
6/4-5で行ってきた旅行の続きです。
6/5になりまして、鳥取駅からのスタートです。この日の目的地は津山。2012年8月に訪問した旧津山扇型機関車庫が、この春に正式な鉄道保存施設としてリニューアルオープンしたので、それを目的にして来たのです。
そうなると鳥取から因美線を抜けて行くわけですが、因美線の智頭ー津山は極端に列車本数が少ない超閑散区間。朝は智頭6:20発の673Dの後、今回乗車した8:15発の675Dを逃すと、12:51発の677Dまで4時間半あまり列車が無いのです。
前日に一度鳥取ー郡家を往復して若桜鉄道に行ってきたのは、675Dに合わせようとすると、若桜鉄道に寄っている暇が無かったためで、677Dに合わせようとすると時間が余りすぎるためでした。


朝の鳥取駅。天気は雨が降る感じの曇り


智頭まで乗車するキハ47形3連がやってきました

中央部以外はロングシート化された、セミクロスシートの車両

ロングシート部分が長いですね。平日は通学需要が多いんでしょうねえ


朝ご飯ですが、鳥取駅弁の「かにめし」。季節外とは言え、これくらいぎっしり入っていると満足です

途中の郡家駅で若桜鉄道WT3300形と行き違いに。「スズキ・GSX1300Rハヤブサ」のラッピング車になっていました

千代川を見ながら智頭へ向かいます

智頭駅到着。キハ187系「スーパーいなば」と一緒に撮影

乗り継ぎは津山色のキハ120形300番台。ここから先は、キハ120形の領域です
智頭の辺りからすでに天気は雨となりました。智頭から東津山までの因美線は、特急が走る鳥取ー智頭に比べるとカーブが多くて制限速度25kmの区間も多発し、ものすごく遅いです。
営業キロにして38.9kmを1時間5分で走るという、表定時速35.9kmの状態です。景色は良いのですが、あいにくの雨で窓も曇り、沿線風景を楽しむことはで来ませんでした。

津山へ到着

津山駅改札内にあったスタンプ台と「みかさかノスタルジー」のポスター

津山駅前は駅前ターミナルの再開発が入ったようで、だいぶ様変わりしていました。周囲の建物もだいぶ無くなっていました


津山駅の駅舎
津山駅に着いたら、「津山まなびの鉄道館」へ向かいます。
「旧津山扇型機関車庫」は、春から秋にかけて、特定の土日などに津山駅の西側に残る扇型機関車庫に保存されているディーゼルカーやディーゼル機関車を公開していましたが、大阪の交通科学博物館閉鎖に伴い、京都鉄道博物館へ行かない車両の一部をこの旧津山扇型機関車庫で受け入れ、さらに大糸線で利用されていた除雪車DD16形を受け入れ、2016年4月にリニューアルオープンしました。

扇型車庫が見えてきました

津山駅から歩いて行けますが、ちょっと回り道しないと入口にたどり着けません



「津山まなびの鉄道館」。以前は土日でも限られた日にしか開いていなかったが、毎週月曜休館の常設施設になった。入館料金は300円と安い

施設へ入ります。正面にあるのはC57形の動輪です

以前より展示車両が増えた「津山まなびの鉄道館」。雨の朝だけに、この時点では見学車少なめでした


扇形車庫は中心の転車台から蒸気機関車を進行方向へ向けて入庫するための施設です。以前はディーゼル機関車、ディーゼルカーしか保存されていませんでしたが、今回待望のSLが1両追加されています


左側が50系客車を改造したキハ33形1000番台、右側がキハ181系特急形気動車

左がキハ58形急行形気動車、右がキハ28形急行形気動車。どちらもキハ58系です

大糸線で晩年に活躍したキハ52形と交通科学博物館からやってきたD51 2

D51形D51 2。京都の梅小路にすでにD51 1がいたので、津山に安住の地を求めたのでしょう

同じく交通科学博物館からの移籍組であるDF50形DF50 18とDD13形DD13 638。前者は本線用量産型電気式ディーゼル機関車、後者は入れ換え作業向けディーゼル機関車

DD13形DD13 638。後継のDE10形等と比べて、ちょっと小柄な感じですね。前照灯も円い2灯式で、鉄道博物館にあるDD13 1とは少し違います

ラッセルヘッドで車体が見えないのはDD15形DD15 30

DD51形DD51 1187。実は餘部鉄橋列車転落事故の牽引機だったそうな

10t貨車移動機とDE50形DE50 1、DD16形DD16 304

米子駅の構内入れ換えに使用されていたという10t貨車移動機

DE50形DE50 1、DD16形DD16 304。DE50形はDD51形の後継試作車で、1両のみの製造だった貴重な車両です


扇の反対側の端から車庫を撮影。津山の扇形車庫は国内2番目の大きさだそうです。1番目は梅小路?

