ひねもす日報

このブログももうすぐ開設20年とは

評論を読むのがすきな性分

2004年10月26日 | Weblog
 仕事帰りに代々木で友人と夕げ。この友人は作詞作曲をし、唄も歌い、
オブジェも作る。色々はなしをしていると、こころが
キュっとする瞬間がある。
 
 自分の世界を持っている人と接しているときに多々起こるこの感覚。
その人の価値観や世界に引き込まれる。わたしはそれを望んでいる。
人の数だけ世界観がある。男女、年齢問わず、興味のある人の世界に
触れたいので、そういう場合は自分の側のギアをニュートラル
に入れる。こちらも4速、相手も4速では、共通の話題や共感の時はい
いのだが、話を聞いているときには上手く走らない気がするので。
 
 評論を読むのもすきだ。わたしが満点だと思っているものを
他の人が酷評したり賞賛したりするのを見聞きするのに興味がある。
自分がすきなものを、多角的に見たいのだと思う。評論を読んだ
ところで、特に自分の意見は変化しないのだが、「そのような見方も
あるのだなぁ」と知るのが好きなのだ。
 
 この性分は、ひとつのものに溺れたりとらわれたくないという性格に
繫がっている気がする近ごろである。なので「広く浅いよね」と人から
言われることもあった。本人が良ければそれで良いじゃあ御座いませんか?
と逆に尋ねたくなる。
コメント (2)
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