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2009,08,11-15北アルプス・黒部源流縦走・二日目

2009年08月16日 | 050.薬師岳 051.黒部五郎岳

2009,08,12北アルプス・黒部源流縦走二日目。

本日の行程です。

薬師峠⇒薬師岳⇒薬師峠⇒太郎平⇒薬師沢⇒雲ノ平⇒雲ノ平キャンプ場

既に1日目の薬師岳登頂がずれ込んでしまい、2日目の朝に回す予定であった。1日目に隣のテントから明日のご来光はどうする?という話が聞こえてきました。『確かにそれは名案!』 とお主も急遽予定を変更してご来光を目指す事としました。

ただ、翌日は夜中の2時に起床、2時半スタート。この時間から登らないとご来光を見れない計算です。深夜2時半、涸れ沢を一人で登って行きます。『誰もご来光を拝まないの?』と言いたい位誰もいません。何が出てくるか分からず、鬱蒼としていてさすがに気持ちが悪いです。

1時間もするとようやく木道に到着。真っ暗な中、ひとしきり木道を歩いた後今度は尾根を登ります。その頃より薬師岳の東南稜が目の前に立ち塞がるかのごとく聳えています。まだ、星が煌いていますがそれがよくわかりました。真っ暗で良く見えないですが圧倒的で感動的であります。残念ながら写真はありません。

薬師岳山荘に到着。その頃には数人の登山客が小屋から出て来てお主の後ろに付きました。夏の日の出前、ピークが近づいてくるにつれ稜線上はさすがに寒い。ダウンを着込んで更にピークへ向います。ようやく、薬師岳山頂に到着。一番と思いきや小屋からの先客が一人だけいました。何とかご来光にも間に合いました。

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北アルプスの薬師岳山頂から綺麗なご来光を拝んでいます。感動的にすら思えます。

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こんな機会がこの先何度あるのでしょうか?

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薬師堂のモルゲンロート。

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ようやく1座目、薬師岳登頂。サイコーです。

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北薬師岳側の金作谷カールです。

もっと険しいところと思ってました。

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薬師岳山荘を少し登ったあたりです。

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眼下には薬師岳山荘、更にその下には太郎平小屋、左は北ノ俣岳が見えます。

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今朝は星空の下、この山稜風景に圧倒されました。暗がりでしたが、真夜中でも圧倒的な山稜です。

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昨日と打って変わった景色です。

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太郎平は昨日と雰囲気が全然違います。 もう一度、記念撮影です。

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これから薬師沢出合に向って降りていきます。

木道が果てしなく続いています。

都会の喧騒から離れて、何も考えずもくもくと一人進んでいます。

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花も綺麗に咲いてます。

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今朝まで登っていた薬師岳です。

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かなり降りてきました。

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モウセンゴケの群生です。

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薬師沢に到着。薬師沢小屋にて昼食。

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今回の縦走の中で最も厳しかった薬師沢からの雲ノ平への直登です。

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苔生した山道、ガレた涸れ沢を登って行きますが、登れども登れども景色が変わりません。テント、シュラフの入ったザックの重さがさすがに効いてきてねを上げたくなります。この間、何組かのグループと夫婦とすれ違いましたが、上って来るものはいませんでした。約2時間の戦いが繰り広げられます。

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とうとう雲ノ平に到着しました。アラスカ庭園です。この先でオゴジョに遭遇。

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かわいいアイツとひとしきり遊びましたよ。

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奥日本庭園です。

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本日のゴール、祖父岳下の雲ノ平キャンプ場に到着しました。

夜中の2時半からスタートして既に13時間以上が経過しています。

北アルプスのど真ん中、雲ノ平です。

また、来れるのだろうか?

一生のうち何度も来れない雲ノ平です。

もう一度、ここを歩きたいですね。

来れて良かった。


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