チビクロの美術さんぽ

ぬいぐるみの黒猫チビクロがお出かけしますにゃ。休みの日に美術館へ行って、絵を見るのが
楽しみなのですにゃ。

「ピエール・ボナール展」国立新美術館

2018-12-19 20:00:00 | 2018 美術館 博物館

チビクロわ、
上野に海老の絵を見に行こうと
思ってたけど、
会期がこちらの美術展の方が
短いことに気づき、急遽
六本木にきたですにゃ。

*この展覧会わ、終了していますにゃ。
「オルセー美術館特別企画
ピエール・ボナール展」
国立新美術館


構成
1.日本かぶれのナビ
2.ナビ派時代のグラフィック・アート
3.スナップショット
4.近代の水の精たち
5.室内と静物「芸術作品-時間の静止」
6.ノルマンディーやその他の風景
7.終わりなき夏

チビクロ気になった作品ですにゃ。
1.アンドレ・ボナール嬢の肖像、
画家の妹
自由に遊ぶ犬、かわいい女性、
気持ちの良い風が画面から吹いて
来るみたいですにゃ。

2.格子柄のブラウス
嬉しい再会ですにゃ。
ご飯が気になるだっこされる猫わ、
ご飯が気になるですにゃ。

5.白い猫
ボナールのいう視神経の冒険って、
こういうことかな。
「目がとらえた
形や色がものとして意味をなす
以前のなまの見方を絵にする試み」
ぎゅーと伸びる猫の様子。
背景の野原の様子も楽しい絵ですにゃ。

84.食卓の母と二人のこども
家族の一員の灰色のシマシマの猫。
テーブルに乗り出す様子が楽しいですにゃ。

86.猫と女性 あるいは餌をねだる猫
伸びる猫ちゃん。赤い壁、イエローのテーブルクロスが、暖色系の色合いで
楽しいですにゃ。

91.静物、開いた窓、トルーヴィル
赤い壁、開いた大きな窓から
見える外の景色わ、ちょうど夕方ですにゃ。

92.ル・カネの食堂の片隅
93.ル・カネの食堂
94.テーブルの片隅
全体に赤や黄色、温かみのある
色合いが、すごくいいと、チビクロわ、思うですにゃ。
なんか、違うかもだけど
パリのエスプリ?

106.セーヌ川に面して開いた窓、
ヴェルノンにて
大きな窓から、見える遠くに
開けた景色ですにゃ。

109.ノルマンディー風景
110.はしけのある景色
風景画。グリーンのグラデーションの
描写が美しいですにゃ。

114.ヨット遊び
カヌーのような舟に乗って描いた
構図がおもしろいですにゃ。

「日本かぶれのナビ」とよばれた
頃の作品もよいけど、
今回暖色を用いた静物の作品や
浮世絵風の構図を切り取った作品も
見れたし、後期、晩年へと
構図を切り取らないで
広々とした風景画の作品が
増えていったのが、
印象的でしたにゃ。

ボナールの描く猫わ、
可愛がられている感がして
幸せな気がするですにゃ。
ピエール・ボナールさん、
もっとたくさんの人に
見てほしい素晴しい画家さん
ですにゃ。
フランスでも、最近見直しの機運が
あるそうですにゃ。
素晴しい作品をみることができて
よかったですにゃ。
ありがとうございますにゃ。



本日もお読みいただき、
ありがとうございましたにゃ。