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賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

バラ 「マ・パーキンス」

2015年07月16日 | バラ
神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮影したバラの画像から。


「マ・パーキンス」はアメリカのBoernerが1952年に作出したフロリバンダ。


桃色で、咲き始めはコロコロとしたカップ状で、開花とともに浅いカップ咲きに変化する。


秋の花は深いカップ咲きになり、花色も濃くなる。強い香りがある。


耐寒性、耐暑性に優れた強健種で、樹勢も強い。
デイビッド・オースチンがイングリッシュローズの交配親に多用した品種である。



バラ 「ポンポン・ドゥ・パリ」 「フレンシャム」

2015年07月15日 | バラ
神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮影したバラの画像から。


チャイナ系のオールドローズ「ポンポン・ドゥ・パリ」。


濃いピンクの小輪で香りは微香。


1839年頃の作出ですが、作出者、作出国は不明。


こちらは「フレンシャム」。
ビロードがかった緋紅色で半八重。房咲きになり黄色のしべとの対比が美しい。


1946年にイギリスのローマンが作出したフロリバンダで香りは微か。
2013年12月18日に花菜ガーデンの花を一度紹介しています。



バラ 「プリスタイン」

2015年07月14日 | バラ
神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮影したバラの画像から。


1978年にアメリカのWarrinerが作出したハイブリッド・ティー「プリスタイン」。


アイボリーに淡いピンクのぼかしが入る剣弁高芯咲きで香りは中くらい。
交配親として「夕霧」などを生み出している。


2011年8月5日に生田緑地ばら苑の「プリスタイン」を紹介していますが、
こちらはその後、2013年5月21日に生田緑地ばら苑で撮影したもの。



バラ 「ブリタニア」

2015年07月13日 | バラ
神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮影したバラの画像から。


1929年にイギリスのBurbageが作出したポリアンサ「ブリタニア」。


ポリアンサ系の中では四季咲き性に優れ、春以降も秋までよく咲き、花もちもよい。


濃ローズ色に底が白色の一重咲き。円すい状の房になり、かすかに香る。
耐病性、耐寒性があり、育てやすい品種。



バラ 「ハトヤバラ」

2015年07月12日 | バラ
神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮影したバラの画像から。


中国産の原種系つるバラ「ハトヤバラ」。


ピンク色の一重で、香りは微香。


こちらの2枚は5年前に生田緑地ばら苑で撮影していた「ハトヤバラ」。


大船植物園のものに比べると、花色がずいぶん濃いですね。



バラ 「ヌリア・ドゥ・レコロンス」 「ゼネラル・ブラウン」

2015年07月11日 | バラ
神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮影したバラの画像から。


園の名札では「ヌリア・ドウ・ルコーン」ですが、検索では「ヌリア・ドゥ・レコロンス」がヒット。


1933年作出で、作出者のドットはドイツではなくスペインのほうが正解のようです。


ハイブリッド・パーペチュアル系の純白色の中輪。香りは微香。


こちらは「ゼネラル・ブラウン」。


貼り付けた園の名札にあるように品種データは不明。


ネット検索でも大船植物園の画像データが1件ヒットしただけでした。



バラ 「ソレイユ・ドール」

2015年07月10日 | バラ

ハイブリッド・フォエティダ系のオールド・ローズ「ソレイユ・ドール」。
花名はフランス語で黄金の太陽の意。


オレンジ色のゆるいロゼット咲き、早咲きで花数が多い。
青リンゴのような香りがある。


フランスの育種家ペルネ-デュシェが1900年に作出し、この種をもとに黄色系のハイブリッド・ティー(ペルネティアナ系)を作出した歴史的に貴重なバラ。



バラ 「シルエット」

2015年07月09日 | バラ
神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮影したバラの画像から。


アメリカのJ&Pが1983年に作出したハイブリッド・ティー「シルエット」。


前回に続いて懐かしの日比谷公園シリーズになってしまいますが、
2007年11月25日 に紹介していました。


そのときにプレートから抜粋して載せた説明は
“わずかにピンクがかったアイボリーの半剣弁高芯咲き 花弁数35~40枚 花径13㎝ほど 直立性”


若干追加すると、
実際の作出者はW.A. Warrinerで、香りは微香。



バラ 「ジッフェ」

2015年07月08日 | バラ
神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮影したバラの画像から。


ドイツのコルデスが作出した「ジッフェ」。作出年は1982年になっています。


2007年11月25日 に日比谷公園の「ジッフェ」を紹介したときに
“ピンクを含んだオレンジ色の外弁で全体的にはオレンジ色の剣弁高芯咲きで香りのよい品種”と
プレートの説明を載せていました。
作出年は1981年と1年の違いがありますが…。


見比べると大船植物園のほうがはるかに花色のオレンジが濃くて別の品種のような感じがします。



バラ 「ジェネラル・ジャックミノ」

2015年07月07日 | バラ
神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮影したバラの画像から。


