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みやしたの気まぐれblog

鉄道とか野球とか食べ物とかMacとか、日々の気まぐれ記録。更新も気まぐれ。

「西武トレインフェスティバル2011 in 横瀬」とSLパレオエクスプレス撮影 中編

2011-10-04 22:48:50 | 撮り鉄
10/2に行ってきたイベントと撮影の続きです。

横瀬駅に到着後、駅のすぐ近くにある地下通路を通って、線路の反対側に出ます。そこから歩いて5分もかからないところに横瀬車両基地はありました。すでに開場の10分前くらいのため、そこそこの行列にはなっていまして、グッズ・鉄道部品販売の列と一般入場の列に分かれて入場。グッズ販売は先行で入場しました。我々3人は特にグッズ・鉄道部品への執着も無いので一般入場の列に並びます。やがて時間となり入場開始となりました。


会場入り口付近で。横断幕には「鉄道の日」の文字が

入り口付近にあった保線用車両

最初に出迎えるのはかつて西武鉄道で活躍した貨物用の電気機関車達でした。私は西武鉄道の機関車と言うとE31形やE851形を思い浮かべるのですけど、それ以外にもたくさんの旧型電気機関車が保存されていたとは知らず驚きました。他の保存機では見たことの無い形状の機関車や、どこかで見たことのある機関車もあって、とても興味深かったです。また機関車以外にも貨車や電車が保存されており、懐古趣味的ではありますが、非常に楽しめました。

左は最近3両が大井川鉄道へ移籍したE31形、右はE51形

独特の形状で見たことが無い車両だと思ったら、E51形は元国鉄の輸入電気機関車ED12形で、スイスから2両だけ輸入されたというレアものだった。もう1両は解体済みで現存していないとのこと

有蓋貨車スム201

国鉄ED10形。西武鉄道ではE71形という呼称だったが、国鉄時代の塗装とナンバーに復元されている。2両が米国から輸入された物で、これもまたレア車

E851形。通称、西武の赤い電機。EF65形とEF81形を模して作られたという私鉄機関車唯一のF級機関車

E41形。大本は現在の青梅線である青梅鉄道で導入された英国製電気機関車だと言う。国鉄を経て、西武鉄道に入った。外観が東武ED3000形と似ている

351系電車。最初は501系だったそうで、現在の車番は501系のものに準じている保存車。17m級の先頭車でちょっと短い

車掌車ワフ105。見たところ、純粋な車掌車と言うより、貨車もかねているのでは?

軌陸車。普通のトラックを改造し、線路も走れるようにした物だ

保線用車両。高所作業車とバラスト運搬作業車のようだ

さて、前回も1枚だけ写真を掲載した、西武5000系「レッドアロー」です。私が子供の頃、亡くなった祖母の家が有楽町線千川駅付近にありまして、池袋の東武デパートから反対側の西武池袋線ホームに停車している5000系「レッドアロー」を見て、いつか乗りたいと憧れた物でした。結局、私が乗れるような歳になったときには西武からはもう引退し、社会人になってから富山地方鉄道で乗車するまでずっとあこがれだった車両。それを西武鉄道時代のままで今回見ること、乗ること(休憩室でしたので)ができました。

西武5000系「レッドアロー」。無骨で古いデザインではあるのだが、逆にそこが渋くてかっこいい

休憩室になっていたので中に入れた

5000系の座席。一度換装されており、導入当初とは座席が異なる

車内にあった製造銘版。昭和44年の日立製作所製。実は西武鉄道発の外注車両であったと言う(西武はかつて所沢工場で自社車両製造していた)

本来は密着式小型自動連結器のようだが、機関車牽引のためにナックルタイプのカバーをつけていた

続いて101系です。101系は701系等のデザインを引き継ぎつつ、西武秩父線の勾配に対応すべく製造された通勤電車。実は、5000系は101系の性能に合わせて製造されたそうで、両形式は連結運転可能だったとか(営業運転では実績無し)。その101系も、多摩川線の最後の低運転台車両が昨年引退し、現在は高運転台となった新101系の引退も進んでいます。この101系の保存車はデビュー時と同じ窓周りベージュを入れた塗装の車両でした。

後側から

台車がずいぶんきれいなので、普段は庫内保管されているんだろう

101系の全景。西武鉄道と言えば、このデザインの電車だという思いもある

まだ見学していない車両もありましたが、それは一旦戻らないと行けないので、物販を行っている建物に入ります。ここでは各種グッズや地の物の販売、鉄道部品販売が行われていました。

工場の建物は物販スペースとなり賑わっていた

今年の春に秩父を舞台にしたアニメが放映されたそうで「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」という長いタイトル。略して「あの花」だとか。全然見ていなかったので知らないが、どうもちょうど現在四夜連続再放送しているようだ

5000系のヘッドマーク等

販売されていた鉄道部品の一部。これらよりももっと大きい方向幕表示器も販売されていたが、ああいうもんを買って行く人はいったい何に使い、どこに保管するのだろう・・・よほど広い家に住んでいるのだろうか?

ちょうど鉄道部品販売所の横にはカットモデルの5000系があった

くじ引きでのグッズ販売のところにあったもの。こんな大きいストラップだったら携帯電話の持ち運びも大変だ(笑)

建物を抜けると最初に見た機関車の裏側に出ます。ちょうど機関車撮影タイムになっていまして、記念撮影する親子連れも一旦列車から離れたため、車両撮影がしやすくなりました。

D15形。入れ替え作業用の小型ディーゼル機関車

左がE61形(元国鉄ED11形)、右がE51形(元国鉄ED10形)。左の車両はJR東海のリニア・鉄道館にもある。かつては佐久間レールパークで何度も見た車両だが、塗装が違うとちょっと違って見える

E851形の反対側。並べば運転台見学が可能だった

E61形(元国鉄ED11形)を単体で。特徴的な田の字型の側面窓はまぎれも無くED11形

機関車全体を人垣の後から撮影。私のカメラは広角不足でどのみち全部は入らないので、あえて人垣の後から撮ってみた

開場直通の臨時列車に使用された30000系スマイルトレイン。西武鉄道の最新鋭通勤型

30000系の全景。8連は長い。見ての通り、日立製作所のA-Trainシリーズだ

一通り撮影をしたところで引き上げ。
決して広くはない会場でしたけど、初めて見た車両もあって楽しかったですね。
横瀬駅横の食堂でお蕎麦を食べ、昼食後に4000系に乗って西武秩父へ移動しました。

乗車した4000系

次回は「SLパレオエクスプレス」の写真を撮ります。


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