
10月21日の日曜日、今日は小田急電鉄の海老名電車基地で行われた「小田急ファミリー鉄道展2012」へ行ってきました。
朝は同行する光画部副部長親子と合流するために新宿駅へ。私の住む武蔵小杉からだと、登戸まで行って小田急に乗るか、横浜まで行って相鉄で海老名に行った方が早いのですけど、せっかく小田急に乗るんだから新宿から途中までロマンスカーに乗ろうという処でした。
小田急ロマンスカーは多彩な形式が走るのが特徴ですが、今回乗車したのは新宿8:30発の「はこね7号」。車両は60000形MSEで、この車両への乗車は今回が初めてです。一応、これで現役の小田急ロマンスカーは全形式に乗車したことになりますが、3100形NSEだけは生涯乗車できなかったことだけが心残りです(厳密には3000形もSSE時代にしか乗っていないが)。

新宿駅にあったポスター。これですね

最初にホームに入っていたのは30000形EXEによる「はこね」。この車両は乗り心地は良いですけど、いかんせんビジネス用というイメージ

急行の1000形

さらに30000形EXEによる「さがみ」「えのしま」の連結列車。現在、「えのしま」の大半は30000形での運行である

今回初めて見たのだが、いつのまにか新宿駅にホームドアが導入されていた。ただ、扉位置の関係からロマンスカーには使用されない

1000形側。小田急は在来線車両でも扉幅が1300mmの標準サイズ以外に1600mmのワイドドアもあり(かつての1000形後期車2000mmワイドドアは1600mmに改造済み)、設置スペースの幅設定がぎりぎりであろうし、よく導入したなあと思う

30000形が発車して、閑散としたロマンスカー専用ホーム

60000形MSEが入線してくる。貫通扉側だ

6連の貫通扉側。MSEは前照灯がやたらと低い位置にあるのが特徴

非貫通側でVSE似の先頭車。地下鉄千代田線対応のため、前面に扉は設けられている

2009年ブルーリボン賞受賞のマーク。ブルーリボン賞受賞は小田急ロマンスカーのステータスで、30000形EXE以外は全て受賞

側面の方向幕は白色LED

側面のロゴ

車両番号を大きく数字で書く方式は、50000形VSEを踏襲している

車内は天井が高く開放的な感じだ。これでも千代田線の車両限界を維持している

座席。わりとシンプルなシートで、座面、背もたれ共にやや堅めの印象。ビジネス用途を元々意識した物だからなのか?

背面は木製。テーブルは座席の袖から引き出す方式である

3号車には車販室があった。車内販売も行っている

どら焼きアイスを購入。ドラえもんも大満足?けっこう美味しかったです

今回乗車したのは第1編成でした。60000形MSEでは一番古い車両ですね。このため、2007年の製造です
小田急ファミリー鉄道展は20日との2日連続開催なのですが、それでも天候に恵まれたこともあってがかなりの混雑。メイン会場を後回しにして、サブ会場である3000形SEの展示/乗車の方へ先に行ったのは大正解でした。行列もメイン会場に比べればずっと短く、開場後すぐに中へ入れました。

SE展示会場の案内看板

道路の高架橋の下に入り口があった

待ち時間中、何度も列車が走っていった。そのたびに子供達は喜び勇んで撮影している

開場し、中に入ると出迎えたのは出発前の8000形

やはり小田急と言ったら、白い車体に水色の線。今や、この8000形だけになってしまいましたが

保存用格納庫内の3000形SE。小田急ロマンスカーの元祖にして、日本鉄道史においても輝かしい第1回ブルーリボン賞受賞車両

諸元などの説明。国鉄東海道本線での高速試験を実施し、当時の狭軌鉄道世界最高速度145km/hを達成している。なお、東海道新幹線ができるよりも前の話である

この前面形状は登場時のオリジナル状態に、復元改造した物だ

スカート部のこの穴みたいな部分は、空気抜け用の網のようだ

今回、運転室からの乗車になった為、まず運転室を撮影

車内に入る。最古と最新のロマンスカーに1日に乗車できるというのは乗り鉄的には幸せだ(まあ最古は動かないけど)

座席。回転式クロスシートでリクライニング機構は無いが、特急車と言うことでゆったりした座席間隔だ(1000mm。国鉄183系やE2系新幹線等より広い)

