ひねもす日報

このブログももうすぐ開設20年とは

赤ちょうちん

2007年12月15日 | 本・映画
 ブログは今まで比較的何があっても毎日書きつけていた。
 嫌なことがあった時でも意地になって。書くのを止めるのが負けるような気になっていたのもある。一体何に負けるんだか。

 でも、書きたくない時は止めると、それなりに精神衛生上良いというのが分かった。良い実験結果である。

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 秋吉久美子が好きで、彼女の初主演作を観てみる(画像)。「赤ちょうちん」。
 結構重たかったー。お金はない、若い二人の同棲、妊娠、堕胎しろよ騒ぎを乗り越え、出産。産後のナーバス、嫁の精神的な拠り所である国の祖母の死、そして、悲しい結末…。
 悪くはないけれど、後味良い映画ではなかった。ただ、秋吉久美子が確実に愛らしかった。

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 先日、役所の妊婦及び産後の人への無料歯科検診があったので行く。
虫歯は1本だけで後は問題なし。磨き方を変えたのと、デンタルフロス効果とみた。嬉しい。

 行く道すがら、寂れたタイヤ屋のウインドウの中に、これ以上は出来ないというくらい丸くなった猫を見付ける。愛らしい!!
 帰路、またいるだろうか?とその場所を見ると空き箱が。「チューブ 3歳 女の子です」と張り紙も。チューブって…名前か?でも女の子でしょ…?と思っていたら、後ろから飼い主と思しき工場のおじちゃんが「何か?」と声を掛けてきた。「さっきここにいたにゃんこが可愛くて。チューブって名前ですか?」と聞くと「そう。タイヤのチューブに掛けて」とのこと。
 
 最近は、このように飼い主さんと話すのも楽しい。猫について話す時の飼い主の嬉しそうな愛情のある表情を見るのがこちらも嬉しい。
 人の顔と名前はてんで覚えないのに、猫の名前だけはしっかり覚えていく最近。病み気味か。



 
コメント (2)
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