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file002 Tim McCARVER【ティム・マッカーバー】

2005-07-06 | MNO
【墓と墓の距離は??】
Tim McCARVER

329勝、4136奪三振の
偉大なる左腕スティーブ・カールトンは
親友のマッカーバーとこんな約束を取り交わした。
「2人の墓はバッテリー間の距離(18.44m)に離して隣りに建てよう」

69年のスプリングキャンプ、
カールトンは捕手マッカーバーとともに
『新球スライダー』に磨きをかける。
以後カールトンは大投手の道をあゆむことになる。

マッカーバーの21年のキャリアのうち、
14年はカールトンと同じチームでプレーしている。
特に75-80年のフィリーズ時代には必ず
カールトンの登板試合でマスクを被ったそうだ。

1959年、カージナルスでデビューしたマッカーバーは、
63年に127試合に出場し打率.289、4本塁打、51打点、
正捕手の座を獲得する。
64年は打率.288、9本塁打、52打点をマークし、
ワールドシリーズでも7試合で打率.478と活躍。
チームの世界一に大きく貢献した。

ゆっくりと時間をかけ、
ボブ・ギブソンからも
絶大な信頼を得るに至ったマッカーバーは、
67年、打率.295、14本塁打、69打点の好成績、
攻・守共にチームの勝利に大きく貢献し、
MVP投票では2位につける大活躍。
再びカージナルスの世界一に貢献した。

70年、フィリーズへ移籍。
新天地では、前述の通り、スティーブ・カールトンとの
名コンビを結成。
幾多の名勝負を演出してみせた。

80年、引退。
通算1501安打、645打点。

引退後は、キャスターとして活躍した。

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