
2/20-22で行ってきた北海道撮影旅行シリーズの最終回です。
今回利用していたのは「みなみ北海道フリーきっぷ」だったのですが、昨年の5月12日までは現在以上に有効だった路線がありました。そう、江差線の末端区間である木古内ー江差です。むしろ、江差へ行くから「江差線」なのに、現在の江差線は江差まで行かないのですよね。木古内線と言ったところです。
木古内駅で下車して、駅前のバスターミナルは私以外には2人程度。駅前には中型のバスがいましたが、これは行き先が違いました。江差行きの函館バスが来ると、やってきたのはコミュニティバス。江差から途中の中須田くらいまでは乗客は私一人でした。日曜日とは言え、乗客が私だけと言うことは、いかにこの路線に需要が無かったかがわかります。実際、江差線時代でも私しか乗客がいない列車に乗ったこともありました。


江差駅前にいた中型のバス。このバスは2,3人乗っていきましたが、行き場所が江差では無い。そういや、塗装が函館市内の東急バスと同じ塗装ではないですね

さて、このバス停が江差方面行き。1日6便で、江差病院行きが主体


やってきたのはコミュニティバス。都内でもよく見かけるタイプの車両でした

中はこんな感じ
今回江差線の廃線跡に行こうと思ったのは、単に昨年2度北海道へ来ていて、それでも「はまなす乗車」と「雪の中での列車撮影」は行いたいと思ったものの、最終日は時間があまるという計算だったからです。ならば、たまには廃線めぐりも良いだろうと思って、代替バスの時刻を調べて行動しました。

津軽海峡線の踏切で、バス車内から撮影したEH500形の貨物列車。電柱が被ってしまいましたが

ここのところ雪が降っていなかったようで、道路は雪が全く無かった

木古内から少し離れると途端に町から山の中になってくる


バスは県道5号線を進む。所々で、江差線の踏切跡を見ることが出来る。廃止から9ヶ月程だったが、踏切の廃止措置はとられているものの、機器類の撤去はあまり進んでいなかった

江差線は木古内川を渡る箇所が多かったが、やはり鉄橋は残っている

撤去工事は少しずつやっているようで、このように重機が置かれている場所もあった

多分、「この踏切は使われていません。列車は通りません」だろうか。雪に埋もれて看板の意味があまりないが、元々列車はあまり通らなかったしなあ

廃線跡の中ではこのような雪崩防御のトンネルが目立ちますね

県道5号がアンダークロスするようなところもそのままです


こういった大きな構造物だと、撤去自体されずに廃墟になっていくのかなとも思います。道路から離れていて、仮に崩れても周囲への影響もあまり無いし


神明駅跡では駅前のところまで入りまして、駅舎やホームの姿を見ることが出来ました



湯ノ岱駅跡。ここでバスはトイレ休憩が入りました。湯ノ岱駅に残っているトイレを使えますが・・・使わなかったので状態は確認してません

駅名標を外されて、枠だけ残るホーム跡。寂しい感じですね


バスは湯ノ岱駅前で小休止した後、再度江差方面へ向かいます



湯ノ岱駅を過ぎると天ノ川沿いを走ります。江差線跡も鉄橋が多く見えます

さてこれは・・・「天ノ川駅」という架空の駅。実際の駅では無く、湯ノ岱ー宮越の間に設けられた駅のようなモニュメントというところでしょうか。列車からだと通過時に一瞬見える程度だったので、代行バスからの方がちゃんと見えるというのも皮肉な話

桂岡駅はちょっと遠くて撮影難しい状態でした

だんだん雪が少なくなってきて、踏切跡がよくわかります

そういえば、バスの料金表示の液晶モニタ横に観光案内とかが出ていたのですが、江差線の案内も出ていました


出ました。北海道の無人駅名物、車掌車の待合室。中須田駅跡です。桂岡もそうでしたけど、さっきの通り写すには難しかった

中須田辺りは雪があまり無いため、このように線路が残っている様子も見られました
さて、今回のバスでは時間計算上で江差バスターミナルまで行って帰るのが限界というところだったのですが、このバスターミナルがどこだか良くわかっていなかったんです。一応、Googleマップとかで探してもみたんですが・・・で、江差駅舎に近ければ江差駅舎を見に行くことも考えていたんですけど・・・・遠かった。江差バスターミナルは江差の町中では無く、南のはずれの函館バス江差営業所のことだったんですね。折り返しまでは10分少々。ここでトイレを借りるだけで終わりました。

江差バスターミナルで下車。バスは江差病院へ行くため、ここから乗った人もいました

江差バスターミナルの様子。写真に写っていない右側に待合室があります

これはさっきと同じようですが、帰りのバスです。湯ノ岱駅跡で撮影。ラッピングが違ったんですが、これだと良くわからないですね
木古内に戻ったら、後は「スーパー白鳥」「はやぶさ」と乗り継いで帰りました。
廃線跡を代替バスで巡るのはなかなか普段は実施しない体験で面白かったんですが、江差駅まで行けなかったのは残念でしたね。もうちょっと下調べができていれば良かったんですが。