運転台方向を撮影

車体間は扉が無い。連接構造ということもあるが、広い空間取られていて開放的

再度座席構造を見る。肘掛けの構造には古さを感じる

時代柄、肘掛け内蔵の灰皿がある

かつて走る喫茶室と呼ばれた3000形。シンクも備えた喫茶スペースだ

第1回ブルーリボン賞受賞の記念プレート。現在の物とは形状も異なる

日本車輌で最初に製造された時の銘版と、川崎重工での改造時銘版がある。製造は今から55年も昔のことである

反対側の運転室。写真では分からないが、運転室の扉は非常に低く、かがまないと出られない構造だった

反対側は、改造後のSSEの姿を維持していた。私が唯一、この電車に乗った時も、この「あさぎり」であった

普段使用のS200EXRの30.5mmでは広角が足らなかったことから、予備機F600EXRの広角24mmを利用

製造当時は方向幕と言う物が無く、サボを使用している

3000形SEの特徴である連接台車。小田急の伝統を作った


A号車、B号車という表記はSSE化後の2編成連結時に、1~5号車の重複となるために取られた対策である

SE側の方へ戻って見学終了

我々が来た時よりも、多くの人が行列を作っていた。早めに来て、最初に見て正解だった
何年か前にもこのイベントに来て3000形を見ようと思ったんですけど、たまたまその時は台風と重なってイベントが中止になり、見られなかったんですよね。
今回、ようやく二十数年ぶりに3000形を見て、中に入ることが出来て良かったです。
後編はメイン会場の方を紹介します。
朝は同行する光画部副部長親子と合流するために新宿駅へ。私の住む武蔵小杉からだと、登戸まで行って小田急に乗るか、横浜まで行って相鉄で海老名に行った方が早いのですけど、せっかく小田急に乗るんだから新宿から途中までロマンスカーに乗ろうという処でした。
小田急ロマンスカーは多彩な形式が走るのが特徴ですが、今回乗車したのは新宿8:30発の「はこね7号」。車両は60000形MSEで、この車両への乗車は今回が初めてです。一応、これで現役の小田急ロマンスカーは全形式に乗車したことになりますが、3100形NSEだけは生涯乗車できなかったことだけが心残りです(厳密には3000形もSSE時代にしか乗っていないが)。

新宿駅にあったポスター。これですね

最初にホームに入っていたのは30000形EXEによる「はこね」。この車両は乗り心地は良いですけど、いかんせんビジネス用というイメージ

急行の1000形

さらに30000形EXEによる「さがみ」「えのしま」の連結列車。現在、「えのしま」の大半は30000形での運行である

今回初めて見たのだが、いつのまにか新宿駅にホームドアが導入されていた。ただ、扉位置の関係からロマンスカーには使用されない

1000形側。小田急は在来線車両でも扉幅が1300mmの標準サイズ以外に1600mmのワイドドアもあり(かつての1000形後期車2000mmワイドドアは1600mmに改造済み)、設置スペースの幅設定がぎりぎりであろうし、よく導入したなあと思う

30000形が発車して、閑散としたロマンスカー専用ホーム

60000形MSEが入線してくる。貫通扉側だ

6連の貫通扉側。MSEは前照灯がやたらと低い位置にあるのが特徴

非貫通側でVSE似の先頭車。地下鉄千代田線対応のため、前面に扉は設けられている

2009年ブルーリボン賞受賞のマーク。ブルーリボン賞受賞は小田急ロマンスカーのステータスで、30000形EXE以外は全て受賞

側面の方向幕は白色LED

側面のロゴ

車両番号を大きく数字で書く方式は、50000形VSEを踏襲している

車内は天井が高く開放的な感じだ。これでも千代田線の車両限界を維持している

座席。わりとシンプルなシートで、座面、背もたれ共にやや堅めの印象。ビジネス用途を元々意識した物だからなのか?

