2/20-22で行ってきた北海道撮影旅行シリーズの2回目です。
2/20の夕方に東京を出て青森へ移動し、青森駅で「トワイライトエクスプレス」を撮影した後は、いよいよこの旅の第一目的である急行「はまなす」に乗車します。
急行「はまなす」は青森と札幌を結ぶ客車急行列車で、現在JRで残る唯一の定期急行列車にして定期客車列車です。昨日のダイヤ改正で「北斗星」が臨時化したことにより、客車寝台車を含む定期列車としても唯一の存在となりました。
この急行「はまなす」は通常B寝台車2両、自由席車2両、指定席車3両ですが指定席車のうち2両が」「ドリームカー」(グリーン車用のゆったりした座席)、1両が「カーペットカー」になっています。今回は「ドリームカー」を選択しました。と言っても、今回が初乗車なんですけどね。「カーペットカー」の人気が高いそうで、この日は全ての座席と寝台は予約済み。寝台に至っては増21号車の増結車つきでしたが、満席でした。
青森駅のホームで入線してくる「はまなす」を待つ
DE10形に牽引されて、急行「はまなす」が入線。機関車付け替えの手間を省くために、青森運転所から青森駅まではDE10形が牽引する
金帯は24系寝台車。この列車は14系と24系の混結編成になっていて、14系の電源車代わりの車両が1両連結されている
これが電源車代わりの14系。客扱いはしないので、扉は閉じられている
残念ながら青森駅の停車位置の関係で、ED79形の前面撮影まではできない
1号車は24系25形
増21号車を連結。それだけ需要があると言うことでもある
2号車。金帯だけど汚れが目立ちますね
自由席車です。自由席は指定席を挟み込む形で、3、7号車が設定されています
カーペット車が4号車
5,6号車は指定席ドリームカー
ミニラウンジがありまして、発車後はここで宴会している方々もいました
指定席車ドリームカー。まだ入線直後でほとんど座っていませんが、この後満席になりました
ドリームカーの座席。小さなテーブルは側面にあります。フットレストがある辺りはグリーン車仕様ですね。かなり後ろに倒れますが、後の人がOKしないとここまでは倒しづらい
天井には読書灯があります
乗車したのはスハ14 505でした
温度計。外は氷点下だと思いますが、車内は暖かい
一旦最後尾車両まで行きました。最後尾は自由席です。7号車でこそありますが、実際には客車としては9両目
これは自由席車の座席です。指定席に比べるとやや間隔が狭め
こちらが「カーペットカー」。上の段が狙い目だそうで、かなり競争になる席なんだそうです
B寝台。ごく普通の開放2段B寝台です
連結部の貫通扉にテールマークがあったんで撮影
下り「はまなす」は22:18に青森を出て、次の停車駅は0:44に函館。ここで1:23まで停車して、機関車の付け替えを行います。
自由席車の乗客は函館で下車した人も多く、青函トンネルの最終列車として役割を果たしていることがわかります。逆に函館から乗った人もけっこういて、この列車が函館から札幌までの終列車でもあることがわかります。
函館に到着。ここでようやくED79 14の顔が拝めました
後方にもヘッドマークがあるんですけど、よく見ると後方のヘッドマークはデザインが少し違います
道内を牽引するDD51形が入線してきました
連結作業です
連結完了。「北斗星」等と異なって重連では無いので、函館駅ホームでDD51形の先頭が撮影できます(「北斗星」はできない)
ふと気が付いたら、函館運転所にキヤE193系「East i-D」の姿が。なぜか私が函館に来るとよくいます。形式でわかるとおり、JR東日本の電気・軌道検測車で、JR北海道に貸し出されることがあります
さて、そろそろ発車時刻も近づいてきたので、車内に戻る前にもう1枚
牽引機はDD51 1148でした
ここからは先ほどまでの最後尾が先頭側になります。でも座席を回転させる人はほとんどおらず、ほとんどの人が後向きのまま乗ってました・・・・確かに寝てる人もわずかにいたけどねえ・・・・
ここからは札幌を目指して列車は夜の函館本線、室蘭本線を走ります。
おまけ。車内自動販売機で飲み物を販売していますが、さすが北海道車だけに北海道日本ハムファイターズのマークがありました
以下、次回。
2/20の夕方に東京を出て青森へ移動し、青森駅で「トワイライトエクスプレス」を撮影した後は、いよいよこの旅の第一目的である急行「はまなす」に乗車します。
急行「はまなす」は青森と札幌を結ぶ客車急行列車で、現在JRで残る唯一の定期急行列車にして定期客車列車です。昨日のダイヤ改正で「北斗星」が臨時化したことにより、客車寝台車を含む定期列車としても唯一の存在となりました。