木古内駅にて

木古内に到着するキハ40形

789系「スーパー白鳥」で帰りました。けっこう木古内から乗車する人が多くて驚いた
これで2/20-2/22の旅行記は終了です。次に北海道に行くのは・・・特に出張とかが無ければ日高本線が直ってからで良いかなあ。
それだと数年後とかになりかねないので、またどこかのタイミングで行こうとは思ってます。
今回利用していたのは「みなみ北海道フリーきっぷ」だったのですが、昨年の5月12日までは現在以上に有効だった路線がありました。そう、江差線の末端区間である木古内ー江差です。むしろ、江差へ行くから「江差線」なのに、現在の江差線は江差まで行かないのですよね。木古内線と言ったところです。
木古内駅で下車して、駅前のバスターミナルは私以外には2人程度。駅前には中型のバスがいましたが、これは行き先が違いました。江差行きの函館バスが来ると、やってきたのはコミュニティバス。江差から途中の中須田くらいまでは乗客は私一人でした。日曜日とは言え、乗客が私だけと言うことは、いかにこの路線に需要が無かったかがわかります。実際、江差線時代でも私しか乗客がいない列車に乗ったこともありました。


江差駅前にいた中型のバス。このバスは2,3人乗っていきましたが、行き場所が江差では無い。そういや、塗装が函館市内の東急バスと同じ塗装ではないですね

さて、このバス停が江差方面行き。1日6便で、江差病院行きが主体


やってきたのはコミュニティバス。都内でもよく見かけるタイプの車両でした

中はこんな感じ
今回江差線の廃線跡に行こうと思ったのは、単に昨年2度北海道へ来ていて、それでも「はまなす乗車」と「雪の中での列車撮影」は行いたいと思ったものの、最終日は時間があまるという計算だったからです。ならば、たまには廃線めぐりも良いだろうと思って、代替バスの時刻を調べて行動しました。

津軽海峡線の踏切で、バス車内から撮影したEH500形の貨物列車。電柱が被ってしまいましたが

ここのところ雪が降っていなかったようで、道路は雪が全く無かった

木古内から少し離れると途端に町から山の中になってくる


バスは県道5号線を進む。所々で、江差線の踏切跡を見ることが出来る。廃止から9ヶ月程だったが、踏切の廃止措置はとられているものの、機器類の撤去はあまり進んでいなかった

江差線は木古内川を渡る箇所が多かったが、やはり鉄橋は残っている

撤去工事は少しずつやっているようで、このように重機が置かれている場所もあった

多分、「この踏切は使われていません。列車は通りません」だろうか。雪に埋もれて看板の意味があまりないが、元々列車はあまり通らなかったしなあ

廃線跡の中ではこのような雪崩防御のトンネルが目立ちますね

県道5号がアンダークロスするようなところもそのままです


こういった大きな構造物だと、撤去自体されずに廃墟になっていくのかなとも思います。道路から離れていて、仮に崩れても周囲への影響もあまり無いし


神明駅跡では駅前のところまで入りまして、駅舎やホームの姿を見ることが出来ました



湯ノ岱駅跡。ここでバスはトイレ休憩が入りました。湯ノ岱駅に残っているトイレを使えますが・・・使わなかったので状態は確認してません

駅名標を外されて、枠だけ残るホーム跡。寂しい感じですね


バスは湯ノ岱駅前で小休止した後、再度江差方面へ向かいます



湯ノ岱駅を過ぎると天ノ川沿いを走ります。江差線跡も鉄橋が多く見えます

さてこれは・・・「天ノ川駅」という架空の駅。実際の駅では無く、湯ノ岱ー宮越の間に設けられた駅のようなモニュメントというところでしょうか。列車からだと通過時に一瞬見える程度だったので、代行バスからの方がちゃんと見えるというのも皮肉な話

桂岡駅はちょっと遠くて撮影難しい状態でした

だんだん雪が少なくなってきて、踏切跡がよくわかります

そういえば、バスの料金表示の液晶モニタ横に観光案内とかが出ていたのですが、江差線の案内も出ていました


出ました。北海道の無人駅名物、車掌車の待合室。中須田駅跡です。桂岡もそうでしたけど、さっきの通り写すには難しかった

中須田辺りは雪があまり無いため、このように線路が残っている様子も見られました
さて、今回のバスでは時間計算上で江差バスターミナルまで行って帰るのが限界というところだったのですが、このバスターミナルがどこだか良くわかっていなかったんです。一応、Googleマップとかで探してもみたんですが・・・で、江差駅舎に近ければ江差駅舎を見に行くことも考えていたんですけど・・・・遠かった。江差バスターミナルは江差の町中では無く、南のはずれの函館バス江差営業所のことだったんですね。折り返しまでは10分少々。ここでトイレを借りるだけで終わりました。

江差バスターミナルで下車。バスは江差病院へ行くため、ここから乗った人もいました

江差バスターミナルの様子。写真に写っていない右側に待合室があります

これはさっきと同じようですが、帰りのバスです。湯ノ岱駅跡で撮影。ラッピングが違ったんですが、これだと良くわからないですね
木古内に戻ったら、後は「スーパー白鳥」「はやぶさ」と乗り継いで帰りました。
廃線跡を代替バスで巡るのはなかなか普段は実施しない体験で面白かったんですが、江差駅まで行けなかったのは残念でしたね。もうちょっと下調べができていれば良かったんですが。

木古内駅にて

木古内に到着するキハ40形

789系「スーパー白鳥」で帰りました。けっこう木古内から乗車する人が多くて驚いた
これで2/20-2/22の旅行記は終了です。次に北海道に行くのは・・・特に出張とかが無ければ日高本線が直ってからで良いかなあ。
それだと数年後とかになりかねないので、またどこかのタイミングで行こうとは思ってます。