背面は木製。テーブルは座席の袖から引き出す方式である

3号車には車販室があった。車内販売も行っている

どら焼きアイスを購入。ドラえもんも大満足?けっこう美味しかったです

今回乗車したのは第1編成でした。60000形MSEでは一番古い車両ですね。このため、2007年の製造です
小田急ファミリー鉄道展は20日との2日連続開催なのですが、それでも天候に恵まれたこともあってがかなりの混雑。メイン会場を後回しにして、サブ会場である3000形SEの展示/乗車の方へ先に行ったのは大正解でした。行列もメイン会場に比べればずっと短く、開場後すぐに中へ入れました。

SE展示会場の案内看板

道路の高架橋の下に入り口があった

待ち時間中、何度も列車が走っていった。そのたびに子供達は喜び勇んで撮影している

開場し、中に入ると出迎えたのは出発前の8000形

やはり小田急と言ったら、白い車体に水色の線。今や、この8000形だけになってしまいましたが

保存用格納庫内の3000形SE。小田急ロマンスカーの元祖にして、日本鉄道史においても輝かしい第1回ブルーリボン賞受賞車両

諸元などの説明。国鉄東海道本線での高速試験を実施し、当時の狭軌鉄道世界最高速度145km/hを達成している。なお、東海道新幹線ができるよりも前の話である

この前面形状は登場時のオリジナル状態に、復元改造した物だ

スカート部のこの穴みたいな部分は、空気抜け用の網のようだ

今回、運転室からの乗車になった為、まず運転室を撮影

車内に入る。最古と最新のロマンスカーに1日に乗車できるというのは乗り鉄的には幸せだ(まあ最古は動かないけど)

座席。回転式クロスシートでリクライニング機構は無いが、特急車と言うことでゆったりした座席間隔だ(1000mm。国鉄183系やE2系新幹線等より広い)

運転台方向を撮影

車体間は扉が無い。連接構造ということもあるが、広い空間取られていて開放的

再度座席構造を見る。肘掛けの構造には古さを感じる

時代柄、肘掛け内蔵の灰皿がある

かつて走る喫茶室と呼ばれた3000形。シンクも備えた喫茶スペースだ

第1回ブルーリボン賞受賞の記念プレート。現在の物とは形状も異なる

日本車輌で最初に製造された時の銘版と、川崎重工での改造時銘版がある。製造は今から55年も昔のことである

反対側の運転室。写真では分からないが、運転室の扉は非常に低く、かがまないと出られない構造だった

反対側は、改造後のSSEの姿を維持していた。私が唯一、この電車に乗った時も、この「あさぎり」であった

普段使用のS200EXRの30.5mmでは広角が足らなかったことから、予備機F600EXRの広角24mmを利用

製造当時は方向幕と言う物が無く、サボを使用している

3000形SEの特徴である連接台車。小田急の伝統を作った


A号車、B号車という表記はSSE化後の2編成連結時に、1~5号車の重複となるために取られた対策である

SE側の方へ戻って見学終了

我々が来た時よりも、多くの人が行列を作っていた。早めに来て、最初に見て正解だった
何年か前にもこのイベントに来て3000形を見ようと思ったんですけど、たまたまその時は台風と重なってイベントが中止になり、見られなかったんですよね。
今回、ようやく二十数年ぶりに3000形を見て、中に入ることが出来て良かったです。
後編はメイン会場の方を紹介します。
ロマンスカーは一度乗ってみたいですねぇ。
特にVSEの前面展望車の先頭に。
東の小田急、西の近鉄が私鉄特急の雄という感じがしますね。東武スペーシア、京成スカイライナー、名鉄ミュースカイ、南海ラピートなどもありますけど、小田急、近鉄はバラエティに富みますし。
VSEの前面展望は、3列目ですけど一度だけ乗りました。たまたま乗ろうと思ったら空いていたんですよね。夕方遅い便でしたので、景色自体は余り楽しめませんでしたけど。
このイベントは、私も参加しました。
私が会場に着いた時には、
3000形を見るには2時間以上待ちますという
アナウンスだったので断念しました。
綺麗な写真で紹介して頂いて感謝します。
ツイートボタン押させて頂きます。
コメントありがとうございます。
3000形SEは、私達が見終わった後の時点でも、かなりの行列でした。
車内見学の都合上、人数制限しながら見学していたからでしょう。
何年か前に、見に行こうと思ったら台風で中止となり、その後は仕事などでタイミングが合わなかったので、今回見に行けて良かったです。
すいません、当方はtwitterをやっておりませんでして、ボタンもblogの機能で付いているものです。