みやしたの気まぐれblog

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新型カメラで撮影旅行 前編

2013-04-07 11:48:52 | 撮り鉄
3/30の土曜日、飯田線マニアックスの最終日前日に撮影旅行へ行ってきました。

2009年9月にメインのデジカメをFinePix S6000fdからFinePix S200EXRに買い換えて、それから3年半。S200EXRの色の出方は好きだし、広角30.5mm-望遠436mmの性能はやや広角不足ながらも鉄道撮影には十分。3年半で5万3千枚を超える撮影枚数(若干の動画も含む)を数えましたけど、さすがに3年半の過酷な撮影のうちにだいぶ外装の劣化が目立ってきました。このあたり、高級一眼レフほどの物じゃ無いのと、あまり長期の使用かつ雨中やら雪中やらで撮影してきたことによるものでしょう。もちろん、まだ使えはするし、バッテリも2個を交互に使っていたのでまだまだ持ちます。しかし、そろそろ自分の要求する性能には足りなくなってきていました。

S200EXRの弱点の1つは広角が30.5mmしかないこと。これは最近のデジカメで20mm前後が当たり前になっている中ではやや不足気味です。広角の広さは風景撮影や駅のホームでの列車の至近撮影に関わるので重要な要素でもありました。もう1つはAFの遅さ。S6000fdから乗り換えた時は早いと思いましたけど、それでも今時の機種よりは遅い。また、画素数1200万は今時の機種では下位にあたります。ただしCCDのサイズが2/3型とやや大きい故に、暗いところへは強いデジカメでした。

これらの弱点と、経年の痛みを考え、今回購入したのは2月に発売になったFinePix HS50EXR。広角24mm-望遠1000mmというS200EXRを大きく凌駕するレンズ性能。そして売りになっているのが高速なAF。画素数も1600万に増えてトリミングへの余裕が出来ました。一方でCMOSのサイズが1/2型と今まで小さくなり、そこが不安要素でもありました。今回はその性能確認と、カレンダー向け写真の撮影のための旅です。

朝は一旦元町・中華街へ行きました。なぜかと言うと、前日の会社帰りに網棚へこの新カメラ用に購入したカメラケース、予備バッテリ、レンズプロテクターの入った袋を忘れてしまい、それが元町・中華街で回収されていたため、それを受け取りに行くためでした。受け取り後は菊名へ戻り、新幹線で名古屋へ向かいました。ちなみに、今回の旅は完全に行き当たりばったりで、前日の夜に最初の行き場所を決めた以外は、都度調べて行き先を決めて行動しました。撮影旅行であれば、これくらいの方が旅を楽しめます。

武蔵小杉駅で撮影した東急5050系。この写真が、新カメラの最初の1枚目

直通運転の東武50070系による東横特急で元町・中華街へ向かう


この50070系は相互直通記念ラッピング車だった

元町・中華街で撮影した、先ほどの5050系とは別の5050系

折り返しは西武6000系の急行だった

菊名駅で撮影した東京メトロ7000系の各駅停車

N700系「のぞみ」で名古屋へ向かう。そういやまだN700Aは見ても乗ってもいない


遅めの朝食はJR東海パッセンジャーズとしてはかなり安い駅弁の「味わい」。そぼろ御飯の幕の内という感じで680円。味は普通

名古屋からは18きっぷを使い関西本線へ。すると快速の亀山行きがちょうど発車する時間だったので、これに飛び乗って桑名へ向かいました。
元々撮影地として考えていたのは長島だったんですけど、長島は降りたことが無くてどこで撮影して良いかわからないので、一旦通り過ぎて(どのみち快速は桑名まで止まらない)撮影地確認をしました。
桑名では近鉄のホームへ移動してある列車を撮影しようと待ち受けます。本当は長島で撮れれば良かったんですけど、朝に寄り道した関係で時間ぎりぎりだったので。

