




ゴンドラは、ツアーで行くと、正味35分くらい楽しむ風物詩ですね。

ゴンドリエのユニフォームは伝統的です。今はほとんど観光客しか乗らず、人の送迎でも、物資の運搬でも主役の座からは降りてしまって、一般市民の利用は見られません。



ところでヴェネツィアでは、翼をはやしたライオンの像がみられます。イエスの12使徒の1人、聖マルコの象徴です。

マルコは福音書を書いていますから、手には聖書をもっていますね


十字軍遠征のとき、エジプトのアレクサンドリアから、まんまと遺体を盗み出してきて以来、ヴェネツィアの守護聖人に祀り上げられてしまったようです

犯罪行為





ビザンチン様式ですから、イタリアの一般的なカトリックの寺院(ドウオモ)とは雰囲気が違います。


黄金の天井画、昇天のクーポラのような貴重な建築もあれば、海軍力にものをいわせて勝ち取った戦利品までみられます


2階のテラスからは、サン・マルコ広場がきれいです。この華やかな景観をもたらしたものは、やはり海軍による軍事力と、東西の仲介貿易で潤った潤沢な資金力です。13世紀に「アドリア海の花嫁」とか、「海と結婚した町」と称えられるほど優雅・華麗な町づくりを終えたヴェネツィアは、15世紀には地中海にも進出し、北イタリアの東半分がヴェネツィアの領土に入るほど、スケールの大きい海洋都市国家になりました。名目共和制で、実質独裁の君主制であり、ドージェ(総督)が執務を執るドゥッカーレ宮殿はサン・マルコ寺院と隣り合っています。

こうした「表の顔」の他に、広場の裏側や袋小路に入ってみると、中世的な面白さがあります。迷路であり、迷いやすいですが、サン・マルコ広場やリヒャルト橋のような大きな方向付けをする看板があるので迷ったら看板に頼れます




上の写真のアーケードは広場に面していますが、広場から奥に進んでみると「袋小路」で面白いです。


2月にヴェネツィアに行くと、中旬にカーニヴァルをやっています。ちょうど、南米のブラジルでも、季節は反対ですが、リオのカーニヴァルをやっています。同時進行ですね。しかし、ヴェネツィアでは、一年通して、仮面舞踏会や仮装パーティで身につける仮面やアクセサリーなどを売っています。



中々奇抜で面白いですが「良いお土産」になるかどうかは別ですね



世界で最も美しい広場のひとつ、サン・マルコ広場はいつも人で賑わっていますが、意外と座ってくつろぐ場所がありません。足も疲れたし、トイレも広場にないから借りたいし、とそんなときおすすめなのが、創業年度のいちばん古いカフェ、「フローリアン」です



映画「旅情」の世界にひたれます。

この素晴らしいヴェネツィア(英語では、ヴェニス)をあなた自身の足で歩いてみて下さい。ホリデイツアーでは、貸し切りのチャーター・ボートでサン・マルコ広場までお連れして、観光もゴンドラもしっかりやって、自由時間もといれるツアーがたくさんあります。もちろん、旅のアドバイザー、添乗員もいっしょです





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