
8/3-5で富山旅行へ行ってきた旅行シリーズの続きです。
8/4の早朝に富山を出て、宇奈月温泉を経由して黒部峡谷鉄道の欅平に到達。関西電力黒部ルート見学会に参加しました。
この関西電力黒部ルート見学会は、毎年6〜11月にかけて開催され、事前に抽選に応募する必要があります。私の参加した回の倍率は7.3倍でしたが、1シーズンに1回しか参加できない制限があるものの、当選するかはもちろん運次第。なお、キャンセルした場合でも同じシーズンには再応募できない制限もあります。今回の参加者でキャンセルしたのは、骨折したうちの父親だけでした。
さて、欅平から始まった黒部ルート見学会は、仙人谷まで到達。仙人谷を発車したトロッコ列車は、終点の黒部川第四発電所に到着します。宇奈月から繋がってきたレールはここが本当の終点です。

黒部川第四発電所駅に到着

この奥はインクライン乗り場


そのまま進むのでは無く、ここで黒部川第四発電所、通称くろよんを見学します


くろよんの中へ

最初に会議室で映像を見て、くろよん開発の歴史の説明を受けます

そして、黒部川第四発電所の中心部です。天井が高い空間ですが、下に発電機が埋まっています

こちらは以前利用されていた発電用水車

けっこう複雑な形状をしています

記念撮影用看板

全ての発電機でランプが点灯していると言うことで、夏場で発電ピークなんでしょうね

天井を見るとクレーンがあります。発電機を取り出してメンテナンスするためでしょうね。高い空間があるのは、発電機を取り出すスペースとして必要なんでしょう

こちらは指令所ですが、無人です。5年前の時点でも無人でした。現在は遠隔操縦です


先ほどの上から見た発電機の下側に廻ります。右側の棚には大量のケーブルが

4号機用の圧油タンク


4号機の回転状態や各温度センサーの状態


順々に4号機の軸を見学します

はい、これ。写真で見るとわかりませんけど、高速回転している4号機の回転軸です

発電所の見学を終え、最後にお水を受け取ります。このお水、すっげぇ美味かった・・・黒部ダムのレストハウスとかで売ってます

駅に戻りました。すでにトロッコ列車の姿はありません


今度はインクラインに乗車します。インクラインは、貨物用ケーブルカーのことです。今回は我々ツアー客が乗りますが、客室を取り外して大型機械や自動車を運ぶことができるようになっています

