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file.044 Jim RICE 【ジム・ライス】

2005-12-23 | PQR
【殿堂入りなるか??】
Jim RICE

2005年、ウェイド・ボッグスと
ライン・サンドバーグが殿堂入りを果たしたが、
2006年も1月に新たな殿堂入り選手が発表される。
元レッド・ソックスのジム・ライスも、
毎年のように有力候補者の中に
名を連ねているが、今だ殿堂入りには到っていない。

71年ドラフト1位でレッド・ソックスに入団したライスは、
75年にレギュラーの座をつかんだ。主なポジションは、レフト。
テッド・ウィリアムスやカール・ヤストレムスキが守った“聖域”である。

正左翼手となった75年は3割20本塁打100打点を打ち、
新人王級の活躍を見せるが、同僚のフレッド・リンにその座は譲った。
リンとライス、本塁打・打点はほとんど互角の数字だったが、
打率で大きく差をつけられたのだ。
このシーズン、骨折のアクシデントさえなければ、
ライスが新人王の栄冠に輝いていたかもしれない。

が、その後、コンスタントに看板通りの活躍をしたのはライスの方だった。
77年、打率.320、39本塁打、114打点
78年には打率.315、46本塁打、139打点と
破壊力満点の数字を残し、シーズンMVPも獲得、
79年も打率.325、39本塁打、130打点をマークし
テッドの後継者として相応しい活躍ぶりを示した。

80~82年はやや破壊力に翳りを見せたが
83年、30にして、再び立ったライスは不死鳥のごとく復活、
86年まで4年連続で100打点をあげるクラッチぶりを披露した。

結局、89年に引退するまで最多安打1回、本塁打王3回、打点王に2回輝き、
通算2452安打、382本塁打、1451打点をマークした。

殿堂入りの資格を得ながら、なかなか票が伸びないライスに対し、
ウエイド・ボッグスは、
「ライスよりも多くの票を得られるとは思わなかった。
彼は当時、最高に恐れられた打者だった」と語った。

ちなみに、ボッグスに“チキン・マン”というニックネームを
つけたのは、他ならぬジム・ライスである。

http://mlb.mlb.com/NASApp/mlb/stats/historical/individual_stats_player.jsp?c_id=mlb&playerID=121140



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは! (べラジオ)
2005-12-26 09:48:27
初めてコメントさせて頂きます。

いつも楽しみにしていたので、久々の更新有難うございます。私は小学校時代、60年代後半から70年代にNYに住んでいた関係で、

大の大リーグファンです。

このブログは、当時の選手の逸話が聞けてとても嬉しいです。今後とも、是非続けて下さいね。応援しています!
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感激です。 (管理人)
2005-12-28 16:34:41
暖かいお言葉、とても感激です。

忙しいと更新も大変ですが

頑張って続けます。



これからも宜しくお願いいたします!!



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