めざせ中医学的健康生活

日本人中医師による美容と健康に役立つ情報。「未病を防ぐ」をモットーに心と体の健康を保ち、毎日楽しく暮らせますように♪

ミントティー(ブレンド)

2007-03-25 | お茶
2~3日前までは天気がよく暑いくらいの日があったので、気分をスッキリさせたいと思い大好きなミントティーを飲んでいました。

これは茶飲み友達のヨッシーに貰ったお茶で、大大大好きなお茶です。

基本はミントですけど、少しだけ菊花と甘草が入っています。ケド菊花があまり好きでない私も気にならない程度。

甘草のおかげか?少し甘みを感じます。

体内の余分な熱(特に肝経)を取り去ってくれるので、これからの季節にぴったりなお茶です。

春の暑すぎる日なんかにはいいですね~  ←春の気は肝に通じる


冷たいお茶を飲むのは氷をあてて物理的に冷やすのと同じ。局部は冷えすぎるくらいでも体内にこもった熱はそのまま。でも、熱を取り除く作用のあるお茶を飲むのは余分な熱を外へ排出するだけなので体に負担がほとんどないのです。

もちろん冷蔵庫で冷やさないで温かいままか、冷まして常温で。

夏の暑い日にいくら冷たいものを食べても飲んでも相変わらず暑くて、しまいにはだるくなってきてバテバテになっちゃう、、なんて心当たりのある人は、冷たい物の摂取をなるべく控えた方がいいと思います。

冷たい物で胃腸を傷めると、水分代謝が上手くいかなくなり、体内の水分が有効利用されなくなります。

そして余分な湿気や水分が体内にたまり、だる~くおも~く感じるのです。

日本は湿気が多いので余計につらくなりますね。


体内に湿気が長期間たまった状態が続くと、やがて凝縮されて痰になります。これは喉にたまる目で見える痰(有形)とは違い、中医学独特の概念の痰(無形)です。

いわゆる「水太り」は、水分代謝に問題があり無形の痰がたまった状態であることが多いです。

だから、食事制限や運動等ダイエットでは一時的に体重が落ちたとしても、根本的な問題解決(痰がたまりやすい体質の改善)にはなっていないので、ダイエットを止めると元にもどるのです



ミントティーからずいぶん脱線してしまいました

これについては、すべてを深く語ると長~~~~~くなりますので止めておきます。《冷たい物の摂取しすぎに注意》とだけ頭に入れておいておけばOKと言う事でよろしいかと、、、






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする