紙屋さんブログ

土佐の自然を愛する親父です。

雲は北山から東の方えと飛ぶ様に走っています、風が強いです

2020年01月08日 16時52分45秒 | 日記
 今朝は11度温かい朝です。 夜明けの雨も上がり晴れですが、雲は北山から東の方えと飛ぶ様に走っています。 風が強いです。(まるで春の嵐)
 昨日は「七草粥」を頂きました(野菜類の材料は6日にグランドゴルフで知り合いの百姓さんから頂きました)
 …大阪では「十日恵比寿」の宵宵宮。(打ーチマヒョウ (よいよい) もう一つで(よいよい)祝うてサンど (よよいが、よい)・・・)
 祇園では、芸子・舞妓さん達の初出勤です。 次第に春らしくなってきます。 (京都の花街・祇園甲部などで7日、仕事始めの「始業式」があり、黒紋付き正装の「芸妓や舞妓」が続々と集まって、「おめでとうさんどす」・・・「おたのもうします」と挨拶です)
 
   かみさんが、今朝の話しです…人の「器」の大きさ、小ささです。 「此の町の事業」でも、鋭いと思われる発想がなさ過ぎる? でした。
 この小さな田舎で生まれて、小さな田舎で育ち…住んでる世界が狭いスタッフだと「発想」(思いつき)自態が貧しくて、小さくって今の町にだけ通用すると思われるような局所的なものばかリなんです。
 他所(都会)の「広い世界を体験」したスタッフが居ないから、これだ! と、膝を打つような・・・新しい試みが無いので・・・町が発展できない・・・と、ボヤきっぱなしです。
 高知県では大企業は無くて、「中小企業」しか無いのですが…その中小企業は「創業者一族」が経営陣に座っています。
 新しい「血」は入らない仕組みの中なんです。 だから、経営判断にしても新製品開発にしても・・・反対意見も出ないし、反抗するスタッフも居ません。
 私も血縁者以外の役員を造るべきだと、何度も繰り返し進言したのですが…残念ながら、創業者の「ツルの一声」を引っぱり出せなかったです。 (結局、自分で引き下がりましたが…経営者は「四国から出て」都会で友達を沢山作り・・・多いに「遊んで」欲しいと、勧めています)

 事業承継の成功のヒントです。・・東京・大田区:株式会社「玉子屋」(日替わり弁当屋)・ 代取・社長の菅原勇一郎さんです。
 家業は「1食・450円」の日替わり弁当をオフィスに宅配する「玉子屋」です。・・・2代目社長に就任し、20年間で年商を7.5倍に拡大させたのです。 1997年「玉子屋」に入社、葬儀やパーティ用の仕出し屋「玉乃家」も設立、2004年社長。 1997年当時「12億円」程度だった売り上げを、「70億円」まで成長したのです。
 この「ビジネスモデル」はアメリカの名門・スタンフォード大学のMBAでもケーススタディとして取り上げられるほどです。

 次は・・・「獺祭」で著名な旭酒造株式会社の“三代目”桜井博志会長です。・・・20年間で売上は「138億円」(社員は50名程から240名)の規模に成長させました。 今では・・・純米大吟醸・日本酒で評判の銘柄・「獺祭」です。 この「獺祭」を一代で立ち上げた跡取りですが…一度は、父からリストラをされて、石材の事業を始めていました……。 先代が亡くなられてから旭酒造に戻ったのが始まりです。 ぬるま湯につかっていた従業員の意識改革でした。

 今朝のNHKで、日清食品の挑戦を見ました。 第一番は「温暖化対策」です…「日清食品」のカップヌードルでは「石油樹脂容器」を、「植物由来の樹脂」に、置き換えつつあります。 (不況の製紙産業は手も出せない? 情けなや・・) 
 それと、具材の「肉」(動物性タンパク)は「大豆タンパク」に置き換える研究をしています。 (肉も筋肉の培養で人工的に造る研究)

 「野菜植物」と云えば・・・外国からの客の「ビーガン」(VEGAN)達の”完全菜食主義者”への対応が議論になっているそうです。
 肉や卵、ラードなどの動物性食品を食べないベジタリアン(菜食主義者)が欧米に多いのに、日本は正式な「認証マーク」もなく、対応店舗も少ないのが現状なんです。
 「和食の国」の日本ですが? 問題ですね・・・。(肉や魚を使う料理を野菜などでビーガン風にアレンジした料理をだすのです・・・日本の現状は「2100店」超ほど)