「桃色卜伴」は桃色の一重、唐子咲きの中輪。花期は3~4月。「卜伴」の実生と見られている。
唐子弁は、桃色に白色の覆輪が深く入り、一見すると白色の団塊に見える。
1月24日、こどもの国で数輪咲いていたが状態は今ひとつ。これは昨年3月21日に撮っていたもの。
こちらが「卜伴」。濃紅色の一重、唐子咲き、小輪。花期は3~4月。
濃紅色の外弁と紅色の花糸に中心をなす葯の白色が鮮明に対比する美しい唐子咲き品種。
1719年の広益地錦抄に記載された江戸期からの古品種で、関西では「月光(がっこう)」という。
2009年3月7日に川崎市緑化センターで撮影。
「秋咲卜伴」も卜伴の自然実生。撮影は今年の1月9日、薬師池公園で。
濃紅色に唐子弁が淡い紅色を帯びる唐子咲き、小輪。
花期は10~4月で、卜伴より5カ月ほど早い。
(説明部文は、淡交社刊「新装版 日本の椿花」から引用しています)
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