扇形車庫ですが、あまりちゃんと整備しているわけではなく、耐震工事もされていないので内部は見学できません。窓も劣化しています
この後は小さな資料館「あゆみルーム」「しくみルーム」を見学します。

Nゲージ模型


昔風の駅舎セット


改札鋏と現在の改札で使用しているスタンプがありました。手持ちの使用済みフリーきっぷに押印してみました

合図灯と構内電話

機械式計算機と硬券の日付印字機ですね

なぜかリニア説明用の模型がありました


列車のサボ、ヘッドマークや駅名標

レール幅の説明




タブレット閉塞機が実演も兼ねて置いてありました

標識の一部

外に出ると腕木式信号機がありました

建物の目の前はそのまま留置線(旧津山鉄道部)になっています
見学はもう少し続きます。以下、次回。
6/5になりまして、鳥取駅からのスタートです。この日の目的地は津山。2012年8月に訪問した旧津山扇型機関車庫が、この春に正式な鉄道保存施設としてリニューアルオープンしたので、それを目的にして来たのです。
そうなると鳥取から因美線を抜けて行くわけですが、因美線の智頭ー津山は極端に列車本数が少ない超閑散区間。朝は智頭6:20発の673Dの後、今回乗車した8:15発の675Dを逃すと、12:51発の677Dまで4時間半あまり列車が無いのです。
前日に一度鳥取ー郡家を往復して若桜鉄道に行ってきたのは、675Dに合わせようとすると、若桜鉄道に寄っている暇が無かったためで、677Dに合わせようとすると時間が余りすぎるためでした。


朝の鳥取駅。天気は雨が降る感じの曇り


智頭まで乗車するキハ47形3連がやってきました

中央部以外はロングシート化された、セミクロスシートの車両

ロングシート部分が長いですね。平日は通学需要が多いんでしょうねえ


朝ご飯ですが、鳥取駅弁の「かにめし」。季節外とは言え、これくらいぎっしり入っていると満足です

途中の郡家駅で若桜鉄道WT3300形と行き違いに。「スズキ・GSX1300Rハヤブサ」のラッピング車になっていました

千代川を見ながら智頭へ向かいます

智頭駅到着。キハ187系「スーパーいなば」と一緒に撮影

乗り継ぎは津山色のキハ120形300番台。ここから先は、キハ120形の領域です
智頭の辺りからすでに天気は雨となりました。智頭から東津山までの因美線は、特急が走る鳥取ー智頭に比べるとカーブが多くて制限速度25kmの区間も多発し、ものすごく遅いです。
営業キロにして38.9kmを1時間5分で走るという、表定時速35.9kmの状態です。景色は良いのですが、あいにくの雨で窓も曇り、沿線風景を楽しむことはで来ませんでした。

津山へ到着

津山駅改札内にあったスタンプ台と「みかさかノスタルジー」のポスター

津山駅前は駅前ターミナルの再開発が入ったようで、だいぶ様変わりしていました。周囲の建物もだいぶ無くなっていました


津山駅の駅舎
津山駅に着いたら、「津山まなびの鉄道館」へ向かいます。
「旧津山扇型機関車庫」は、春から秋にかけて、特定の土日などに津山駅の西側に残る扇型機関車庫に保存されているディーゼルカーやディーゼル機関車を公開していましたが、大阪の交通科学博物館閉鎖に伴い、京都鉄道博物館へ行かない車両の一部をこの旧津山扇型機関車庫で受け入れ、さらに大糸線で利用されていた除雪車DD16形を受け入れ、2016年4月にリニューアルオープンしました。

扇型車庫が見えてきました

津山駅から歩いて行けますが、ちょっと回り道しないと入口にたどり着けません



「津山まなびの鉄道館」。以前は土日でも限られた日にしか開いていなかったが、毎週月曜休館の常設施設になった。入館料金は300円と安い

施設へ入ります。正面にあるのはC57形の動輪です

以前より展示車両が増えた「津山まなびの鉄道館」。雨の朝だけに、この時点では見学車少なめでした


扇形車庫は中心の転車台から蒸気機関車を進行方向へ向けて入庫するための施設です。以前はディーゼル機関車、ディーゼルカーしか保存されていませんでしたが、今回待望のSLが1両追加されています


左側が50系客車を改造したキハ33形1000番台、右側がキハ181系特急形気動車

左がキハ58形急行形気動車、右がキハ28形急行形気動車。どちらもキハ58系です

大糸線で晩年に活躍したキハ52形と交通科学博物館からやってきたD51 2

D51形D51 2。京都の梅小路にすでにD51 1がいたので、津山に安住の地を求めたのでしょう

同じく交通科学博物館からの移籍組であるDF50形DF50 18とDD13形DD13 638。前者は本線用量産型電気式ディーゼル機関車、後者は入れ換え作業向けディーゼル機関車

DD13形DD13 638。後継のDE10形等と比べて、ちょっと小柄な感じですね。前照灯も円い2灯式で、鉄道博物館にあるDD13 1とは少し違います

ラッセルヘッドで車体が見えないのはDD15形DD15 30

DD51形DD51 1187。実は餘部鉄橋列車転落事故の牽引機だったそうな

10t貨車移動機とDE50形DE50 1、DD16形DD16 304

米子駅の構内入れ換えに使用されていたという10t貨車移動機

DE50形DE50 1、DD16形DD16 304。DE50形はDD51形の後継試作車で、1両のみの製造だった貴重な車両です


扇の反対側の端から車庫を撮影。津山の扇形車庫は国内2番目の大きさだそうです。1番目は梅小路?

扇形車庫ですが、あまりちゃんと整備しているわけではなく、耐震工事もされていないので内部は見学できません。窓も劣化しています
この後は小さな資料館「あゆみルーム」「しくみルーム」を見学します。

Nゲージ模型


昔風の駅舎セット


改札鋏と現在の改札で使用しているスタンプがありました。手持ちの使用済みフリーきっぷに押印してみました

合図灯と構内電話

機械式計算機と硬券の日付印字機ですね

なぜかリニア説明用の模型がありました


列車のサボ、ヘッドマークや駅名標

レール幅の説明




タブレット閉塞機が実演も兼ねて置いてありました

標識の一部

外に出ると腕木式信号機がありました

建物の目の前はそのまま留置線(旧津山鉄道部)になっています
見学はもう少し続きます。以下、次回。