ。8割が食べられるコオロギと比べ、鶏と豚は5.5割、牛は4割にとどまり、コオロギの飼料効率は鶏の2倍、豚の4倍、牛の12倍に及ぶという。



 栄養価の高さも特長で、「乾燥状態の牛肉と比較すると、乾燥させたコオロギは同等のプロテインを含み、亜鉛や鉄分も豊富」(葦苅氏)だ。

 昆虫食でコオロギが主流になっていることについて、食用昆虫科学研究会の吉田誠理事は「味に癖がなく食べやすいことに加え、卵パックや衣装ケースで飼育できるほど養殖が簡単なので事業として始めやすい」と分析する。



 TPCマーケティングリサーチ(大阪市)が今年1月に発表した調査によると、日本の昆虫食市場は21年で10億8000万円と前年から6割増え、22年には14億8000万円とさらなる拡大を見込む。日本能率協会総合研究所(東京)が20年に発表した調査では、世界の昆虫食市場は19年度で70億円、25年度には1000億円規模に上ると予測する。



 欧州では21年からゴミムシダマシの幼虫「ミールワーム」を使用した食品に対し、安全性を評価して販売を承認するなど、昆虫食を販売しやすい環境が整備されつつある。⽇本では、各事業者が⾷品衛⽣基準を満たすなど、品質管理を行うほか、アレルギー成分の表⽰を通じた安全性確保にも取り組んでいる。



 吉田氏は「事業展開が早かった欧米や、所得向上策として国全体でコオロギ養殖を後押ししているタイと比較すると日本は遅れているものの、市場は拡大傾向にある」と指摘する。

 一方で、吉田氏は「コオロギ一辺倒だと市場拡大に限界が見えてくる。昆虫は種類が多く、味も香りも違うので多品種化にも取り組み、食の選択肢の一つとして認識を拡大させることが必要だ」との見方を示している。

(2023年2月22日掲載)

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 引用以上



 「昆虫食」は、これから深刻化するであろう食糧危機への対策としても取り上げられているが、上の説明を見ていて、私が感じたのは、本当の狙いは、昆虫食が「二酸化炭素排出、抑制対策」の基幹事業ではないかという点だ。

 その証拠に、炭素ビジネスの帝王、世界最大の大金持ちであるビル・ゲイツが昆虫食に大規模な出資を行っている。つまり、昆虫食は「炭素ビジネス」なのだ。

 https://www.mag2.com/p/money/1188904



 従来の畜産では、「牛のゲップ」などとバカげた視点を別にしても、糞尿からのメタン排出量や、微生物処理における排出ガスなどを考えると、確かに昆虫食の炭素排出量は大幅に少ない。

 しかし、何度も書いてきた通り、二酸化炭素温暖化論の根拠は薄弱で、そんなことより、新自由主義による「見栄張り」贅沢浪費文明を、自然に依存した循環型エコロジー文明に転換した方が、温暖化問題へ桁違いに寄与できることは明らかだ。



 人類が、競争敵対型の浪費文明をやめて、「炭素循環型」の調和型のライフスタイルにすれば、ユダヤ金融資本が最大級の利権としている「炭素ビジネス」など、必要としない。昆虫食を食べる必要もないのである。



 それに、なによりも、今の食糧危機は、「ロシアによるウクライナ軍事侵攻によってもたらされた肥料不足」が最大の焦点なので、本当に対策するなら、国が、戦争対策として本腰を入れて、農業肥料事業を推進すればよいはずなのに、昆虫食に問題をすり替えるのは実に胡散臭い。

 結局、背後に、ビル・ゲイツらダボス会議による炭素ビジネス思惑の影を見ざるをえないのだ。



 私は、今、中津川市に居住しているが、この土地というか、日本列島の内陸部は、寒冷地帯なので、半世紀前まで農業が困難だった。レイメイのような耐寒稲が開発されてから、やっと米作を順調に行うことができるようになった。

 米の採れにくい内陸部では、昆虫食が盛んで、中津川ではヘボという蜂食が今でも好まれている。隣の伊那谷に行くと、ザザムシや蚕、ゲンゴロウなどゲテモノ昆虫食のオンパレードになる。私の母は新潟だが、やはりイナゴ食は普通にあった。

 だから、昆虫食にはそれほど抵抗はないのだが、日本政府が、本来やるべき対策を放置して、無理やり昆虫食を普及させようとしていることには、強烈な違和感がある。



 ちょうど、苫米地英人の昆虫食に対しての発言があった。

 https://twitter.com/BABYLONBU5TER/status/1643169031149748224

 言えることと言えないことがあるんですけど ものすごい単純に言うと コオロギを推進してる人たちとワクチンを推進した人たちは大体同じですよね もちろんさらに後ろいくと戦争をさらに悪化させてる人たちと同じですよね

 オレらに「コオロギ食え」ゴキブリの粉末まで言っている人いますからね

 私たちを爬虫類扱いにしてるとしか思えない 君ら爬虫類なんでコオロギでも食ってろって だからボクは逆のようになってて そういうこと言っている人たち

 あなたたちが爬虫類じゃないですか?ぐらいにボクは思うんで

 普段ポリポリ コオロギ食ってるから オレらに勧めてんの? 「ぐらいに感じているのが本音ですけど

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 最後の、「あなたたちが爬虫類じゃないですか」という一節は、「爬虫類人説」を知っている人ならピンとくるだろう。

 https://newsee-media.com/reptilian

 昆虫食を推進している河野太郎や麻生太郎などは、もしかしたら…

 今のところは冗談だけど…

 https://tagushu.hatenadiary.jp/entry/2023/04/05/021709



 結局、昆虫食は、ダボス会議=ユダヤ金融資本による人類飼育統制計画のなかにあるようにしか思えない。