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file .302 Daryl SPENCER【ダリル・スペンサー】

2012-04-24 | STU
【Big Dee】
Daryl SPENCER

1952年、ニューヨークジャイアンツでデビューを飾ったスペンサー。
53年に118試合に出場、打率.208ながら20本塁打を打ち、
その才能の一旦を見せつけた。
54~55年は兵役に就き、プレーの機会は無かったが
56年に復帰すると、二塁/遊撃をこなしながら
打率.221 14本塁打 42打点をマーク。
57年は遊撃に定着し、打率.249 11本塁打 50打点、
大型内野手として、着実な成長を見せた。

本拠地がサンフランシスコに移動した57年は打率.256 17本塁打 73打点。
主砲ウィリー・メイズに次ぐ、打点/出塁率をマークすると
59年は打率.265 12本塁打 62打点。
ポジションこそ二塁に変わったが、レギュラーの座を確固たるものにした。

60年以降はカージナルス/ドジャース/レッズとチームを転々とし、
64年、日本に渡り、阪急ブレーブスに入団。
65年には打率.311 38本塁打をマークするなど、
7年で打率.275 152本塁打 391打点の活躍を見せた。

内野手/捕手を吹っ飛ばす激しいスライディングで敵を震え上がらせる一方、
190cmの巨体ながら二塁守備を器用にこなし、
対戦チームの投手のクセを熱心に研究し、攻略した。
そういったプレーぶりや姿勢は日本の野球に大きな影響をもたらしたのであった。
サイクルヒットの概念を日本に定着させたのもスペンサーだといわれている。

メジャー通算 1098試合 打率.260 105本塁打 428打点。

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