鉄道改善案

鉄道改善提案、延伸、新線構想、理想ダイヤ、理想配線図、車両デザイン批評、鉄道と地域、都道府県・市町村改編、交通改善総合

富山県の鉄道改善

2015年03月17日 | 甲信北陸


1.新幹線は高岡駅に接着できなかったのか
 3月14日にいよいよ北陸新幹線が開業した。めでたいことであるが、いくつか問題もある。そのひとつに新高岡駅がある。この駅は高岡駅から1駅隣にあるが、なぜ高岡駅に接着しなかったのか。高岡市は富山県第2の都市であり、重要性が高いはずだ。新高岡駅が城端線と接続するとはいえ、利便性低下が悔やまれる。線型的に高岡駅に接着できない理由はないはずである。
 しかしながらもう造ってしまった新高岡駅を生かすしかないのであれば、高岡駅を完全に高架化、その下を通って万葉線を新高岡駅まで延伸し、高岡市街地と新幹線を直結すべきである。また城端線と氷見線の直通も考えるべきである(現在は構造上できない)。

2.富山地方鉄道本線は部分廃止せよ
 富山地方鉄道本線は富山駅から上市に東進、ここから北上して旧・北陸本線(現在はあいの風とやま鉄道)に並行して魚津に進み、宇奈月温泉に至る。しかしこの並行区間は無駄が多い。上市~魚津を廃止して並行区間をあいの風とやま鉄道へ一本化するとともに、魚津~宇奈月温泉はあいの里富山鉄道に譲渡して旧・北陸本線と一体運用すべきである。

3.あいの風富山鉄道はIRいしかわ鉄道と合併し北國鉄道とせよ
 本ブログで何度も言ってきたことであるが、そもそも並行在来線の第三セクター化自体がおかしい。由緒あるJRの本線が虫食い状に欠落していく現状は目も当てられない。
 しかしながら第三セクター化してしまった以上、まずはあいの風とやま鉄道とIRいしかわ鉄道を合併し、支線である城端線や氷見線、七尾線も含めた「北國鉄道」を設立してして広域輸送の観点から利便性向上を図るべきである。県境が会社境界になってはならないのである。