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玉川上水のケヤキを伐るという話を聞いたとき、悲しい気持ちがしましたが、今日の話を聞いて、木を伐ることが、ある生き物がすめる環境を作ることもあるんだなと知り、うれしい気持ちがしました。高槻先生のお話をうかがった夜は、生物群としてはそのくらいでは終わらないのだと思うのです。私は小平駅近くに住んでいますが、夏に自転車道を歩いていると、夜までミンミンゼミが鳴いています。ヒグラシが鳴かないのはなぜだろうと思っていましたが、あるとき津田塾大学近くに行ったときヒグラシの声を聞いて、ヒグラシもポケットのようなつづく緑が必要なのかと思いました。
4)ありふれた動植物に着目することの大切さ、
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都市に残された大切な移動経路としての玉川上水だけではなく、細く長い緑地に異なった環境が残存していることが理解できました。「ありふれた自然の大切さ」がよく伝わりました。
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貴重だから残すのではなく、ありふれた自然を保護したいという思いは私にもあり、そのためには調査し、把握したいと思います。今日のお話を聞いて、その調査というのが非常に地道で、根気がいるということがよく感じられました。
5)科学的態度が説得力をもつこと
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生き物を実際に自分の目で観て科学的に判断していく過程がわかりやすく、楽しい時間を過ごすことができました。今日の話は小学生や中学生の子供たちに聞かせてやりたいと思いました。生き物への関心だけでなく、科学的態度の有様を味あわせてやりたいと思いました。私のまわりの若い教師たちの多くが、狭い意味の「優等生」で、子供に正解だけを求めさせている傾向があるのを歯がゆく思っています。定年退職して数年たった元小学校教師
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調査内容はうかがうたびに感動的で、辛抱強さに欠ける私にはとてもできないと思い、うらやましいです。「マーカー発見劇」すごい話です。高槻先生の科学的態度はとても納得できるもので、科学とは縁遠い人間にもわかるものだと思いました。環境保護を声高にいう人には、情緒に流されているように見える人、多いですよね。玉川上水を少なくとも今の状態のまま子供たちに残したいという主張には100%賛同します。開発の波との戦いにこの先なっていく可能性もあるのかなと危惧します。自然にどのように手を入れる、入れない、のデザインの決定権という話になると、どうしても政治の問題になりますよね。そう考えだすとどうしたらいいんだろうと思考停止してしまうのです。自分では動かない人間の典型的な意見で申し訳ないですが・・・。
CA
ユーモアたっぷりの先生のお話、本当におもしろかったです。短歌を読まれたところでグッときました。またお話を聞いた方の感想を紹介されましたが、とても身近に感じられました。糞虫が美しいと言われるとそうかなと思い、コブマルエンマコガネの映像に元気づけられると言われるとぜひともYou Tubeにアップしていただきたいと思いました。野草保護観察ゾーンの近くにすんでいますが、秋の七草の5つがあるなどその豊かさを知り、もっとよく見てみたいと思いました。
NT
津田塾大のタヌキのタメフン調査に参加しました。「玉川上水生きもの調べ」のことを知らなかったので、惜しいことをしたと思っています。この夏からセンチコガネに興味を持ち始めたので、また機会があればお話を伺いたく存じます。本日のお話だけでも、私の心の陽のあたりにくかった暗い林が一部伐採され、これから新しいものが訪れてくれる予感がいたします。