人には原罪がある。
カトリックはそう教える。
この場合の人とは抽象的な意味だがそう言われると僕にも原罪はあると言いたいのだなと伝わってくる。
犯罪者には自分の物事と他人の物事の区別があやふやになっているような気がする。
ところで統合失調症も自他の区別がつきにくくなる病気だと思う。
この世に悪口は溢れているがつい自分に引きつけて考えてしまうのである。
そして考えすぎると妄想になる。
でもほとんどの統合失調症者はギリギリのところで踏みとどまっている。
違法性のある行為が犯罪の構成要件だから何もしなければ犯罪者にはならない。
でもそのためにどれほどの我慢を強いられているか。
健常者にはもっとそのことを知ってほしい。