

フェルメールの一番人気の絵画と言えば



いろんな説もあるし映画にもなったけど

この少女の絵は肖像画ではない

17世紀のオランダは世界で一番お金持ちになって



普通の市民が絵画を家に飾った初めての時代

レンブラントもいろんな肖像画を頼まれたけど
金出してんだからちゃんと似せてぇな

金持ち出来栄えに超口うるさいから

芸術よりも依頼主を満足させないと金貰えない

だ・か・ら
美しい人はより美しく

なんとか修正もとい努力をしなければならなかった


でもね・・・時にはね・・・
そんなのどうでもいいから思いっきり好きなように描きたい


そういう場合はトローニー

トローニーとは特定のモデルがいないことで依頼主もいないから

好き勝手に画家は想像を膨らませて思いっきり描ける

真珠の耳飾りの少女のモデルが誰か何もわからないのは


ハーグのマウリッツハウス美術館は10時オープンなので


デイちゃん開館の10分前には行って一番乗りに見られるようにいつも努力している

でもどのグループも同じことを考えるので開館早々はフェルメールのお部屋はごった返す

と・こ・ろ・が・・・
大体どのグループもガイド付きなので説明が終わるとさっさと別の部屋へと立ち去ってしまう




でもホリデイは日本語の館内ガイディングをお一人一台お付けしているので
自分のペースで見たい絵画をかぶりつきで見ていられる


デルフトの眺望も

ディアナとニンフたちも

独り占め出来るなんて




来年からマウリッツハウスは改装工事が行われるので
チューリップの季節が終わってから


真珠の耳飾りの少女は日本や米国まで出稼ぎに行く



だって改装工事代稼がなくちゃね


でも日本に来てもはるか遠くから人混みの中をかすかに数秒見るのが精いっぱい
ならばホリデイの「充実のオランダ・ベルギー」でハーグに行って
フェルメールを心ゆくまで堪能するのはいかがですか














