ホリデイ現役添乗員日記

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ピサは斜塔だけじゃない! ~ 「奇跡」の広場~

2014-05-10 00:06:21 | ホリちゃんイタリア
ホリちゃんです

ホリちゃんは、なかなかイタリアには行きません。昨年の9月以来ですから

イタリアは好きですけど、なかなかアサインが入りません
別に愚痴をこぼしているわけではありませんから、アサイナ-は
気にしないで良いですよ他にも好きな国はいっぱいありますから

では、何が言いたいかというと、当社には、色んな意味で「イタリアのプロ」みたいな人がいるので、ホリちゃんは出る幕がなくてちょうど良いのです

イタリアのプロといえば、代表者の1人がマチルダ(=ホリちゃんの妻、=天)ですなにやら、イタリア人なみのスピードでイタリア語をペラペラしゃべり、頭の構造もイタリア人ではないかと思うほど、イタリア人と話がかみあい、イタリアの情報通の添乗員です

それほど「イタリアのプロ」とは言えないホリちゃんがイタリアへ行くからこそ、新鮮な驚きがあるのです

           

ピサといえば、斜塔ですね!代名詞みたいなものですね

でも、行ってみればわかりますが、斜塔が建っている広場が素晴らしいのです

           

「奇跡の広場」と呼ばれて、洗礼堂、大聖堂(ドゥオーモ)、斜塔の3つを構成要素とする、全体の調和の美が素晴らしいのひとことです

斜塔は、大聖堂の鐘楼としての位置づけで「奇跡の広場」の三位一体的な要素の1つです

地盤がゆるいため、期せずして傾いてしまいましたが、「傾いている」事実そのものの不可思議さが独り歩きして、世界中から人を呼べる観光スポットになりました

           

でも、本来「鐘楼」ですから、「観光」とは何の関係もなかったのですむしろ、ピサ出身のガリレオ・ガリレイが物体落下の法則を発見したりした、歴史上のエピソードの方が重要でしょう。この斜塔は、「倒壊」のリスクがあるので、運営する側もおっかなびっくり!というか、慎重にやっています。時間を区切ったり、人数を制限したりしながら、登らせているため、行っても必ず登れるとは限りません

           

登ってみてわかるのは、広場の素晴らしさです

           

もちろん斜塔に登れば斜塔は見えませんが、それでも美しいですね

           

イタリアが国家としてひとつにまとまったのは1861年、長い歴史のうえではつい最近のことです。長いこと、都市国家ごとに群雄割拠し、分立していたイタリアでは、ルネサンス時代より前といえば、アマルフィ、ジェノヴァ、ピサ、ヴェネツィアといった海洋国家が中継貿易で栄えて、先頭集団を成していましたピサも海外領土までもち、経済力、軍事力とももっとも光り輝いていた時代に大聖堂が建てられ、鐘楼である斜塔ができました

           

ヴェネツィアへ行っても、同じ原理で、最も強く良き時代を反映しているのが、サンマルコ広場です

           

           

ピサの奇跡の広場やヴェネツィアのサンマルコ広場には、ノスタルジアを感じるだけでなく、イタリア人が誇るべき造形芸術の才能と美的センスが集約されているような気がします

ホリデイツアーに関しては、こちらをご覧下さい

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