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file.040 Willie STARGELL 【ウィリー・スタージェル】

2005-11-24 | STU
【パップ】
Willie STARGELL

64年パイレーツで21本塁打、78打点をたたき出し
レギュラーに定着したスタージェル、
65年は27本塁打、107打点、
66年は33本塁打、102打点をマーする。
67年、68年は調子を崩し、打撃成績もやや伸び悩むが
69年打率.307、29本塁打、92打点と復活、
当時、脂が乗り切っていた
ロベルト・クレメンテとのコンビでチームを牽引した。

特に71年、スタージェルが
リーグ最多の48本塁打を放ち125打点をたたき出せば
クレメンテも.341の高打率をマーク、
チームの世界一に大いに貢献した。

翌72年、クレメンテが無念の死を遂げると、
スタージェルはチームリーダーとしての自覚に目覚める。
もともと誰からも愛されるキャラクターの持ち主であるスタージェルは
いつしかパップ(親父さん)と慕われ、
ファミリーと呼ばれたパイレーツの精神的支柱となっていた。
73年には44本塁打、119打点を打ち、
71年から3年連続の100打点以上をマークする。
さらに、クレメンテの遺志を継ぐかのように
慈善事業にも積極的に取り組み、
74年にはロベルト・クレメンテ賞を受賞している。

79年、39歳のスタージェルは、
打率.281 32本塁打 打点82という特別凄いわけでもない成績ながら、
そのリーダーシップが評価されMVPを獲得。
さらに同年のプレイオフ、2本塁打でMVPを勝ち取ると
ワールドシリーズでは7戦に決勝打を含む3本塁打を放ち、
ここでもMVPに輝き、
合計3つのMVPを獲得する最高のシーズンを送った。

82年、通算2232安打、475本塁打、1540打点の成績を残し引退。
88年には野球殿堂入りを果たしている。

スタージェルは言う――――――――

人生は列車のようなもの。
時に遅く走ることは予測のうちだが、
脱線だけは困る。

http://mlb.mlb.com/NASApp/mlb/mlb/stats_historical/mlb_player_locator_results.jsp?playerLocator=stargell

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