桑名駅の跨線橋。JR東海と近鉄で共用されている。両端にものすごく幅の広い自動改札があって、これはIC乗車券の乗り換え対応のためである

ホームにいたのはラッピング広告車の2000系

そこへ22600系「Ace」の特急が到着。桑名に止まる乙特急ですね

通常塗装の2000系準急

1230系の急行。同じ顔で複数形式かつ細分化される近鉄は、毎度毎度調べないと形式名が分からない・・・細分化した場合、1252系にあたる車両

今回のお目当ての1つ、50000系「しまかぜ」。近鉄が誇る最新鋭豪華観光特急

乗りたい

ちょっと白くなっちゃいました。前面のガラスの反射で合わず

逆光で先ほどの急行と。実は急行の発車直前で被るんじゃないかとびくびくしながら撮ってた

おまけで5200系急行も撮影

桑名駅での撮影後は、隣の長島駅へ戻ります。
長島は木曽川河口の中州にあたる島で、この長島を含む桑名周囲一帯はかつて長島一向一揆の舞台となり、織田軍と一向宗門徒の壮絶な戦いの場所になった古戦場でもありますが、現在は穏やかな町と耕作地になっています。今回は桑名へ向かう途中で、長島駅から桑名側へ少し歩いたところに菜の花が咲いている場所を確認したため、そこで撮影を行いました。午前中のこの場所は関西本線については下り列車順光、近鉄名古屋線はやや逆光ですが、下り列車は露出補正で十分撮れる状態でして、ここでしばらく撮影を楽しみました。

長島駅で313系1300番台を下車

長島駅は駅車が無く、島式ホームがあるのみ。ホームへは、地下道から階段で上がるようになっている

こちらは近鉄の長島駅

走り去っていく2800系


満開とは言えないが、それなりに咲いている菜の花

313系1300番台。これが一番の順光状態

近鉄電車はやや逆光になる。要は2路線の間の耕作地前で撮影した。位置的には近鉄線路寄りだ

DD51重連の貨物列車が行く。貨物時刻表は確認していなかったので、なんともラッキーな組み合わせ

うーん、いい感じ

タンク車の最後尾

近鉄22000系「ACE」。露出補正しないと車体がだいぶ暗くなってしまう

近鉄22600系「Axe」。名古屋方面の電車の方が近いので、後撃ちだがきれいに写る

再度313系1300番台。関西本線も213系や211系を日中は見なくなった。3000番台も飯田線へ転属し、新しい1300番台になっている

近鉄2800系。菜の花畑の所に金属棒が刺さっているので、うっかりすると車体に被ってしまう

近鉄1010系。見た目が同じで型式番号が違うのが多すぎるぞ・・・・

さらに貨物がやってきた

これが今回のベストショット。菜の花の向こう、築堤の上を行くDD51形更新車牽引のコンテナ貨物列車

近鉄22000系「ACE」。露出補正すれば、さっきの写真よりずっと見栄えします

近鉄2800系。一見すると2000系、1000系とも見分けが付かない

近鉄22600系「Ace」。この車両もだいぶ増えたなあ

近鉄9000系。これもまた同じ顔でいろんな型式番号の車両がいるんだよなあ

近鉄21000系「アーバンライナーplus」。かつての看板特急。乗り心地は良いですね

キハ75系快速「みえ」。最近は4連運転が基本になって良くなった。以前は2連で混雑酷かったこともあったしなあ

名古屋線の花形急行5200系。しかし何度見ても京王5000系を思い起こさせる形状だなあ

近鉄12200系「新スナックカー」。最近はだいぶ数が減ったように思える

近鉄22600系「Ace」。12200系に替わり勢力を伸ばす

先ほど桑名で見た1000系ラッピング広告車の折り返し

そして名阪特急の看板列車21020系「アーバンライナーnext」。まだ乗ったことが無い。ダイヤ固定されてないので、乗るのが難しい

ここまで撮影したところでこの地は引き揚げ。次の撮影地へ向かいます。
以下、次回。
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