賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

ツリフネソウ

2008年10月01日 | 
町田市の薬師池公園・萬葉草花苑から、ツリフネソウとキツリフネ。
  
ツリフネソウ(釣船草、吊舟草)は東アジア(日本、朝鮮半島、中国、ロシア東南部)に分布する。日本では北海道・本州・四国・九州の低山から山地の水辺など、やや湿った薄暗い場所に自生。キツリフネとともに群生していることも多い。
  
花期は夏から秋(8~10月)。茎の先端部から細長い花序が伸び、そこに赤紫色で3~4cmほどの横長の花が釣り下がるように多数咲く。花弁状の萼と唇形の花びらをもち、長く筒状になっている距の先端が巻くのが特徴。その花が帆掛け船を釣り下げたような形をしていることが名前の由来で、色が赤紫色であることからムラサキツリフネ(紫釣船)とも呼ばれる。
一般にツリフネソウ属の花は葉の下に咲くが、本種はその例外である。
  
こちらがキツリフネ(黄釣船)。ユーラシア・北米大陸に広く分布する。
黄色い花と、後ろに伸びる距の先が巻かずに垂れること、また他のツリフネソウ属と同様に花が葉の下に咲くところがツリフネソウとの違い。
どちらも種子が熟すと、ホウセンカなどと同様に弾けて飛び散るように拡がる。
(説明部分はフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から)

撮影機材:Nikon D40(AF-S DX Zoom Nikkor ED 18-55mm F3.5-5.6G II)+
AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G (IF)