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2009,08,11-15北アルプス・黒部源流縦走・一日目

2009年08月16日 | 050.薬師岳 051.黒部五郎岳

2009年、今年のメインイベント登山、北アルプス・黒部源流縦走の日がやってきました。昨年から温めていた企画で、今年は富山県の折立から雲上の楽園、雲ノ平を中心に薬師岳、水晶岳(黒岳)、鷲羽岳、黒部五郎岳、三俣蓮華岳を4日間でテント泊縦走する計画です。

おとといの8月8日-9日は富士山に登り、中一日で準備体操はバッチリです。今年は『山のプロとの違いは、冬も体力、筋力を維持して翌シーズンの春につなげているか』を実践する為、元旦からかなりハイペースで飛ばしておりました。

しかし、その後2月に入り首と腰のダブルでヘルニアを患い、二ヶ月以上もの間、リハビリと山の雑誌を読みながらお菓子を貪るゆる生活を続けてしまい、結局、そのおかげで『体力不足で不健康なデブ』がゆるい春を迎えていました。

『治ったらテントを持って、重いザックを背負って縦走したいなー!』と一番やりたかったのがこの北アルプスのテント泊縦走でした。

期待していた北アルプスはどんな山旅となるのか?、天気はどうだろうか?など期待と不安が入り混じりながら富山に車を走らせました。

折立のある有峰林道は20時から6時迄の間、ゲートが閉鎖されている事を知らず、2時半にゲートに到着した為、隣の駐車場に車を止めて仮眠を取りました。朝は地震(駿河湾沖地震)と共に起床、目の前には既に10台近い車が並んでいます。

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折立に到着。100台近い車が駐車出来る駐車場、キャンプ場などがあります。ピーク時は大混雑で、帰りは物凄い路肩駐車が列をなしてましたよ。

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持って行きたいものがあまりにも多く、55Lのザックに入りきりません。荷物の多いお主は泣く泣く取捨選択して準備を整え、朝食のおにぎりを頬張りながら準備を済ませました。

時折、雲の間から青空が顔を出します。薬師岳登山口より、いざ、スタート!

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ズンズン登って行きます。グループも多く、追い越して行きますが、ザックも重くて簡単ではありません 。ヘルニアを患って以来、重いザックを背負うのは初めてで、何が起こるかわかりません。山道も最近降った雨の影響でぐちゃぐちゃで非常に歩きにくい。

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最初の休憩場所に到着。上の方はガスっています。念の為に付けていたコルセットを外してスタート。付けなくても全然大丈夫そう。

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さらにズンズン登って行きます。最初は林の中を登って行きますが、だんだん開けた展望の良い場所に変化していきます。晴れていればすごく景色がいいのでしょうか?

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いろいろな花が咲き乱れてますよ。

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だんだん高山らしくなってきました。山道は石がでこぼこしていてちょっと歩きにくいかな!?

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規則的な綺麗な割れ模様です。

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そうこうしているうちに太郎平に到着。しかし、残念ながらガスの中で辺りを見渡す事が出来ません。幸先が悪いなと思いつつ、少し休憩したのち太郎平を後にします。

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薬師峠のキャンプ場へ向います。

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湿原が広がっています。

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本日のキャンプ地、薬師峠キャンプ場に到着しました。夏休みなのでかなり混雑しています。午後は薬師岳へ上がる予定でしたが、天気も宜しくないので既に終了モード。

ところが、この後天気に劇的な変化が訪れます。

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何と晴れ間どころかお日様迄出てきてしまいました。一瞬のうちにガスが引いていきました。山の天気がわからないですね。本日は終了、お疲れ、お疲れ。


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