先日テレビで東京を大きな地震が直撃したらどうなるか、という番組を見ました。番組のタイトルを忘れるところなんざぁ年ですが・・・(^^)
その番組では先の東北地方太平洋沖地震による東日本大震災に関する新たな知見を基に、様々な想定をしておりました。かつての関東大震災の頃とはまた違う脅威があることがよくわかりました。 その中の一つに都市(東京都心)に存在する多数の自動車がもたらす脅威についての報告がありました。 ご覧になった方はご存知かと思いますが、自動車の存在が危機を確実に増大させるという指摘に僕も驚きました。
以前から渋滞を引き起こして緊急車輌の走行などを妨げるといった指摘はあったのですが、それにとどまらず自動車はそこに存在するだけで被害を拡大させるものとなるという指摘は衝撃的でした。 特に海水に浸かってしまった自動車はそれだけで時限発火装置付の燃料タンクになるとか、一箇所で発生した火災を他の場所に広げる延焼の要因になるとか、津波で避難しているビルを燃やし尽くす燃料庫になってしまうとか・・・。とにかく自動車があるということ自体が災害発生時にはとんでもなく危険なことなのだということです。
こういう事実を突きつけられると改めて都心部への自動車の乗り入れは制限しておくべきだろうなと思うのであります。そしてそのための方策としてやはり一番有力なのは自転車かなとも思うのです。 郊外の駅から自転車のままで乗り降りできる電車であるとか、パリのべリブ並みのレンタルサイクルシステムであるとか。こういうことに行政が本気で取り組まないと、防災・減災の実はあがらないだろうと思います。
みなさんはいかがお考えになりますか?
さて、日曜日と月曜日は出雲路センチュリーライドの参走と、5年越しのチャレンジ松江-三朝ランに参ります。この関係で月曜日と火曜日の更新はお休みさせていただきます。よろしくお願いしますm(..)m