2015GW 四国一周旅行 その８「伊予鉄道の郊外線を乗って撮る」

5/2-5/5の四国一周シリーズの8回目です。

5/4の朝に八幡浜を出て、伊予大洲から下灘経由の「愛ある伊予灘線」を通って、伊予市駅まで到達しました。伊予市駅で列車を降りたら、改札を出ましてすぐの所にある、伊予鉄道の郡中港駅へ移動します。
伊予鉄道には路面電車である市内電車の他に、3線の郊外線があります。郊外線は松山市駅を中心に3方向に伸びていて、このうち高浜線と横河原線は基本的に直通運転。郡中線のみ独立して運転しています。高浜線のみ直流600V、他2線は750Vの珍しい電化状態ですけど、これは高浜線が路面電車の直流600Vと交差するところがあるためだと聞きます。今回は、この3路線を全て乗りますが、目的としては伊予鉄道に移ってからまだ乗っていなかった元京王3000系の3000系電車に乗ろうというところでした。


伊予市駅から道路を渡ってすぐのところに、郡中港駅があります


待っていた電車は元京王5000系の700系。うーん、しかしとりあえず乗っちゃいます


700系の車内



しかし行き違う電車は連続して3000系。なんだ、1本待てば良かった・・・・


松山市駅に到着。ここで高浜線へ乗り換えます


高浜線も700系でした。いや、京王5000系も名車ですけどね・・・・


終点の高浜駅で下車



高浜駅は松山観光港への連絡バスが発着しているため、駅名標もそれを意識していますね


高浜駅では乗ってきた電車で1駅戻ります

高浜駅の隣にある梅津寺駅は、伊予鉄道の中でももっとも海に近い駅です。伊予鉄道の郊外線の電車撮影でも良く使われている場所ですが、今回はここで3000系を撮影しながら待つことにしました。幸い時間に十分な余裕があったので。

梅津寺駅で下車


反対側のホームの向こうは海だ


走り去る700系


梅津寺駅のホーム


海側のホームにこんなのがありました。確か私が中学生の頃くらいのドラマですね


梅津寺駅のホームからはこのように海を望めます



やってきた電車は700系。しかし、前照灯の辺りが酷く汚れてます


反対側はそうでも無いですが




折り返してきた先ほどの700系。高浜駅はホーム1本なので、高浜へ行った列車がそのまま折り返してくるのを待つことになるのです



やってきました3000系


700系は通常2連での運用（ラッシュ時は1両増結して3両のことも）ですが、3000系は3両固定編成です


走り去る3000系



で、戻ってきたのでこれに乗ります


車内の様子。なお、伊予鉄道入線時にVVVFインバータ制御方式に改造されたので、元の京王車時代とは乗った感覚も異なりました


横河原駅に到着



横河原駅の駅舎と駅名標

これで伊予鉄道の郊外線の目的も果たしたので、あとはJRの松山駅に戻ります。松山市駅で降りて路面電車という手もありますが、大手町駅での交差を見たかったので、大手町駅で下車しました。

大手町駅で下車し、ちょうど撮れました。日本で唯一、電車を踏み切り待ちする電車



松山駅まで歩いて行く最中に撮影した路面電車。伊予鉄道の路面電車は、他の所と違い連接車が入れず、部分低床車の2100形（写真上）が運行される程度です


JR松山駅


昼飯は駅のうどん屋でじゃこ天うどん＋天ぷらでした

伊予鉄道の乗車と撮影を終え、この後は宇和島方面へ戻ります。以下、次回。