「ジェネラル・ジャックミノ」。
1853年にフランスのルーゼルが作出したハイブリッド・パーペチュアル(HP)。


鮮明な赤紫色で、丸弁高芯咲きからロゼット咲きになる。


多くのHP系と同じように、枝がまっすぐに伸びてから上部で横に広がるように伸長する。
つるバラのようにフェンスなどに誘引すると春には多数の花が楽しめる。


ほかのHP種や赤色のモダンローズの誕生に大きな貢献を果たし、交配親としても重要な品種の一つ。



バラ 「アントニア・リッジ」 「ココリコ」

2015年07月06日 | バラ
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「アントニア・リッジ」。
1976年に、フランスのパオリーノが作出したハイブリッド・ティー。


ビロードがかった光沢のある紅色の剣弁高芯咲き。



「ココリコ」は1951年にフランスのメイアンが作出したフロリバンダ。


ブログを確認したら“一重咲きで濃赤色の花弁と黄色の花芯との対比が美しい”と、
2011年11月25日 に神代植物公園の「ココリコ」を紹介していました。



「キュー・ランブラー」 「アルキミスト」

2015年07月05日 | バラ
ほとんど手付かずだった神奈川県立フラワーセンター大船植物園で、今年撮影したバラの画像から。


「キュー・ランブラー」。
1913年、イギリスのキュー植物園で作出されたラージ・フラワード・クライマー(LCl)。


桃色で、花弁の基部が白い可憐な一重の小輪。生育旺盛で大きな房咲きになる。


香りは中くらい。
分類では(LCl)とされているが、ランブラーとして扱うのが適切という。



「アルキミスト」
ドイツのコルデスが1956年に作出したシュラブ。


花芯はオレンジ色に黄色をのせたような色で、咲き進むとサーモンピンクに黄色が混じったような
微妙な色合いになる。
花もちがよく、樹勢も旺盛。強健で土質も選ばず、半日陰でも開花する。
流通名は「錬金術師」の意で、ドイツ語読みでは「アルヒミスト」。他には「アルケミスト」とも。




キフゲットウ

2015年07月04日 | 
6月10日の神奈川県立フラワーセンター大船植物園から。


「キフゲットウ」。漢字表記では黄斑月桃。
インド原産のショウガ科アルピニア属(ゲットウ属)の常緑多年草「ゲットウ(月桃)」の園芸品種。


葉脈に沿って黄色い縞模様(黄斑)が入り、観賞価値が高いため、観葉植物として利用される。
花期は5~7月ごろ。総状花序を伸ばし、中心の太い花軸から細い柄に分かれてつけた苞(ほう)の中にある2~3個のつぼみが順次咲いていく。




「トーチジンジャー」は、ショウガ科エトリンゲラ属の多年草植物。
インド東部からインドネシアあたりの熱帯アジアが原産。別名「カンタン」。


前日、下書(公開しない)にチェックを入れたまま予約投稿していました。
そのままの日時で再投稿します(何度も同じ失敗を繰り返していますねぇ)

マンデビラ

2015年07月03日 | 
6月10日の神奈川県立フラワーセンター大船植物園から。


キョウチクトウ科チリソケイ属(マンデビラ属)の「マンデビラ」。
名札にあった品種名は‘アリスデライト’。


こちらは名札は付いていませんでしたが‘ローズ・ジャイアント’という品種かも知れません。
中央アメリカ・アルゼンチンが原産のつる植物で、最近ではつるのよく伸びる品種は、
ネットなどにからませて緑のカーテンとしても利用されているそうです。



バショウ科の「地湧金蓮(ちゆうきんれん)」。
黄色の花弁のように見えるのは、実は苞で、苞と苞の間に立って見えているのが本当の花のようです。


中国雲南省原産で、以前、神代植物公園で撮影した「雲南地湧金蓮」を紹介しています。

ツンベルギア・マイソレンシス

2015年07月02日 | 
6月10日の神奈川県立フラワーセンター大船植物園の温室から。


キツネノマゴ科ツンベルギア属の「ツンベルギア・マイソレンシス」。
和名は「マイソルヤハズカズラ(矢筈葛)」でマイソルはインドの都市名。
‘マイソレンシス’はマイソルのという意味だそうです。
柄のある花が花茎に均等につく総状花序で、長さは1mにもなる。


花径4~5cm。花筒の内部は濃い黄色、花冠を包む苞は赤褐色でコントラストが美しい。



こちらはナス科ソランドラ属(ラッパバナ属)「ソランドラ・マクシマ」のつぼみ。
夕方から夜にかけて開花を始めるということで、この日の夕方以降に開花したのではないかと…。


和名は「ウコンラッパバナ(鬱金喇叭花)」。
花径は15~20cm。花冠の内側に濃い紫色の筋が入り、先は反り返る。
咲き始めは淡い黄色で、だんだん濃くなり、最後はオレンジ色に近くなる。
この花は花色が濃く、形も崩れ気味でもうすぐしぼむのでしょうか。