シクロクロスで旅のレポート

ロードでもなくMTBでもなく、シクロクロスは「旅」のできる自転車です。そんなシクロで旅したレポートお届けします。

出雲路センチュリーライドのご報告 その3

2012-09-14 02:29:48 | Weblog

 山岳コースが終わって、再び平野部に下りてきたわけですが、今回はルートが変わったこともあってこれまで走っていた干拓地の中は走りません。と、その前に街中に出てきた最初のファミマで軽食をとります。そこへ滑り込んできた一台のバイク。青のドグマでした。マグネシウムのドグマが二輌並ぶというのはめったにない光景ではありますな(^^)
 僅かな休憩ののち、コースに復帰すると大橋川沿いを走ります。大橋川の中に浮かぶ小島には鳥居があって、カモたちがその島でのんびりと羽を休めておりました。聖域、なんでしょうか。
 今回は新しくできた「だんだん大橋」という橋をわたります。きれいな橋でした。ここを渡って対岸の島根半島に渡り小さな峠を越えて大根島へと向かいます。大根島へは仕切り堤防の上の道を走って行きます。晴れていればとても気持ちのいい道なのですが、この日は曇り空に加えて北風が強く、中海には白波が立っておりました。脚の強い人たちは一人旅状態の僕を次々と追い越していきます。皆さんそれぞれの脚で楽しんでおられるようです(^^)
 AS4大根島八束支所に到着です。冷やしぜんざいを頂きました。ん~、この甘味がたまらんです(^^)
 
 大根島を出ますと再び中海を渡って島根半島に渡り、島根山脈を越えて北浦へ。今日も日本海の美しい風景に会えました。
 ところで今回のルートの大きな変更点の一つとして、「北浦から野波に向かう山道を取りやめて、海沿いの比較的平坦な風景のきれいな道を設定した」という報告が出発前のブリーフィングでありました。その言葉をとても楽しみにしていたのであります。ですがその実態は・・・、二枚目ののこぎり坂! 嘘つき~、比較的平坦って言ったじゃん! まさか、序盤に続いて終盤にこんなのこぎり坂が用意されていたとは! 途中カメラマンの方に「きついですか?」って聞かれました。「ええ、まぁ~ねぇ~」とだけ答えたのですが、なんだかそれだけだと悔しいので「まさか、序盤に続いて二枚目ののこぎりがあるなんて思ってませんでしたぁ~!!」って、大きな声で叫んでしまいました。誰だぁ~、こんなルート設定したのは!! 次のASについたら、スタッフに絶対文句言ってやる!って思いました。
 


 それでも海に落ち込む尾根を越えるたびに目の前に開ける日本海を見ていると、そんな思いはどこかに流れてしまいました。AS5マリンゲート島根に到着です。今年もサザエごはんとお味噌汁とイチジクを頂きました(^^) ここのイチジクは本当においしいです(^^)
 毎年ここで足の合う方と一緒に出発するのですが、今回はどういう訳だか一人旅です。鬼の洗濯岩、今年は満ち潮で見えなかったなぁ~。坂道で集団に追い越されました。初めて参加する方でしょうか、「どこまで登らせるねん!」と大きな独り言(^^) 「これが最後よン」と答えて差し上げます。
 やがて道は講武に入ります。恵曇港への往還です。そして佐陀神社へ。神社の近くではゼッケン番号を記した横断幕で家族かチームメイトの応援でしょうか。若い女性も含めて数人の方が応援のために待ち受けておられました。こういう応援、いいですねぇ(^^)
 
 流石に最終盤となると参走者もばらけて、前後の参走者ともかなり距離があります。宍道湖方面に向かう農道では真正面から鳶がまっすぐに向かってきました。そのまま真上を飛んでくれないかなと思っていると直前で左手に逸れてしまいました。
 一畑電鉄の線路をくぐるとゴールまではすぐです。17時10分ごろ、ゲートをくぐりました。今年の出雲路も無事走り終えることができました。大会を支えてくれたスタッフの皆さん、関係者の皆さんにまず心からの感謝を、そしてともに走った多くの参走者の皆さんにも感謝の意を表したいと思います。天気にも恵まれた良い大会になったと思います。
 以上、今年の出雲路センチュリーライドのご報告でした(^^)