この急行「はまなす」は通常B寝台車2両、自由席車2両、指定席車3両ですが指定席車のうち2両が」「ドリームカー」(グリーン車用のゆったりした座席)、1両が「カーペットカー」になっています。今回は「ドリームカー」を選択しました。と言っても、今回が初乗車なんですけどね。「カーペットカー」の人気が高いそうで、この日は全ての座席と寝台は予約済み。寝台に至っては増21号車の増結車つきでしたが、満席でした。
青森駅のホームで入線してくる「はまなす」を待つ
DE10形に牽引されて、急行「はまなす」が入線。機関車付け替えの手間を省くために、青森運転所から青森駅まではDE10形が牽引する
金帯は24系寝台車。この列車は14系と24系の混結編成になっていて、14系の電源車代わりの車両が1両連結されている
これが電源車代わりの14系。客扱いはしないので、扉は閉じられている
残念ながら青森駅の停車位置の関係で、ED79形の前面撮影まではできない
1号車は24系25形
増21号車を連結。それだけ需要があると言うことでもある
2号車。金帯だけど汚れが目立ちますね
自由席車です。自由席は指定席を挟み込む形で、3、7号車が設定されています
カーペット車が4号車
5,6号車は指定席ドリームカー
ミニラウンジがありまして、発車後はここで宴会している方々もいました
指定席車ドリームカー。まだ入線直後でほとんど座っていませんが、この後満席になりました
ドリームカーの座席。小さなテーブルは側面にあります。フットレストがある辺りはグリーン車仕様ですね。かなり後ろに倒れますが、後の人がOKしないとここまでは倒しづらい
天井には読書灯があります
乗車したのはスハ14 505でした
温度計。外は氷点下だと思いますが、車内は暖かい
一旦最後尾車両まで行きました。最後尾は自由席です。7号車でこそありますが、実際には客車としては9両目
これは自由席車の座席です。指定席に比べるとやや間隔が狭め
こちらが「カーペットカー」。上の段が狙い目だそうで、かなり競争になる席なんだそうです
B寝台。ごく普通の開放2段B寝台です
連結部の貫通扉にテールマークがあったんで撮影
下り「はまなす」は22:18に青森を出て、次の停車駅は0:44に函館。ここで1:23まで停車して、機関車の付け替えを行います。
自由席車の乗客は函館で下車した人も多く、青函トンネルの最終列車として役割を果たしていることがわかります。逆に函館から乗った人もけっこういて、この列車が函館から札幌までの終列車でもあることがわかります。
函館に到着。ここでようやくED79 14の顔が拝めました
後方にもヘッドマークがあるんですけど、よく見ると後方のヘッドマークはデザインが少し違います
道内を牽引するDD51形が入線してきました
連結作業です
連結完了。「北斗星」等と異なって重連では無いので、函館駅ホームでDD51形の先頭が撮影できます(「北斗星」はできない)
ふと気が付いたら、函館運転所にキヤE193系「East i-D」の姿が。なぜか私が函館に来るとよくいます。形式でわかるとおり、JR東日本の電気・軌道検測車で、JR北海道に貸し出されることがあります
さて、そろそろ発車時刻も近づいてきたので、車内に戻る前にもう1枚
牽引機はDD51 1148でした
ここからは先ほどまでの最後尾が先頭側になります。でも座席を回転させる人はほとんどおらず、ほとんどの人が後向きのまま乗ってました・・・・確かに寝てる人もわずかにいたけどねえ・・・・
ここからは札幌を目指して列車は夜の函館本線、室蘭本線を走ります。
おまけ。車内自動販売機で飲み物を販売していますが、さすが北海道車だけに北海道日本ハムファイターズのマークがありました
以下、次回。
「北斗星」が8月、「カシオペア」が9月までとのことで、「はまなす」もおそらくは9月くらいまでの命かなと思ってます。持っても、来春ダイヤ改正までですよね。
問題は、この列車が青森発函館行き終列車も兼ねていることですね。あまり早く廃止すると、鉄道の優位性を落とすことになります。新幹線化後も、同時刻帯の終列車を在来線車両で残してはどうかなあと思いますが。電圧の問題はありますけど。
はまなすもあとどれ程の期間走るのか、分からない列車ですね。時期による増減はあると思いますが、割と多くの乗客が集まっている印象です。
お写真を拝見するに、客車はだいぶ草臥れているようですが、近い将来の廃止を見込んでのことでしょうか。
在来線の列車が走れる設備がありながら、新幹線の開業と共に廃止されてしまうとしたら、こんなにも残念なことはありません。
他の記事も楽しませて頂きます。
今後とも、宜しくお願い致します。
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