チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「コートールド美術館展魅惑の印象派」東京都美術館@上野駅

2019-10-23 20:00:00 | 2019美術館 博物館

チビクロわ、東京都美術館へ

行ったですにゃ。
 
「コートールド美術館展魅惑の印象派」
 
コートールド美術館わ、イギリスにある
美術館で、印象派とポスト印象派の作品をたくさん所蔵しているですにゃ。
貸し出されることわ、稀なことで、
美術館の改修のため、
日本に来ることができたのわ、
奇跡らしいですにゃ。


構成
1.画家の言葉から読み解く
2.時代背景から読み解く
3.素材・技法から読み解く


チビクロ気になった作品ですにゃ。
4.クロード・モネ
花瓶
モネが描いた花瓶に生けてある花って、
チビクロが知らないだけと思うけど、
あんまり見たことないかもですにゃ。
 
3.クロード・モネ
アンティーブ
画面の構成も色も冴えてる
感じですにゃ。
 
英国一といわれる
セザンヌのコレクション。
充実しているですにゃ。
10.ポール・セザンヌ
鉢植えの花と果物
解説が、うまくセザンヌを
表しているような気がして、
引用するですにゃ。
「セザンヌの関心は、花や果物といったモチーフそのものではなく、
形態の複雑な重なりや相互作用であったのだろう。静物は、多視点から、捉えられ、テーブルの縁もまっすぐではない。洋梨は、立体感のある丸みを持ち、私たちのいる空間に出てきそうだ。一方で、葉は、平面性を協調し、全体に複雑な空間が生み出されている。」
 
23.アンリ・ルソー
税関
まったりとした質感の色彩と
平面的に描かれた感じが、おもしろい
と思う1枚ですにゃ。
現実と想像を組み合わせたらしいですにゃ。
 
24.ピエール=オーギュスト・ルノワール
春、シャトゥー
光り輝く草原ですにゃ。
 
29.ピエール=オーギュスト・ルノワール
桟敷席
豪華なドレスの美しいマダムわ
見られることを意識していて、
お隣にいるタキシードの紳士わ、
オペラグラスで、
たぶん他の美しいご婦人を
見ているみたいな作品ですにゃ。
パリの大人の社交界の一場面ですにゃ。
ルノワールわ、
ゴージャスで、都会的な雰囲気を
描かせたら1番な気がするですにゃ。

31.エドガー・ドカ
舞台上の二人の踊り子
見切れた3人目のバレリーナの存在で
描かれていないところまで、イメージが広がるですにゃ。それわ、浮世絵などから得た日本美術からの影響らしいですにゃ。

35.エドゥアール・マネ
フォーリー=ベルジェールのバー
マネ最晩年の傑作ですにゃ。
この作品の魅力わ、
主人公の女性の謎めいた表情、
鏡に、映る人物の不思議、
卓上のガラスの蠱惑的なきらめき ですにゃ。
シャンパンとかカクテルを
観劇の合間に楽しむのかー。
カッコイイですにゃ。
アルコールわ、苦手なチビクロだけど、
このステキな女性に、1杯、
作っていただきたいですにゃ。
謎めいた仕掛けのある作品ですにゃ。
仕掛けを読み解くのも、絵を見る楽しみの一つですにゃ。
オレンジ色の果物が、つやつやで、
愛媛のみかんみたいに見えてしまったですにゃ。


教科書にでている作品や見たことのない作品がたくさん鑑賞できましたにゃ。
感想をまとめてたら、
また行きたくなったですにゃ。
素晴らしい作品に出会えて、
ありがとうございますにゃ。
おすすめの展覧会なので、
みなさまもぜひご覧くださいませ。
 




本日もお読み頂き
ありがとうございますにゃ。