客室内の様子

傾斜は34度。標高差456m。けっこうな急勾配で、距離も815mありますので、わりとのんびり登っていきます



今回は後方席に座れたので、下方を見下ろします。パンタグラフがあるのがわかるでしょうか?客室内電気用のパンタグラフです


真ん中でもう1両と行き違うのは普通のケーブルカーと同じ。もう1両には黒部ダム発の見学コースの皆さんが乗車されていました

インクライン上部駅に到着。標高が869mから一気に1325mまで上がりました

ここから先は関電トンネル。専用の大型バスに乗車します。なお、トロリーバスではありません

バスで移動中、途中で一度下車して、横のトンネルへ抜けます


少し歩いて行くと出口が

出口とは言っても、山の中です。出入り口には柵があります

この下にちょうど小さな滝ができていました。水がきれいです


遠くに雪渓が見えます

望遠で拡大した雪渓


他にもいくらか残雪を見ることが出来ます

雪渓は次第に雲がかかってきてしまった

気温約20℃、湿度71%。湿度はともかく、8月の上旬と言えど、標高1400m以上の山の中のトンネルは涼しいのです

トンネルに飾られていた国有林野借受標識

トンネルを戻ります
この後もう一度バスに乗って、関電トンネルトロリーバスの黒部ダム駅に到着しました。

到着

バスを降ります

標高は1470mまで上がりました


黒部ダム駅のバス発着所後方から入ります
黒部ダム駅で見学会は解散。
今回も面白いツアーでした。関西電力さん、ありがとうございました。
次回はアルペンルートを富山へ戻ります。
8/4の早朝に富山を出て、宇奈月温泉を経由して黒部峡谷鉄道の欅平に到達。関西電力黒部ルート見学会に参加しました。
この関西電力黒部ルート見学会は、毎年6〜11月にかけて開催され、事前に抽選に応募する必要があります。私の参加した回の倍率は7.3倍でしたが、1シーズンに1回しか参加できない制限があるものの、当選するかはもちろん運次第。なお、キャンセルした場合でも同じシーズンには再応募できない制限もあります。今回の参加者でキャンセルしたのは、骨折したうちの父親だけでした。
さて、欅平から始まった黒部ルート見学会は、仙人谷まで到達。仙人谷を発車したトロッコ列車は、終点の黒部川第四発電所に到着します。宇奈月から繋がってきたレールはここが本当の終点です。

黒部川第四発電所駅に到着

この奥はインクライン乗り場


そのまま進むのでは無く、ここで黒部川第四発電所、通称くろよんを見学します


くろよんの中へ

最初に会議室で映像を見て、くろよん開発の歴史の説明を受けます

そして、黒部川第四発電所の中心部です。天井が高い空間ですが、下に発電機が埋まっています

こちらは以前利用されていた発電用水車

けっこう複雑な形状をしています

記念撮影用看板

全ての発電機でランプが点灯していると言うことで、夏場で発電ピークなんでしょうね

天井を見るとクレーンがあります。発電機を取り出してメンテナンスするためでしょうね。高い空間があるのは、発電機を取り出すスペースとして必要なんでしょう

こちらは指令所ですが、無人です。5年前の時点でも無人でした。現在は遠隔操縦です


先ほどの上から見た発電機の下側に廻ります。右側の棚には大量のケーブルが

4号機用の圧油タンク


4号機の回転状態や各温度センサーの状態


順々に4号機の軸を見学します

はい、これ。写真で見るとわかりませんけど、高速回転している4号機の回転軸です

発電所の見学を終え、最後にお水を受け取ります。このお水、すっげぇ美味かった・・・黒部ダムのレストハウスとかで売ってます

駅に戻りました。すでにトロッコ列車の姿はありません


今度はインクラインに乗車します。インクラインは、貨物用ケーブルカーのことです。今回は我々ツアー客が乗りますが、客室を取り外して大型機械や自動車を運ぶことができるようになっています

客室内の様子

傾斜は34度。標高差456m。けっこうな急勾配で、距離も815mありますので、わりとのんびり登っていきます



今回は後方席に座れたので、下方を見下ろします。パンタグラフがあるのがわかるでしょうか?客室内電気用のパンタグラフです


真ん中でもう1両と行き違うのは普通のケーブルカーと同じ。もう1両には黒部ダム発の見学コースの皆さんが乗車されていました

インクライン上部駅に到着。標高が869mから一気に1325mまで上がりました

ここから先は関電トンネル。専用の大型バスに乗車します。なお、トロリーバスではありません

バスで移動中、途中で一度下車して、横のトンネルへ抜けます


少し歩いて行くと出口が

出口とは言っても、山の中です。出入り口には柵があります

この下にちょうど小さな滝ができていました。水がきれいです


遠くに雪渓が見えます

望遠で拡大した雪渓


他にもいくらか残雪を見ることが出来ます

雪渓は次第に雲がかかってきてしまった

気温約20℃、湿度71%。湿度はともかく、8月の上旬と言えど、標高1400m以上の山の中のトンネルは涼しいのです

トンネルに飾られていた国有林野借受標識

トンネルを戻ります
この後もう一度バスに乗って、関電トンネルトロリーバスの黒部ダム駅に到着しました。

到着

バスを降ります

標高は1470mまで上がりました


黒部ダム駅のバス発着所後方から入ります
黒部ダム駅で見学会は解散。
今回も面白いツアーでした。関西電力さん、ありがとうございました。
次回はアルペンルートを富山へ戻ります。