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file .213 John KRUK【ジョン・クラック】

2007-09-09 | JKL
【フィラデルフィアの人気者】
John KRUK

86年、パドレスでメジャーデビューを果たしたクラック。
1年目、122試合で打率.309を打ち、
その打撃力を見せつけると、
87年は打率.313、20本塁打、91打点とブレークした。
88年、打率.241、
89年も31試合を終えた時点で打率.184と低迷を続けると
シーズン途中でフィリーズへトレード移籍。
発奮したクラックは、移籍後、打率.331、38打点と活躍、
ヒット・マシーンの健在ぶりを示した。

クラックにとって、フィリーズは居心地が良かったのか
以降、安定した数字を残す。
90年、91年と打率.290以上を打つと、
92年に打率.323、10本塁打、70打点の好成績。
93年は、打率.313、14本塁打、85打点、111四球、
チームをワールドシリーズ出場にまで導いた。

ガッチリした..と、いうよりは太った体型に似つかない
柔らかいリストで、右に左に打球を飛ばす。
加えて、選球眼も良く勝負強さも抜群。
一塁と外野をソツなくこなす守備力も持ち合わせ、
ワイルドなチームカラーにピッタリなキャラクターで人気も高かった。

....が、好事魔多し。
94年、シーズン途中、睾丸に癌があるのが分かり手術。
95年は年棒を下げ、
ホワイト・ソックスへFA移籍、
45試合で打率.308と看板通りの活躍を見せるが
この年限りで現役を引退してしまった。

通算100本塁打、打率.300、592打点。

現在はESPNで解説者として活躍。
すっかりおなじみの顔となっている。

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3 コメント

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Unknown (だ。)
2007-09-10 23:42:29
ちょうどMLBを見はじめた頃の選手でパケットに似た好きな選手でした。
睾丸の癌って剛球で有名なミッチ・ウィリアムスの牽制球をとりそこなって股間にあてその検査で見つかったみたいな話でしたよね。癌がみつかったから彼に感謝しているなんて言ってた覚えがあります。
懐かしいなぁ(^^
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クラック! (dwsgs259)
2007-09-13 22:53:12
クラックってとても小柄だったんで
驚いた記憶があります。
ジョー・モーガンと良く似た
”豆タンク”タイプですね。
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クラック (管理人)
2007-09-13 23:14:58
>>だ。さん

こんにちは!!
流石は、MLB歴の長い『だ。』さん、
イカしたエピソードをご存じですね!!

>>dwsgs259さん

...で、奇しくも、その二人、
ESPNでも『同僚』ですね!!!
もっとも、あんまり変わっていないモーガンに比べ、
クラックの方は、
年々膨張しているような感じですが....。
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